『七年很癢』(役柄チェック28)

  • author: driftingclouds
  • 2006年07月10日

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監督・脚本:鄒凱光(マット・チョウ) 製作:馬偉豪(ジョー・マー), 江玉儀
一百年電影有限公司、中國電影集團公司、中國星集團、小馬歌製作室 2004年 香港

結婚7年目の潘致文(劉青雲/ラウ・チンワン)、夫婦仲はすっかり冷め退屈な日々を送っていた。
ある日妻(蒋怡/ココ・チャン)が旅行に出かけた隙に遊びに出かけた潘は、静(應采兒/チェリー・イン)という若い娘と知り合い彼女を口説き落とそうと夢中になる。一方で初恋の相手、張采冰(劉嘉玲/カリーナ・ラウ)とも再会する。
手広く事業をやって成功した彼女と、うだつの上がらない自分を比べて複雑な気持ちの潘。そこへ彼女の若いツバメ(死語w)(安志杰/アンディ・オン)が絡んできて…

若かりし頃の栄光(?)を取り戻そうとジタバタする中年男の可愛らしさを、ラウちんが楽しそうに演じてます。
安志杰とカーリンを巡って対抗意識丸出しで意地の張り合いをする所とか、かと思うと、若い應采兒を必死で口説こうとする所とか、もう可笑しいやら微笑ましいやら。

ちなみに北海道ロケもあります。理由は…たぶんスタッフが北海道に行きたかったから(爆)
温泉はいったり楽しそうです。

ただね、昔と違ってさえない中年になってしまった、という設定だけなら別に結婚7年目の倦怠期である必要はなかったのではないでしょうか?独身とか、あるいはバツイチでもいいけど、結婚している意味があまり無いように思います。
昔を取り戻して奥さんとやり直そうってんじゃなくて、他の人と…ってのがどうも納得いかないんですよね。いくら奥さんの方もあれ…だったとしても。

子供っぽい(役柄)のラウちんと大人の女のカーリン、『恋ブラ(仮)』もですが、カーリンとの相性はやっぱりいいですね。
出来ればコメディ以外でも二人の共演を見たい所です。

何となく、この年の映画は他の作品も昔の栄光を取り戻す…みたいなものがテーマとして流れていたように思います。
やはり前年のSARS騒ぎやレスリー、梅艶芳(アニタ・ムイ)の死が影響しているのでしょうか。

4人がクラブに出かけ、昔を懐かしんで扮装するシーンでのラウちんとカリーナの格好は『グリース』のトラボルタとO・ニュートンジョンのつもりらしいです。はっはっは。
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しかし、続くシーンで昔話になり『あの頃大好きだったスターは近藤真彦、中森明菜…それに張國榮(レスリー・チャン)…』と言うと皆がしんみりしてしまいます…ちょっとこれにはジーンと来てしまいました。

それにしても興味深いのは、日本のアイドルは香港でも人気だった(今でもですが)とは知っていたのですが、80年代アイドルと言えば我々が真っ先に思い出すのはトシちゃん、聖子じゃないでしょうか。しかし、香港の人にとってはマッチと明菜なのですね。そう言えばマッチはアニタと噂になったこともありましたっけ。
これは60年代に日活映画が香港で大量に上映された時代、いちばん人気だったのが裕次郎ではなくて小林旭だった、というのと共通する点があるかも。誰か考察してみてください(自分でやれよ)

そうそう、忘れてはいけません。
この映画ではラウちん、主題歌も自分で歌っております。しかもRAP(爆)
あ〜めがまわるめがまわる。
過去にも『ランチ・ウィズ・チャールズ』で主題歌を歌ってるのですが、そちらはなんと英語の歌です。
歌に関してはチャレンジャーなのか、ラウちん。
しかし、この曲のMV、大々的に撮影した割にはDVDの特典にも入っていません。なぜだ!
以前は公式サイトで見られたのですが、香港映画の常で公開終了とともにそうそうに消滅…orz
撮影風景で雰囲気だけでもお楽しみください。誰かようつべにでも上げてくれんかのう。
ここ

この当時劉青雲夫妻も確か結婚七年目で、この映画みたいなことはないの?なんて良くインタビューで聞かれてました。まあ、あの二人に限ってはそんなこと聞くだけ無駄、な気がしますけど…

あ、そうだ、意外なメガネ姿に弱いと先日書きましたが、この映画でのラウちんのメガネにもかなり萌え…ですた。ほほほ。
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この記事へのコメント

このメガネらうちん、ちょびっと張兆輝に似てる気がします。いやしかし、エクボがたまりませんな。
鄒凱光が監督って分かったときエーッと思いました。

1. Posted by maiko 2006年07月17日 23:16

そうそう、このえくぼは香港映画界でも1、2を争いますね…誰と争ってるのかは知らんけど。

2. Posted by KEI 2006年07月19日 01:36

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