キンキー・ブーツ

  • author: driftingclouds
  • 2006年09月15日

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Kinky Boots
監督:ジュリアン・ジャロルド イギリス=アメリカ 2005年

急死した父親の後を継ぎ4代続く靴工場を受け継いだチャーリー(ジョエル・エドガートン)、だけど工場は倒産寸前。
”What can I do?"が口癖の気弱なチャーリー、しかし、ひょんなことからドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)と知り合い、彼女の悩みからあるアイデアが…

負け犬な主人公が、アッと驚くアイデアで一発逆転、しかも実話を元にした…ということで「フルモンティ」なんかを思い浮かべたりするわけですが。
で、この映画もまあセオリー通りで、それ以上でもそれ以下でもないのですが、なかなか楽しく仕上がっています。

特に、ローラを演じたキウェテル・イジョフォー(しかし、日本人には発音しづらい名前だ…)が良いです。
派手なドレスを着ている時には強気になれるのに、ジーンズ穿いて普通の格好をすると自分に自信が持てなくなってしまう…それは父親との関係に起因しているのですが、その辺りの微妙な雰囲気の違いの出し方が上手いです。
同様に偉大な父親の影から逃れられないチャーリーが、やはり父を乗り越えようと時に弱気になりつつも奮闘する…この映画は二人の”息子”の物語なのだなと思いました。
父と子の相克に重点が置かれているので、ゲイやドラッグクイーンに対する偏見みたいなものはあまり深く掘り下げられることは無いのですが、この場合はそれで良かったのかなと思います。
何度か出て来るステージのシーンはやっぱり楽しいわ。

ただ、何かすべてがほど良くこじんまりとまとまってしまっていて、それはそれで心地よいのですが、何かもう一つ突き抜けたものも欲しかったところ。

なお、話のモデルになったスティーブさんはこんなひと
らしい(ローラは映画の創作)

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