セレブの種

  • author: driftingclouds
  • 2006年10月13日

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She Hate Me
監督:スパイク・リー 2004 アメリカ

製薬会社で働くエリートビジネスマンのジャック(アンソニー・マッキー)はあることから会社の不正を知り、良心に耐えかねてそれを告発、ところがおかげで会社はクビ、預金も凍結されてしまう。
そんな彼の元に、元恋人で今はレズビアンのファティマ(ケリー・ワシントン)が訪ねて来る。
なんと、多額の現金と引き換えに、彼女と恋人アレックス(ダニア・ラミレス)の子供の父親になって欲しいというのだ。
一度は断るジャックだが、生活に困り引き受けることに。
それ以来、評判を聞きつけた女性たちが次々彼の元を訪れ”子作り”を依頼するように…

最近は、商業的な題材を手堅く作っていたスパイク・リーですが、久々に怒ってます。
怒ってる題材は…”エンロン”事件とブッシュ政権。
日本人で、経済なんて全然解らない私みたいなものは、どういう事件と言われると困るのですけど(興味ある人はwikipediaでも見てください)影ではブッシュ政権との癒着が噂され、そのせいか結局うやむやになったらしい。
日本じゃそんな内容と思われると客が入らないので、オサレなコメディのように装ってます(のわりにこの邦題は酷い)けど、ウディ・ハレルソン演じる社長はブッシュを模しているのは明らか。
社員に対する演説なんて、まんまだもの。

ただ〜、それとレズビアン女性への種付けビジネスとの話がなんだか噛み合ってないのよね〜
というか、そっちの話が展開し始めると、会社との話がどっかに行っちゃって見かけどうりの艶笑コメディっぽくなってきます。
それはそれで面白いし、そっちを突き詰めていくだけでもかなり風刺の効いたコメディになったはず。
始めはそっちの話を中心に責任感とか同性愛者差別の問題を扱うつもりだったのが、エンロン事件が起こってついその怒りをぶつけてしまった、って感じ。
後半また唐突に会社との闘いになるんだけど、いくら何でも強引すぎでしょう。
気持ちは解るが、少し落ち着け!(私に言われたくないって?)

冒頭で自殺しちゃう博士の役で『ブリキの太鼓』のオスカル君こと、デヴィッド・ベネットが出ていた!すっかりおじさんになってたけど、背はあんまり伸びてなかったような…(と思ったけど、imdbで調べたら175cmあるんだって。アンソニー・マッキーがデカい/183cmからそう見えたのか)
他にも、エレン・バーキン、モニカ・ベルッチ、ジョン・タトゥーロ始め、豪華なゲストが出てたみたいですが、私、半分も気がついてませんでした。やれやれ…

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映画「セレブの種」

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  • [ 裏側から物申しますが・・・敬称略 ] 2006年10月19日 02:29

この記事へのコメント

こんにちは。
映像配信サイト「X-TV」編集長:雉と申します。
こちらにトラックバックをはらせて頂きました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
http://x-tv.jp/

1. Posted by 雉雅威 2006年10月19日 02:48

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