フラワーズ・オブ・シャンハイ

  • author: driftingclouds
  • 2006年10月20日

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海上花
監督:侯孝賢(ホウ・シャオシェン) 1998年 台湾=日本

シネマヴェーラの侯孝賢映画祭にて。
白状すると、実はこれを見るのは初めてです。
初公開時はもちろん見る気満々だったのだけど、思ったより早く上映が終了してしまい(つまりこけたんですね)その後、ソフトも出ず、上映の機会もあまり無かったので観る機会を失したまま、ここまで来ちゃいました。
先日、スカパーで放映したのは録画してあるのだけど、まだ観てません。ちなみにそれはテレビ用に左右がトリミングされていました。
今回のは日本公開版より5分長いカンヌ上映バージョン(フィルムセンターに侯孝賢が寄贈したもの)だそうですが、そんなわけで違いはわからず。

今まで観なかったのはそれ以外にも、あまり良い評判を聞かなかったから、というのもあるのです。
で、今回も、もしかして寝ちゃうかも…なんて思いながらの鑑賞でした。(大丈夫でした)

そんな風に事前の期待値が低かったというのもあるのかもしれないですが、思ったほどは悪くないな、というのが率直な感想。
何よりも先に『百年恋歌(最好的時光)』の1911年編を観ていた、というのが大きいかもしれません。
この映画でやろうとしていたことが、あの見事な短編に結実したのだと思えば、多少の退屈さも我慢?出来るというもの。

遊郭という現実から離れた場所を漂う男と女には未来は無く、ただ、頽廃した空気の支配する現在があるだけ。
たくさんの想いが、行き違い、すれ違い、時にぶつかりあい、そして行き場を失って停滞する。
世界はアヘンの煙の向こうに幽かに煙って見えない…

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