I'll Call You

  • author: driftingclouds
  • 2006年10月26日

得[門/月]飲茶
監督:林子聡(ラム・ジーチョン) 2006年 映藝娯楽有限公司

これもFocous First Cutsの1本。監督の林子聡は周星馳の映画でおなじみのおデブちゃん。

バーで偶然であった男女、阿文(方力申/アレックス・フォン)とカレン(梁慧嘉/ヴィアン・リョン)。
デートを重ねる二人だが、ワガママなカレンに振り回されっぱなしの阿文。
意を決して二人の関係を問いただすと帰って来た答えは
『ただのいい友達でしょ』だって!が〜ん!
しかし、時が経ってもカレンのことが忘れられない阿文。思いきって連絡してみることに…
再会した二人は意外にも、忌憚なくお互いのことを話し合えるような仲になってることに気がつくのだが…

今どきの男女の恋愛模様をコメディタッチで、でもちょっとほろ苦く描いた作品。
誰でも彼でも最初の作品でそんなに簡単に傑作を作れるはずはないわけですけど、処女作としては上出来の部類でしょう。。
これから経験を積んでくれば期待できそうです。
男子の気持ちはさすがによく描けているのだけど、女子の方が手に余ったのか、ただのワガママ女になってしまっていて魅力があまり感じられないのが残念なところ。
あれが男子から見た香港女子の標準的姿なのかしらん? 
阿文の友達役の陳國坤(ダニー・チャン)と林家棟(ラム・ガートン)は面白い。いい味出してました。
今年は林家棟祭りの年?(笑)
それにしても、どう考えても林雪(ラム・シュー)と元秋(ユン・チウ)の夫婦から方力申みたいな薄い顔の子供が生まれるはず無いと思うんだけど…

そして、あなた!場をさらい過ぎですよ!ゲストなんですから、もっと控えめの方が良かったんじゃないですか〜?

上映後はティーチ・イン。メモはとったもののミミズののたくったような字で自分でも判別がほとんど出来かった…
なので、記憶を頼りに出来るかぎり再現。間違ってたらごめんね〜

Q:監督は俳優業も兼ねているが、もしこの先どちらかを選ばなければいけないとしたら、どちらを選ぶ?

A:大変難しい質問ですが、どちらか一つだということであれば監督を選びたいと思います。
 なぜなら、自分が監督であれば自分自身をキャスティングに加えることが出来ますから。

Q:映画の中で日本語の演歌が流れるが、それを使ったのはどうして?

A:香港でも紅白歌合戦が放送されていて、子供の頃良く見ていました。
僕は森進一さんのこの歌が好きで聴いていたのですが、今回の映画に取り入れたらちょっと変わった雰囲気が生まれるのではと思い、この曲を入れました。

Q:登場人物が食事をしているシーンがとても多いが、何か意図があるのか?

A:香港では男女の付き合いというのはまず一緒に食事をすることから始まるのですが、2.3回食事をしたぐらいでは恋人と思われなくて、高いご飯を何度もおごってからでないと、次の段階に進めないのです。
そういう状況を表現したくて食事のシーンが多くなりました。
また、自分が食いしん坊ですので、食事のシーンは自分も食べながら撮影出来るのが良かったです。

Q:主役の二人を選んだ理由は?

A:二人とも、あまり経験の無い若い俳優なので、自分がどうやって欲しいといえば、素直にその通りに演じてくれます。
僕自身、新人監督なのでそういう俳優さんの方がやりやすかったという面があります。

Q:プロデューサーの劉徳華(アンディ・ラウ)は映画を観てなんと言ってくれたか?
また、長い間一緒に仕事をしている周星馳(チャウ・シンチー)から映画製作についてのアドバイスや影響は?(質問をしたのは香港人の男性)

A:劉徳華は一言、『合格、OK』とだけ。
 周星馳から直接の影響は受けていないが、彼がよく言っていた「どんなものもコメディにすると受け入れられやすくなる」という話。
この映画はある種の悲劇だと言えるが、コメディの形をとることで、みんなに受け入れてもらえるのではないか?

Q:次回作の予定は?また俳優としての仕事は?

A:次回作は今年の年末ぐらいに撮り始める予定。内容はちょっと開かせない。
その作品には自分は出演しない。なぜなら、自分は特異な外見なので自分が出ているとお客さんが来ないのでは、と心配だから。
また、監督と俳優を兼ねるのは精神的に大変で、周星馳がつねに神経を尖らせているのを側で見ているので、出演せず、監督に専念したいと思う。

Q:日本語の歌の歌手として、坂井洋一という人物がクレジットされているが、彼は何者?

A:映画会社のGAGAの社員。直接彼のことは知らなかったが、誰かいないかと思って打診したら快く引き受けてくれた。GAGAでも結構偉い人らしい。(笑)

以上。ここが違う!と思うところがありましたら、ご指摘お願いします。

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