松ヶ根乱射事件

  • author: driftingclouds
  • 2006年11月03日

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監督:山下敦弘 2006年 日本

今回唯一のコンペ作品、日本映画です。

『リンダリンダリンダ』を足がかりにメジャーな世界へ行くのかと思われた山下監督ですが、これはまた以前の世界へ逆戻りしたかのような作品。
そんなんですから、乱射事件は…まあそうきたかという感じ。

閉鎖的で雪深い架空の田舎町を舞台に、ダメダメな人達の繰り広げるぐだぐだな事件と日常。
何かがちょっとずつ歪んでいるのに、それに気がついてないのか、知らんぷりを装っているのか。
訳ありの男女も、湖の底の○○も、父親のわからない子供も、なにもかもが“日常”に押し流されていく。
その重みに耐えかねて発生した狂気さえも、日常に飲み込まれていく恐ろしさ。
監督は登場人物たちを“ちょっと妖怪っぽく”撮ったとの事だけど、いちばん妖怪っぽいのはこういう目で人間を見つめている監督自身じゃないかと思ったり。

上映後、監督とキャストの新井浩文、三浦友和、キム兄による舞台挨拶とティーチイン。
ティーチインは、愚にもつかない質問しか出ない酷いものだったので割愛。
アイスピックはどうなったとか?子供の父親は誰か?とか、んなこと知ったから何だってんだ〜!

そんな私のいちばんの感想は、監督小さっ!(それだけかよ!)

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