ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

  • author: driftingclouds
  • 2007年06月05日

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素顔は結構イケメン。

BORAT: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan
監督:ラリー・チャールズ 2006 アメリカ

く、くだらない………しかも下品、下ネタ多すぎ……ネタがヤバすぎ………でも笑った。
真面目な人にはお勧めしません。

カザフスタンからアメリカ文化を学びに来たTVリポーターのボラットが、ベイウォッチのパメラ・アンダーソンにひとめぼれ、彼女に会う為にNYからカリフォルニアまで車でアメリカを横断する、そこでは様々なアメリカ文化との出会いが…

もちろん、カザフスタンから来たというのは真っ赤な嘘、原案、製作、脚本、主演をつとめるサーシャ・バロン・コーエンはイギリス生まれのユダヤ人。
本人は架空の人物だが、途中で出会う人々は本物のアメリカの一般人である。
ボラットを本物のカザフ人だと思い込んだ(どう見ても怪しいのだが、そこを疑う人がいないのは不思議)彼らが、ボラットのむちゃくちゃな行動に対して、困ったり、引いたり、怒ったりする様子を通じて、アメリカの本音が見えてくるという次第。

しかし、本当にボラットの言動は酷い、ユダヤ人に対する差別的な描写なんて、彼がユダヤ人じゃなければ到底受け入れられなかったのではないか。
他の差別的言動なども、笑いつつも、いいのかな〜とちょっと腰が引けてしまうものばかりである。
酷いんだけど、いわゆるタブーとされているものにあえて立ち向かうことで、良識ぶった人々がぽろっと本音を覗かせてしまうところが面白い。
決して、ただのお下劣映画には終わっていないと思う。
当の本人たちはまさかアメリカで公開されると思わなかったらしく、多数の訴訟を起こされているらしいけど。

でも一番引いたのは、ボラットの行動じゃなくてペン○コ○テ派(恐いので伏せ字)の集会だったけどね。
彼らが今アメリカで一番力を持っている一派なんだよね…ぶるぶる…オソロシや。

日本人がこれを観たからといって、実際のカザフスタンがこんな国だと思う人はいないと思うけど、自国以外の場所に興味がないアメリカ人に見せるのにはちょっと配慮が足りないよね、とは思う。
どうせ誰も知らないんだから、架空の国でも良かったんじゃないの。
カザフスタン政府が抗議するのも無理はないな。

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