ザ・シューター/極大射程

  • author: driftingclouds
  • 2007年06月26日

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Shooter
監督:アントワン・フークア 2007 アメリカ

や〜、すっかりさぼりグセがついちゃってね〜
一度書かなくなるとなかなかモチベーションがあがらないので。。
それに、正直、どうしても書きたいと思う映画もなかったしな…
まあ、ボチボチやっていきますよ。

『このミステリーが凄い!』第1位の作品の映画化、というのが売りの本作ですが、予告編を見た人ならそれとは別のデジャヴに悩まされたはず〜
ん?『ボーン・アイデンティテイ』?って。
もうタダでさえ、マーク・ウォルバーグとジミーちゃんは被るんだから、似たような設定の映画に出ないでくださいよ〜
あ、小説の方は読んでません。

なんというか、社会派な問題を提起しつつ娯楽大作に仕上げるというのが、最近のハリウッドの傾向であるようで、この映画で描かれているのも、いかにもありそうなことで見てて気分が暗くなりました。
というかこれはフィクションだけど、実際にこれに似たようなことをやってる連中が権力を握ってるわけだからね。
というようなことが頭をちらつき、素直に映画を楽しむことが出来なかったですよ。

だって、スワガーに倒されるのは、悪の一味の雑魚(exショッカー)ってわけじゃなくて、何も知らされず犯人逮捕に向かった兵士たちなんじゃないかと思うと、あれだけの人が犠牲になることがどうもすっきりしない。

映画はあくまでもフィクション、暴力的だったり残酷だったりしても、現実との区別がつけられる限り何の問題もないと思っています(だってそうじゃなきゃ『300』絶賛なんて出来んでしょ)が、なんでこの場合、そうやって割り切れなかったんだろ〜ということに悩んでしまいました。

それが気にならなければ、まあまあの作品だとは思います。
もう少し、狙撃手という設定を活かした見せ方に工夫が欲しかったですが。
でも、やっぱりジミーちゃんとかぶるよ!

以下ネタバレ。

わたくしがええ〜っ?と思ったのは、上院議員の戯言を録音してたレコーダーを「こんなものを公表したら、自分の命が危ない」とかいって、あっさりと壊してしまうところ。
わ、なんてことすんだ!って本気でビックリした。今まで主人公でそんな保身に走った奴いないよ!
まああれです、結局はラストの復讐に繋げるためにはそこで奴らに捕まってもらっちゃ困るてことなんでしょうけどね。

たぶん、すっきりしない理由はこのあたりにあるのではと思うのです。
巨悪はかんたんに逃げ切ることが出来る、という“ある意味”真実があまりに現実とリンクしすぎなのかと。

しかも、最終的には悪人どもにはオトシマエをつけさせるにせよ「自分の保身の為に証拠を隠滅した主人公」というイメージはぬぐい去れないわけで。
マーキーマークよ、いいのか?それで。

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