文雀

  • author: driftingclouds
  • 2008年12月06日







監督:杜[王其]峰(ジョニー・トー) 
銀河映像 2007 香港

いよいよ明日から『放・逐』こと『エグザイル/絆』公開。
これが入らなかったら、もうトーさんの映画は映画祭でしか観られなくなってしまうかもしれない…と思って皆さん観に行ってください、お願い!いや、マジで。

さて、その映画祭(フィルメックス)恒例とも言える、トーさんの新作。
最初にこの映画の話を聞いたのはいったいつだったのやら、なんと4年(!)もの撮影期間を費やしたという本作。

いつもつるんで仕事をしているスリの4人組(任達華/サイモン・ヤム、林家棟/ラム・カートン、羅永昌/ロー・ウィンチョン、他1人(や、だって知らない人だし…))に謎の美女(林熙蕾/ケリー・リン)が近づいてきて…

トーさんには珍しく、誰も死なない(笑)映画。
男たちが美女に翻弄されつつ,彼女のために奔走する様は可笑しくて,そして、とても可愛らしい。
悪役であるはずのボス(廬海鵬/ロー・ホイパン)だって、最後には子供のように泣きじゃくってみせたり、ね。

しかし、なんといってもこの映画の主役は香港の街並そのものではなかろうかと思います。
自転車で軽やかに街を走り回り、古いカメラ(Rolleiflex)で街並を写真におさめるヤムヤム。
どんどんと昔ながらの景色が消えてしまっていっている今の香港で、敢えて,そういう風景ばかりを写し取っているかのような映像は、トーさんの香港へのラブレターのように思えます。
回顧趣味というんじゃなく,今そこにあるものを愛おしんでいるかのよう。

まあ、一番記憶に残っているのは羅永昌さんのアレだったりするのですが…(笑)

エンドクレジットの写真、もし写真集が出たら、ぜひとも手に入れたいものです。
あ〜、香港行きたいわぁ。

トラックバックURL

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

『文雀』(2008/ジョニー・トー)

※以下の感想は、日本語字幕無で香港版DVDで鑑賞した際のものです。 映画祭でご覧になったトーさんファンの方も多いでしょうが、ようや??.

  • [ 愛すべき映画たち ] 2009年02月05日 14:08

この記事へのコメント

KEIが仕事するの?

1. Posted by BlogPetのlauchin 2008年12月12日 13:42

お久しぶりです。
香港版DVDでですが、ようやく観ました。
羅永昌さんのアレ、『鐵三角』の林雪並に強烈でしたね。ヒース・レジャーにも負けてないです!
香港には一度も行ったことがありませんが、それでも、トーさんの香港の街並みと、そこに暮らす人々への想いは十分すぎるほど伝わってきました。
TBもさせていただきました。

2. Posted by micchii 2009年02月05日 14:12

>micchiiさん
トーさんのスタッフになることはいろんな試練(笑)が待っているものなのね、と思いました。<羅さん

3. Posted by KEI 2009年03月02日 23:46

この記事にコメントする

名前
メール
URL
  • 情報を記憶:
  • 評価:

ページトップに戻る▲