海角七号 君想う、国境の南

  • author: driftingclouds
  • 2010年01月04日



海角七號
監督:魏徳聖 (ウェイ・ダーション) 2008 台湾

お正月休みは今日まで、ということで観てきました。

台湾では最初それほどでもなかったのだけど口コミが広がって『タイタニック』に次ぐ歴代二位の興行記録となり、「ハイジャオチーハオを観たか?」が挨拶になるほど誰もが観た、と言われる作品ということで結構期待していたのですが……………

う〜ん、思ったほどではなかったかも。

まず、主人公の一人、友子(田中千絵)のキャラクターがどうも好きになれない。
ちょっと仕事が上手くいかないからって、すぐキレてわめいたり暴れたリ。
國語があまり上手ではない、というのはそういう役でもあるし、いいにしても、日本語の台詞になったときの演技にもちょっと問題があるような…

阿嘉(范逸臣/ファン・イーチェン)のほうも、ミュージシャンを志したけど、挫折した、というのが(映画の外で)説明されないとわからないし、別にそれがトラウマになっている風でもなく、ただのやる気の無い若者みたいにしか見えないんだよね。
その辺の屈託が全然描かれてないのでは、最後のシーンも盛り上がらんでしょう。

そもそも、この二人はいったいいつの間に惹かれあうようになったのか全然わかりませんでした。
タイトルにもなっている海角七号宛の手紙も、もっとストーリーと絡むのかと思っていたのに、そういうわけでもないし。
でも、最後の方でアレを映さなかったのは良かったな、上手いな、と思いました。

ただ、これが台湾で大ヒットしたというのはその他の要因があったのでは、と推測します。
それは、バラエティに富んだ脇役の人々。
月琴の演奏にかけては国宝級だと言われているのに、発表の機会も無い茂伯(林宗仁)
客家人の酒のセールスマン、馬拉桑(馬念先)
勤め先の奥さんにかなわぬ恋心を抱く水蛙(夾子小應)
元特殊部隊で今は交通警官の勞馬(民雄)
とにかく地元第一の強引な議員さん(馬如龍)などなど
彼らが地元の言葉(台湾語)でやり取りする様子に、自分や、知人などを重ねあわせて共感したのではないでしょうか。
そこらへんは、言葉のわからない私たちの理解の及ぶところでは無いのかもしれません。

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歌が昔と現代、日本と台湾をつないでいく映画「海角七号 君想う、国境の南」 台北でバンド成功の夢敗れ、台湾最南端の町・恒春に帰ってきた阿嘉(アガ)は郵便配達を始めたが、仕事にも身が入らない。そんなある日、宛先不明の手紙を預かるが、それは60数年前に日本人教師

  • [ 日々の書付 ] 2011年05月12日 18:46

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