スパイダーマン2

  • author: driftingclouds
  • 2004年08月04日

spiderman2

いや、素晴らしいね。
パート2は前作を超えられないというジンクスはたいがいの場合当たっているけれど、これは数少ない例外。
やはり個性の強い監督の場合、1作目は映画会社や一般の観客に遠慮して押さえ気味にした部分が2作目で思う存分発揮されるということみたい。(ex.「バットマン・リターンズ」)

コミックを使いオープニングタイトルで前作のおさらいをしてみせるという、素晴らしいお仕事はやっぱりカイル・クーバーのもの。※

前作は超能力を身につけたピーター君が「大いなる力には大いなる責任が伴う」ことを悟り、スパイダーマンとして生きていくことを選択するまでだったのですが…

ヒーロー稼業のおかげで、生活は苦しいし、落第しそうだし、MJはむにゃむにゃ…だし、何もいいこと無いじゃん!とスパイダーマン廃業を決意したピーター君が、翻意して復活するまでを描いた本作。

何も報われることが無いと思っていた行為、だけどそう思っていたのは自分だけだったんだよ、だってスパイダーマンは「親愛なる隣人」なんだから!

映画中最大の見せ場で明らかになるこの真実。
まさか、スパイダーマンで泣くとは思わなかったよ。

対するDr.オクトパスも、単純な悪役キャラじゃなく、善人が実験の失敗のために機械に精神を支配されてしまうという複雑さを、アルフレッド・モリーナが素晴らしい演技で支えてます。

もちろんアクションシーンも充実してます。
格段に進歩した技術で、爽快感も前作以上だし。

MJがやな女であることは前作と変わりがないけどな。

それからチョコチョコと気になるキャラが登場し(ディラン・ベーカーなんて、あんなちょい役のために彼を使うわけないよな〜)3作目へのつかみはOKってとこでしょうか。

個人的には、NYで見た風景の中をスパイダーマンが飛び回るというのも楽しみでした。
NYの街がもう一つの主役であるということを確認でき、得した気分。

※ カイル・クーパーの過去のお仕事はImaginary Forcesのサイトで。

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