『裏町の聖者(流氓醫生)』役柄チェックその6

  • author: driftingclouds
  • 2004年05月11日

原作は日本のマンガ「Dr.くまひげ」
日本では「不夜城」の監督というのが一番通りがいいであろう、李 志毅(リー・チーガイ)が監督。

下町で診療所をやっている劉文(梁 朝偉トニー・レオン)は自信家で、女には手が早いが人情には篤い。
それにじつは名医でもある。

彼と、彼の周囲の人々、医学生のソー(許志安 アンディ・ホイ)、女子学生メー(梁 詠[王其]ジジ・リョン これがデビュー作。かわいい)、かつてのライバル蘇(杜徳偉 アレックス・トー)、その恋人ジェミー(鍾 麗[糸是]クリスティ・チョン)などなど…をめぐる群像劇。
ストーリーは…いくつかのエピソードの積み重ねなので説明しづらいっつーか出来ないっちゅーか。
まあ、観ればわかります(いいかげん)

青雲の役は恋する乙女……バキッ!!(後ろから蹴られた)じゃなくて、刑事 阿超。
刑事とかいいながら、それらしい仕事はほとんどしないでトニーのもとに入り浸ってる。
なぜかって、トニーの患者でもある娼婦のメイ(童愛玲 アイリーン・タン)に恋しているから。
でもその気持ちをなかなか言い出せなくている姿がいじらしいっていうか、可愛いっていうか。
たいがいの映画で共演者より年上に見えるラウちんですが、この映画だけは年相応(トニーの方が2歳年上)に見えます。

MACK

せっかく彼女の方から話しかけてきたのに(トニーにだけど)トニーがなかなか紹介してくれず、一生懸命アピールしてるとことか、んもう〜、可愛い!(イタタタタ…)

いや、ホントはもっといいシーンがあるんですが、それを書いちゃうとつまんなくなっちゃうからね…

舞台となっている町は貧しくて、決して治安もいいとはいえないはずだけど、李 志毅が描くとユートピアみたいに見える。
医学も及ばず死んでいく患者もいるし、貧困も暴力もあるけれど、みんなが一生懸命にその日を生きていて、幸せそうに見えるんだよなぁ。

とくに何か劇的な展開があるわけじゃないんだけど、なんかいいんのよ〜(この、なんかいいってのは文章にするのが難しいのだ…)
すっごく好きです、これ。
最初レンタルで観て、結局DVD買ってしまいました。

それにしても、日本の映画会社の人間は何だって彼に「不夜城」の監督なんて頼んだんだろう?
そういうジャンルには向かないってことぐらい、映画を観れば解るだろうに。(私の推測、映画は観ていない→香港映画=ノワール→誰でもいいじゃん。て感じか)
アンドリュー・ラウあたりにでも頼んでいれば、それなりの映画に仕上がった気がするんだけど。(でもそれじゃ「古惑仔」だな…)
そういえば、あの映画の歌舞伎町も「ここではないどこか」みたいだったなぁ。

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