片腕刀士(獨臂刀)

  • author: driftingclouds
  • 2004年10月28日

金刀流の使い手チャイ・フォーユンは人柄も立派な人物だが、ある日敵に襲われ命を落としそうになったところを使用人に救われる。身代わりに命を落とした使用人は息子をチャイに託す。
成長した方剛(王羽 ジミー・ウォング)は弟子の中でも一番の使い手になり、ゆくゆくは娘と結婚させ道場の跡継ぎにと師匠は考えるようになる。
しかし、それをねたむ兄弟子とわがまま放題に育った娘は方剛に難癖をつけ、裏の林で争ううちに弾みで娘が方剛の片腕を切り落としてしまう。
瀕死の方剛を救ったのはシュー・ミンという娘、一度は自暴自棄に陥りかけた方剛だが、娘の父の形見の武術書と父の残した折れた刀で独自の剣"獨臂剣"を編み出し、師の命を狙う"腕長悪魔"と対決する…

この作品の大ヒットによりジミーさんは一躍大スターとなり「天皇巨星」とまで言われるようになった、というのも納得の面白さ。
そして、この片腕というモチーフは『片腕ドラゴン』『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』へと受け継がれていくわけですな。

しかしながら、後の作品と比べるとこちらはぐっとシリアス。影のある孤高の剣士といった役柄はかなりカッコいいですね。

「お母さんは言っていたわ、好きになるなら農民がいいと。江湖の男は男らしくてどうしても女はそういう人に惹かれでしまうけど、それでは決して幸せにはなれないのよ」(うろおぼえ)
なんてヒロインの台詞が泣かせますが、止める彼女に背を向けて「ここで師匠たちを見殺しにしたら、一生後悔する」と死地へ向かうジミーさんをやっぱりかっこい〜と思ってしまうんだよねぇ。

それにしても敵が師の金刀を封じるために作った道具:ハサミみたいなもので刀を挟み空いたところをもう片方の手に持った刀で刺すって、かなり卑怯かつセコい手だよなぁ、それで勝ってもあまり自慢にはならないんじゃ…?

あと、2作品を通じての感想:

ジミーさん、目張りがすごっ!

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  • [ 観映網 ] 2004年10月31日 10:19

この記事へのコメント

前月ケーブルテレビで観た「ロイヤル・トランプ」「ロイヤル・トランプ2」にも、「片腕」はしっかりと受け継がれておりました。

1. Posted by KIKI 2004年11月02日 23:35

「ロイヤルトランプ」にそんな場面ありましたっけ?
だいぶ前に見たのでうろ覚えです。観直してみようかな。

2. Posted by KEI 2004年11月04日 00:19

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