真珠の耳飾りの少女

  • author: driftingclouds
  • 2004年06月13日



フェルメールというと、メーヘレンの贋作事件が真っ先に思い浮かんできちゃう罰当たりなわたくし。

そのフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」からインスパイアされて、画家と、その寵を競う女たちの姿を描いたのが本作。

画家の周りにいるのは女ばかり、妻、姑、たくさんの子供たち…、そこへ無学な召使いの娘グリート(父親は絵つきタイルの職人だったらしいことが示される)がやってくる、画家とグリートは同じものを見る眼を持っていることを発見し、心の奥底で共鳴しあうのだが…

実を言うと私、スカーレット・ヨハンソンがいささか苦手です、いつも唇半開きの姿勢の悪いお姉ちゃんとしか思えなくて…
しかし、各所から絶賛されているこの映画を見れば彼女の魅力の一端でも解るに違いないと思ったんですけどねえ。
やっぱり、よくわかりませんでした…

二人は実際に結ばれることはないんだけど、それよりももっと深いところで結びついている同士として描かれていると思います。
しかし、妻や娘はそれを理解せず、というよりかえってそれに危険なものを感じ、排除しようとする。
ならば、その関係にもっと緊張感があっても良かったように思うのですが。

フェルメールの絵そのままの構図とか、光の加減とかの映像には感心したのですが、内に秘めた情熱とか官能などはあまり感じられず…
思ったより陰影の少ない映画でした。

それによく考えたら、私、フェルメールの絵って別に好きじゃないんだった…

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