2016年07月

昨日アップした、片目の先天性眼瞼下垂を筋膜吊り上げで手術した症例の術前術後画像の解説です。

昨日アップした、片目の先天性眼瞼下垂を筋膜吊り上げで手術した症例の術前術後画像の解説です。








手術前です。






6ヶ月後です。



6ヶ月後の目を閉じた状態です。




症例コメント

20代男性の患者様で、右目の先天性眼瞼下垂の手術治療目的で来院されました。

診察させていただいたところ、左目は普通にまぶたの開きが良く、奥二重のラインもあったのですが、右目は生まれつきの先天性眼瞼下垂で、挙筋機能(まぶたを開ける筋肉の力)はほぼ0でした。

挙筋機能がほぼ0であるため、通常の挙筋前転術や挙筋短縮術は適応にならず、筋膜吊り上げ手術をすることになりました。

全身麻酔では正確なまぶたの開き具合を調節できないため、手術は局所麻酔下に行いました。

左側の側頭部の有髪部を数㎝切開し、側頭筋膜を採取しました。

左目の奥二重のラインと同じ位置で右目のまぶたを切開し、眉毛の上縁も切開しました。

2つの切開線の間をトンネル状に剥離し、採取した側頭筋膜を、上端は前頭筋と真皮に、下端は瞼板に縫合し、まぶたが開くように吊り上げました。

術後は程よくまぶたが開くようになり、やや健側の左側より開きは悪いものの、術前に比べて、かなり左右対称に近づきました。

先天性眼瞼下垂を手術で開けると、吊り上げた分、まぶたが閉じづらくなり、目を閉じた状態で白目が少し見えたり、下を向いたときにまぶたが下に下がりきらず左右差が生じるリトラグ現象が起こります。

この患者様は、先天性下垂で、挙筋機能がほぼ0であり、対側のまぶたの開きが良いため、対側と同じくらいまぶたを開けてしまうと、目を閉じたとき、かなりの白目が出てしまうことになるので、生活に支障がない範囲内で白目がでる程度でまぶたを開けるようにしました。

その結果、まぶたを閉じた状態で、わずかに閉じきらず、少し白目が出る程度になりました。


■この施術の料金とリスク・副作用・合併症について

<料金>
眼瞼下垂(がんけんかすい)
片目(通常の手術の場合)¥350,000/両目(通常の手術の場合)¥700,000/片目(筋膜移植の場合)¥550,000/両目(筋膜移植の場合)¥900,000【東京 、横浜 、名古屋 、大阪】
(消費税抜)

<リスク・副作用・合併症>
眼瞼下垂(がんけんかすい)
まぶたの強い腫れ(術後/個人差があります)内出血(術後)仕上がりの左右差(片目ずつ手術をする場合)不自然な二重(無理に二重の幅を広げた場合)

※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。料金、副作用、対応できるクリニックなどは2018年6月1日時点のもので、変更になる可能性があります。ご相談前に高須クリニックホームページ(https://www.takasu.co.jp/)でご確認ください。

片目の先天性眼瞼下垂を筋膜吊り上げで手術した症例の経過画像です。

片目の先天性眼瞼下垂を筋膜吊り上げで手術した症例の経過画像です。






手術前です。
右目の先天性眼瞼下垂症です。
側頭筋膜で吊り上げ手術をすることになりました。




手術直後です。
眉毛の上縁と新しく作る二重のラインに沿って皮膚を切開し、その間にトンネルを作り、筋膜で吊り上げました。
局所麻酔注射などの影響で腫れていますが、腫れは必ず引くので心配ありません。





手術直後の目を閉じた状態です。
右目は完全に閉じない状態になっています。





手術直後の筋膜採取部位の状態です。
縫合してあります。





1週間後です。
抜糸をしました。




1週間後の目を閉じた状態です。
手術直後に比べると目が閉じるようになっていますが、完全には閉じない状態です。





6ヶ月後です。
ほぼ完全に腫れは引き、完成です。





6ヶ月後の目を閉じた状態です。
完全には閉じない状態です。
わずかに白目が出ています。




6ヶ月後の筋膜採取部位の状態です。
傷跡はほとんどわかりません。





この症例の詳しい解説はまた今度書くので、この症例の関する質問をコメント欄でするのはそれまでお待ちくださいね。


■この施術の料金とリスク・副作用・合併症について

<料金>
眼瞼下垂(がんけんかすい)
片目(通常の手術の場合)¥350,000/両目(通常の手術の場合)¥700,000/片目(筋膜移植の場合)¥550,000/両目(筋膜移植の場合)¥900,000【東京 、横浜 、名古屋 、大阪】
(消費税抜)

<リスク・副作用・合併症>
眼瞼下垂(がんけんかすい)
まぶたの強い腫れ(術後/個人差があります)内出血(術後)仕上がりの左右差(片目ずつ手術をする場合)不自然な二重(無理に二重の幅を広げた場合)

※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。料金、副作用、対応できるクリニックなどは2018年6月1日時点のもので、変更になる可能性があります。ご相談前に高須クリニックホームページ(https://www.takasu.co.jp/)でご確認ください。

昨日アップした、二重まぶた埋没法で幅が広めの末広型二重を作った症例写真の術前術後画像の解説です。

昨日アップした、二重まぶた埋没法で幅が広めの末広型二重を作った症例写真の術前術後画像の解説です。







手術前です。







3ヶ月後です。








症例コメント

20代女性の患者様で、二重まぶた手術希望で来院されました。

診察させていただいたところ、ほぼ奥二重の状態だったのですが、アイプチやアイテープを常用しているためか、左目は浅くて弱い二重のラインがなんとなくある状態でした。

患者様は、幅が広めの末広型二重を希望されており、まずは切開法ではなく、埋没法で希望されていました。

幅が広めの末広型二重を作るため、蒙古襞の中に目頭側の二重のラインが入るようにデザインし、その範囲内で出来る限り幅が広くなるように、埋没法で二重のラインを作りました(あと少しでも二重の幅を広げると平行型になってしまいます)。

術後はご希望通りの幅が広めの末広型二重になりました。

元々あった奥二重のラインよりもだいぶ二重の幅を広げたため、奥二重のラインは完全には消えず、目尻側は埋没法で作った二重のラインの下に奥二重のラインが残り、ラインが二又になりました。

全切開法で行えば、新たに作る二重のラインの下の元々のラインをだいぶ消すことができるため、二又になったり三重になることはほとんどありません。


■この施術の料金とリスク・副作用・合併症について

<料金>
二重まぶた・埋没法
片目 ¥50,000/両目 ¥90,000【全院】
(消費税抜)
二重まぶた・埋没法(二針固定)
片目¥90,000/両目¥170,000【東京 、横浜 、名古屋 、大阪】
(消費税抜)

<リスク・副作用・合併症>
二重まぶた・埋没法
内出血(術後)仕上がりの左右差(片目ずつ手術をする場合)

※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。料金、副作用、対応できるクリニックなどは2018年6月1日時点のもので、変更になる可能性があります。ご相談前に高須クリニックホームページ(https://www.takasu.co.jp/)でご確認ください。

二重まぶた埋没法で幅が広めの末広型二重を作った症例写真の腫れが引いていく経過画像です。

二重まぶた埋没法で幅が広めの末広型二重を作った症例写真の腫れが引いていく経過画像です。








手術前です。
埋没法で幅が広めの末広型二重を作ることになりました。






手術直後です。
局所麻酔注射の影響もあり、腫れているので、予定より二重の幅が広くなっています。



手術直後の目を閉じた状態です。
針穴が少し窪んでいますが、必ず平らになるので心配ありません。





5日後です。
だいぶ腫れは引いて落ち着きましたが、まだ腫れはあります。




5日後の目を閉じた状態です。
ほぼ平らになっています。






3週間後です。
かなり腫れは引きましたが、まだわずかな腫れはあります。





3週間後の目を閉じた状態です。
完全に平らになっています。






3ヶ月後です。
ほぼ完全に腫れは引き、完成です。





3ヶ月後の目を閉じた状態です。
跡はわかりません。





この症例写真の詳しい解説はまた今度書くので、この症例に関する質問をコメントでするのはそれまでお待ちくださいね。


■この施術の料金とリスク・副作用・合併症について

<料金>
二重まぶた・埋没法
片目 ¥50,000/両目 ¥90,000【全院】
(消費税抜)
二重まぶた・埋没法(二針固定)
片目¥90,000/両目¥170,000【東京 、横浜 、名古屋 、大阪】
(消費税抜)

<リスク・副作用・合併症>
二重まぶた・埋没法
内出血(術後)仕上がりの左右差(片目ずつ手術をする場合)

※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。料金、副作用、対応できるクリニックなどは2018年6月1日時点のもので、変更になる可能性があります。ご相談前に高須クリニックホームページ(https://www.takasu.co.jp/)でご確認ください。

お腹のたるみ取り手術(腹部リダクション)の術前術後画像の解説です。

術前。
前

前 (2)

前 (3)




術前のデザイン。
新しい画像

新しい画像 (2)





6ヶ月後。
6カ月後

6カ月後 (2)

6カ月後 (3)




症例コメント

30代後半女性の患者様で、お腹の脂肪と皮膚のたるみと妊娠線、皮膚割れを改善したいというご要望で来院されました。

診察させていただいたところ、お腹回り全体にたくさん皮下脂肪がついており、へそ回りの皮膚が大量にたるんでいました。

へそ回りの余っている皮膚には妊娠線、皮膚割れがしっかりと刻まれていました。

患者様のご希望は、「お腹の脂肪をとって、皮膚のたるみをスッキリさせて、妊娠線もとりたい」というご要望でした。

それら全てを改善するにはお腹のたるみ取り手術腹部リダクションしかないため、その手術の説明をさせていただいたところ、納得され、手術をすることになりました。

全身麻酔下に、上腹部、下腹部、ウエスト、わき腹の脂肪吸引をし、へそ回りの妊娠線が刻まれている皮膚を中心に皮膚切除し、新たにへそを形成しました。

術後はお腹前面のへそ下に3/5周程度の細い1本の傷跡が残りましたが、たるみがとれてスッキリしました。

この患者様のように、お腹の脂肪がついているだけではなく、皮膚が大量にたるんでおり、妊娠線や皮膚割れもある場合、脂肪吸引だけをすると、脂肪の量は減りますが、皮膚は余計にたるんでしまい、妊娠線や皮膚割れを改善させることもできません。

全てを改善するには腹部リダクション手術しかありませんが、必ず傷跡は残るし、年月が経っても傷跡が完全に消えることはありません。

傷跡が残っても良いので、たるみや妊娠線、皮膚割れをとってスッキリさせたいという人にご検討いただきたい手術です。


■この施術の料金とリスク・副作用・合併症について

<料金>
腹リダクション(お腹のたるみ取り)
¥1,600,000【東京 、横浜 、名古屋 、大阪】
(消費税抜)

<リスク・副作用・合併症>
腹リダクション(お腹のたるみ取り)
手術後に処方する抗生剤や痛みどめによるアレルギー症状

※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。料金、副作用、対応できるクリニックなどは2018年6月1日時点のもので、変更になる可能性があります。ご相談前に高須クリニックホームページ(https://www.takasu.co.jp/)でご確認ください。
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