今日は、「愛嬌」と「応援される人」について
思うことを書かせて頂きます。



まずは、この文章を。。。
人材紹介会社で働くアラサー方のブログと、
その社長さんのコメント
です。

これだけでもすっごく勉強になるので、
読んでいただく価値があります。


愛嬌も可愛げもないならどこで勝負しよう?


====================================================
同世代の起業家や社会で突き抜けた結果を出している人たちを見ていると、彼らの多くは、圧倒的に「人の懐にスッと入っていく技術」に長けているなぁと思う。
「愛嬌」が群を抜いていると言ってもいい。

彼らはいつでもチャーミングで周りの人を笑顔にし、自然と心を開かせる。
愛嬌のあるコミュニケーションをとることができる人には多くの協力者が集まり、結果、物事がすごいスピードで進んでいく。
=====================================================


たしかにそう。
んで、


===================================================
しかし、この「可愛げ」を一朝一夕で身につけるのは容易ではない。
「自分には『可愛げ』があるから大丈夫だ!」と自信を持って言える人はそう多くないだろう。

なぜなら、愛嬌や可愛げは、ある種の天賦の才だからだ。
キラキラと輝いている(ように僕らからは見える)人たちの愛嬌や可愛げは、まさに天から授かったものであるように思えて仕方ない。いくら自分が頑張っても、彼らと同じようにはなれないと思ってしまう。

しかし、そんな僕たちに、谷沢は次のような言葉をかけてくれる。


可愛げそのものは自作自演できなくても、その一段下のところを目指すことは可能である。
可愛げの次に人から好まれる素質、それは、律気、である。秀吉は可愛げ、家康は律気、それをもって天下の人心を収攬した。律気なら努めて達しうるであろう。律気を磨き上げればほとんど可愛げに近づくのである。
===================================================

なるほどなぁ。。。
と、筆者の彼は頑張っているそうです。


で、筆者さんに対する社長さんの言葉が、
==============================================
ウチの会社でで活躍してくれている○○の久々ブログ。
ホント良いこと書くなー(彼の文章は嫌みがなく知性に富んでいるから好き!)

人間は社会で生活する生物だし、そもそも事業も自分以外の誰かと運営し、自分以外の誰かに価値提供をする物であることを考えると

社内外はもちろん、社会のより多くの人から「応援される/慕われる」という【愛嬌・律儀】は、ビジネスにおける必須の要素なんだと思う。

子供の頃から勉強が得意で勝ち上がってきたタイプは「結局は点数を取った方が勝つ」とか「自分の方が点数が高いから優秀だ」と、無意識に【点数(テストや営業成績など分かり易い指標)で優劣や序列をつける癖】があると思う。

俺の方が営業成績が良いから・・・
私の方がテストの点数が良いから・・・
自分の方が過去に大きな実績を出しているから・・・

でも、こうした【すぐに相手を押さえこむ人(序列をつけたがる人)】は、実際にはウザいだけで誰にも慕われない。

人間は感情で動く生き物である以上、ビジネスで成果を出す人は結局のところ【応援される人】だと思う。

上司であれば部下から応援される人。社長であればまずは社内(役員・社員)から応援され、そして顧客/社会からも応援される人。プレイヤーであれば顧客にも社内のメンバーにも応援される人。

詰まるところ、人間としての魅力・人柄を磨く事に他ならない

===============================================
だそうです。
その通りだと思います。


「人に勝ちたい欲求」ばかりの人が、
大人(特に30代)になってから頭打ちになって公私共に全く伸びなくなる
(社会から自分の居場所を失っていきHAPPYじゃなくなる)のは、まさに、そこ。

これだけでもすっごく勉強になるので、
読んでいただく価値があります。




が、僕も思うことがあるので書かせて下さい。

お読みいただきたいのは、
「愛嬌でいままでうまくやってきたが年を食って頭打ちになってきた人」
です。


結論から僕の持論を書くと、

【お伝えさせて頂きたいこと】
・「愛嬌」の才能と努力で今までうまくやってきた人も、
30歳過ぎたら、「優しさ」を持った律義者に変わらねば、応援されなくなります。
徐々に社会から居場所がなくなり、仕事もプライベートも下り坂になる。

・他人のことを思いやり、人助けの行動できる優しい人になろう。

・上記の思いやりと人助けを実践するために
スケジュールに余裕を持ち、他人の立場、状況に関して深く思慮を巡らせ、即対応できる余裕を持とう




【その背景】
・愛嬌は残念ながら加齢とともに劣化する

・愛嬌>律儀 は、30過ぎると 愛嬌<律儀 にvalueが逆転する

・律儀は、スキルではなく「利他の優しさ」のスタンスからも自然と生まれるもの

・時間は有限である。



僕は、ハタチから雀荘の店員3年→経営者向け法人営業とキャリアアドバイザー3年→留学事業の責任者3年→BARのマスター6年

と、人接する仕事 1本で15年生きてきました。
いずれも愛嬌が大切な仕事で、実際、かなりあるほうで20代の頃はほぼ、
「愛嬌だけで飯を食ってきた」といっても過言ではありませんw


「愛嬌」は天賦の才と思われがちですが、僕の場合は違います。
これは小学校学年の時に、両親の仕事でアメリカの現地校に通っており、
「言葉が話せない」というハンデを負う生活を3年過ごしたからだと思います。

それは、またいつかの機会に書きます。


話を戻しましょう。

そんな僕も、「愛嬌」のおかげで、人に恵まれ、
営業系の仕事、MGTの仕事で10年以上生計を立ててきましたが、
30歳を過ぎたあたりで、このまま「愛嬌」に頼って人に甘えているばかりではマズい(将来詰む)
ということに気付きました。



なぜなら、


「愛嬌」は加齢と共に劣化する


からです。
正確に言うと、自分よりも、もっと愛嬌のある、カワイイ20代の若手がたくさん現れます。
「オッサン」「オバサン」が若者に「愛嬌」で勝てるないんですよww



僕が独立した時は、2010年。29歳でした。
独立する人も、今ほど多くなかった。

元大企業出身者が、ベンチャー役員の名刺も捨て、5年の準備期間を経て、無一文で池袋の路地裏でBARを始め、年収200万円で生活しながら昼夜問わず頑張っている。

そりゃ、誰がやったって応援して頂けますよ(笑)
「挑戦する若者」はカワイイし、応援したくなるものです。




女性なら25、6歳、男性なら28,9歳くらいが、
「愛嬌」だけで仕事もプライベートともにうまくいく、「応援してもらえる」
ピークの年齢だと思います。

「ありがとうございます!がんばります!」
だけで、応援してもらえるし、モテるし、受注できるし、お金貰えます。

野球のピッチャーに例えると、この年齢の時は、
何も考えずに球速155km/h のストレートをストライクゾーンに放り込むだけで通用するんです。

が、誰であろうと、それは、年々確実に劣化していきます。
年を食うと、可愛げ、なくなるから(笑)
1歳で1km/h ずつ球速が落ちていくイメージです。

僕はも29歳で独立したての時は155km/h くらい投げていたと思います。
本当にたくさんの方に応援していただき、ここまでやってこれました。
今は36歳ですから148km/h。

45歳になったらさらに球速が低下して139km/h
これは、もはや並以下のピッチャーです。
通用しなくなる(実業界に居場所がなくなる)でしょう。


速球派(愛嬌のある人)って、かなり高い確率で人付き合いが「雑」です。
なぜなら、今までの人生、愛嬌で許されてきてしまっているから、
それでやってこれちゃった。


でも、30歳を過ぎて球速150km/h を切ったら、
そろそろ、違和感を感じて、選手生命を伸ばすための次の手を打たないと。
まだ、失業はしないし、ほとんどの人は気づかないけども、確実に「愛嬌」峠を越えています。


145km切ったら(最強の旬の時期から10年経過して30代半ばを超えたら)
もー、雑に速球を放り込むだけでは通用しません。
あれ??なんか応援してくれる人が減ったな?と思った時には、
選手生命の終わり。たぶんもう手遅れです。



そこで、



・愛嬌>律儀 は、30過ぎると 愛嬌<律儀 にvalueが逆転する


です。
「律儀」に丁寧な人付き合いをしている人の方が、
人から信頼され、仕事も多くなります。


僕と同年代や少し下で、いまだにピッチングスタイルが変わらずに投げ続けている人
(20代の頃と同じ、愛嬌に頼った営業スタイル、雑な人付き合い、自分勝手な仕事の進め方のまま、進歩していない人)
を見ると、とても心配になります。

ましてや、30代になると、異業界への転職は非常に厳しくなってきます。
転職するときは、同業内で仕事を探すことになりますから、
仁義に反する仕事のやり方、退職のしかたをすると、
働き口が本当になくなっていきます。

だいじょうぶか〜







さて、じゃあ、どうするのか?
の話に移りましょう。



抜粋元の、若手さんの文章では、
「愛嬌」がないから、「律儀」で勝負。
挨拶のメールや、基本行動を徹底することで、信頼していただく


とありますが、最初はそれでよいと思います。
すごく良いことです。


が、それをやっているうちに、業務の幅やお取引先の数が増えてくると、いつか気付くのです。
一日が、「お礼メール」と、「ご挨拶アポ」だけで終わり、何の生産活動も出来ていないと(笑)
そうなると、当然、食えません。


たとえば、僕のBARには、毎月、述べ700人ものお客様がご来店します。
700件お礼メール打ってたら、営業時間中の接客対応すらできません。
お客様全員に対して、もちろん、感謝のキモチはあります。
でも、物理的に無理。
その時に、「どうするか?」


僕なりに試行錯誤をしてきて出した一つの答えですが、
「相手が最も助けを求めているとき」にアンテナを張ります。
アンテナに反応した時にだけ、素早く、必要に応じて全力で対応する。

このアンテナの感度、センスを向上するためには、
とにもかくにも、「心の優しさ」を大切にすることだと思います。


「自分が信頼される(自分が得をする)ために律儀に連絡をする」
という利己が原点の行動ではなく、

「困っている人がいたら、助けになりたい」
という利他の心、他者への純粋な貢献欲求が原点であれば、
誰かからの「困った!助けて!」というサインに、気付きやすくなります。





【ニーズへの対応】
「困った時の連絡」にいかに迅速に、適切に対応できるか。
→時間の余裕を持つ。
スケジュールをパンパン埋めず、メールの即レス、
2,3日日の以内のアポ調整も即対応できるようにしておく。
超困っている人、速度の必要な案件が入った時に瞬発力が発揮できます。

【ニーズの先読み】
「困っているであろう」タイミングでいかにこちら側からご連絡ができるか?
→心の余裕を持つ
「あの人は今、仕事うまくいってるかなぁ。。シアワセかなぁ?」
と、日常的に他人(友人たち)の状況を、空想し、案じるのは、
自分に心の余裕がなければできません。