November 23, 2009
クランクスターMR/セビル
に限った話じゃありませんが、今日紹介するセビルのクランクは、
もし気になってるんだったら間違いなく買っておいた方がいいル
アーの筆頭でしょう。
というわけで今日のゲストは、セビルのマイナー系クランクベイト、クランクスターMRです。
ですが、現地でも15ドル+TAXというイイ値段だったのでちょいと
手が出ずにいました。
ところが! なんとコイツったら日本では実売1,200円前後で売ら
れてるんですよ! 円高とはいえアメリカで買うよりも安いなんて超シビれます!
同じインポーターの立場から、その価格設定に感動しちゃいました。 ムムム… 勉強になります。
その他のルアー達は個性的なルックスゆえ手を出すには躊躇してしまうん
ですが、のんだくれ的にはかなりイイ線いってると思います。
というよりも、バスしかやらないヒトにとってはキワモノ系にしか映らない
でしょうけど、元々バスってのはセビルが獲りたいサカナのうちのほんの一部でしかないですからね。
バスだけにフォーカスせずに個性を盛り込んでいるという意味ではかなり優秀なルアーではないかと。
リップ。 一瞬、同じ様なコンセプトの国産ルアーがあったような…
という思いが頭をよぎりましたが、セビル社長のデイヴィッドによると
コイツは超ロングキャストのためのデザインだそうな。
横風はもちろん、ルアー自体がまっすぐに飛ぶように空力処理を突き詰めたらこのデザインになった
とのこと。 実際に使ってみると、クランクベイトにありがちな失速や変化球的な弾道になることも
なく、思ったところにまっすぐ飛びました。
リップのエッジがちょっとだけ張り出してるのも障害物回避に一役買ってるらしいです。
ラインアイからボディへは屈強なワイヤーが貫通してるので耐久性は
全く問題なし。 のんだくれのファイバリットパターンでもある
護岸ガンガン当て平行リトリーブでも何ら問題はなかったので、設計者
の意図するところは充分に実現できてるんじゃないでしょうか。
こーゆーのは今までありそうで無かったですよね。
なんつーか、おねーちゃんがベッドの上でしなを作ってるような妙な
色気がありますね… って誰もそんなこと思わねーよ!
でっぷりとしたボディラインなので、そのアクションは手応えブリブリの水押し泳ぎかと思いきや、意外
にもかなりタイトなバイブレーション系。 多分リップの根元が水を逃がしてるんでしょうね。
そのルックスとは裏腹の大人しい泳ぎに最初は、アララ… やっちゃった… なんて思ったんですが、
何度か投げてるうちにわざわざそういう味付けにしてるんだという事に気付きました。
つまりコイツは横風にも影響されないスカッドミサイル級の飛距離でポイントへ入れたら、あとはジャカ
ジャカ巻いてひたすらバスを探すというサーチベイトだったんです。
その証拠にコイツの早巻きへの順応性はかなーり高いんです。 ちゃんとトゥルーチューンさえされ
てれば、どんなハイギアのリールをもってしてもコイツの泳ぎを崩すことは出来んでしょう。
まあ早く巻けるのがイイかどうかは別として、スピードトラップの飛距離とアキュラシー性能に不満を
持ってる人は使ってみる価値ありですね。
あ、ちなみにウェイトは重心移動で、スーパースプーク並みのラウドラトルが入ってます。
オーナー製の太軸ブラックニコー。
画像じゃ分かりにくいんですが、エイト
リングのワイヤー径は国産ルアーでは
考えられない太さです。 デカいの釣る気マンマンってヤつですね。
ただでさえ特異な形状のセビルルアーですが、それだけでは飽き足りず、目、背中、ハラと考えられる
ところ全てに自己主張を盛り込んでくれてます。 こーゆーのはのんだくれ的にポイント高いっスよ。
ちなみにネームの最後に付いてるFTってのはフローティングを意味してます。
勘のイイ方はもうお分かりだと思いますが、コイツにはSK、つまりシンキング版も存在するんです。
その事からもコイツは止めて使うルアーじゃないってのが分かりますよね。
少しの勇気を必要とするルアーですが、
あらゆるシチュエーションで使えますよ
的なオールマイティ系ではなく、限られ
た状況において威力を発揮するってヤツもボックスに忍ばせておきたいですよね。
ビッグランサッカー/ラブルルーザー
唯一の振動疑似餌、その名もランサッカー。
多分ラブルの中でも1、2位を争う不人気ルアーです。
クランクベイトは人気あるんですが、このリップレスはどーも
購買意欲が湧かないというか、イマイチなんですよね。
しかもムリヤリな感じが前面に出てるのでちょっと痛いっす。
といって、バイブレーションプラグにこの造形はちょっとやり
過ぎですよね。
それともクランクに始まりポッパー、ペンシルなどなど、一通り
の造形をやり尽くしてしまったので、もう最初から分かってて造形ありきの仕事をしたんでしょうか?
…なーんてホザいてますが、ヲタにはこーゆー無理やり感がタマらんのです。(笑)
そーなんです、コイツは2オンスの超ヘビー級ボディの持ち主。
タダでさえインパクトのあるボディなのに、ボディがオリザラ
よりもデカいとなれば、頬ずりのひとつでもくれてやりたくなる
ってもんです。 ソルト用に発売されたと思うんですが、現存するタマ数が少ないことから
売れ行きが芳しくなかったのは間違いない事実でしょう。
継いだ、この特異なカップが更に引き立ててます。
ところで実際のトコ、このヘッド形状にはどんな効果があるんで
しょうか? ラブルルーザー的には色々と言いたいこともある
でしょうが、実際には釣り人の単なる思い込みとしか思えないんですが…
あ! そういえばその思い込みが一番重要なポイントでしたね。 しつれーしました。
れてます。 プラの素材が、最近のモノにはない昔の千歳飴の
ような質感を持ってるので、撫でてると七五三参りの頃にトリップ
しちゃいそうです。 目の下あたりに大きなウェイトが仕込まれ
てますが、固定されてるのでいわゆるジャラジャラサウンドではなく、控え目なコトコト音が得意科目。
スプリットリングのヘヴィデューティさ
も注目ポイント。
ラブルルーザーは一体どんなサカナ
を狙う為にコイツを世に解き放ったんでしょうか。
匹敵する存在感ですが、実はコイツ、
まだ投げた事もないんです。(汗)
多分予想通りの動きをしてくれる
と思うんですが、スペアが手に入らん事を思うと怖くて投げられません。
どなたかコイツで釣ったことある方、いらっしゃいます?
November 21, 2009
ジャンピンミノー/レーベル
かと思われがちですが、決してそんなことはありません。
オールドよりも現行の方がずっと良いルアーも沢山ありま
すからね。
でも中には 『 やっぱオールドじゃないと… 』 というルアーも確かにあるんです。
それがこのレーベル、ジャンピンミノー兄貴サイズ。
と書いた記憶があるんですが、とあるキッカケでこのオールド
を使ってみたらいきなり目ウロコ状態に陥りました。
浮き角にはじまり、アクション、ラトル音、水絡みなどなど、
現行品とは全く違うんです。 名前こそ同じジャンピンミノーですが、性能は全くの別物。
何をどうしたらこんなに変身できるんでしょうか? ってなぐらいの変貌ぶりです。
これがあるからルアーってわからんのですよねー。
静止状態から軽くロッドをアオると、バブルのトンネルを作
って鋭くダイブします。 現行モデルがスケーティング系
の味付けになってるのに対し、コイツはダイビングアクション
を厳しく躾けられた感じ。 又、現行モデルとは明らかに違う、カツーン! という力強い
ラトルのヒット音でこっちのモチベーションも上がるので、使ってて楽しいんです。
なんつーか、これで釣りたい!と思わせてくれるルアーです。
対し、こちらは昔ながらのギザギザ仕様です。
使い込んで塗装がハゲるとそれはそれはキタナいルックスにな
りますが、またそれもオールドレーベルの味ってヤツですね。
シンプルでクラシックなバスカラーもポイント高し。
の防錆イーグルですが、真水仕様
のジャンピン君はイーグルクロー
ではなく、コーデルなんかにも使
われてたラウンドベンドのフックが標準装備でした。 フックの形状を変えたのには何か
意図があったんですかね?
貴重なルアーのひとつなんですが、
困ったことに一つだけ問題が。
実はオールドの中でも浮き角が数
パターン存在するので、外見だけではどれがどの角度で浮くのかがワカリマセン!
フックの重さ違いでもなさそうなので、どんな血統なのかは使うまでのお楽しみ!ってヤツです。
現にのんだくれボックスのオールドジャンピンの中にも全然
これがいわゆるバラツキなのか、それとも製造時期による設計上の違いなのかは知る由もあり
ませんが、ここに首を突っ込めば、オールドレーベル収集の際に必ず味わうという例の苦しみを
手軽に体験出来ますよ。(笑) 真正マゾの方は是非。


