2005年07月15日

古酒セミナー3:長期熟成酒とチーズのフロマージュ

7143c6bf.JPGこの前、古酒とチョコレートのフロマージュのセミナーを受けた話をしたけど、今度は古酒とナチュラルチーズのフロマージュのセミナーがあるという。場所は同じく六本木ヒルズだ。これは行くしかない。早速インターネットから申し込んでしまった。

セミナーは14時過ぎから始まるというので、ランチはまたまた六本木ヒルズで食べることにした。最近、天ぷらに凝っているので、茅場町に本店がある「みかわ」の六本木ヒルズ支店を予約した。予約はすんなり取れた。ものすごく混んでいるのではないかと思っていたのだが意外だった。前回のBiCE Tokyoのときにも書いたが、複合ビルのレストランの流行り廃りの激しさにはびっくりしてしまう。良い店も多いのにね。

「みかわ」の六本木ヒルズ支店は本店に負けないくらい良い味を出していた。油はしつこくなく、さらりと仕上がっており食感も素晴らしい。火は通っているがレアな海老は絶品だ。ついつい日本酒「花伝」が進んでしまい、昼だというのにほろ酔い気分になってしまった。

「みかわ」にはライブドアの堀江社長もよく来るようだ。カウンターの端っこの席が彼の定番らしい。彼の商才に預かろうとその席に座ろうとしたら、連れにあっさり横取りされてしまった。何はともあれ、良い店だ。雰囲気も良いし、何を食べてもおいしい。

天ぷらを食べた後、六本木ヒルズをぶらついていたら、あっという間にセミナーの時間が来てしまった。今回タイアップしたのは、前回と同じ蔵元の福光屋と、チーズ専門店のフェルミエである。用意されたのは、百々登勢の5年物と10年物と1972年物の3種類。それぞれに、タレッジョ、ペコリーノ・オーロ・アンティコ、シャロレという同じく3種類のチーズが合わせられる。

どれも驚くくらい古酒と相性が良い。特に5年物の古酒はどのチーズにも合うと思った。1972年物は熟成度合いが高いせいか、チーズも負けないくらいの風味がないと古酒が勝ってしまう。そして、ナチュラルチーズは奥が深いなと思った。私の母はナチュラルチーズが大好きで、昔からよく家にエポワスやシャウルス等のチーズが冷蔵庫に保管されていた。当時はヤギ乳のチーズなどクセがありすぎて食べられなかったが、今はそのクセと古酒が実に合うのだ。

帰り道に、このまま帰るのもなんだと思ったので、連れと一緒にフェルミエの本店でチーズを買って帰ることにした。フェルミエの本店は、六本木から一駅の神谷町駅が最寄りで、23区内最高所の愛宕山にある。愛宕山は僕が都内で最も気に入っている癒しスポットのひとつで、頂上に愛宕神社が鎮座する。毎年、江戸で一番最初にほうずき市を開催するので有名な神社だ(ちなみに僕は毎年ここでほうずきを買っている)。都心とは思えないくらい緑が豊富で、7月も終わりになると恐ろしいくらいの音量の蝉が一斉に現れる。都心にある数少ないオアシスのひとつだ。

フェルミエの店内はとても混んでいた。フェルミエ創業者の女性がつい最近テレビでそのサクセスストーリーを取り上げられたり、各種新聞に起業に関する記事などを出しているせいだろう。日曜だというのに店内はごった返していた。ナチュラルチーズ専門店の先駆けといえば原宿にあるヴァランセだが、最近はフェルミエの勢力が拡大しているのだろうか。

フェルミエではお店の一角で、お茶・お酒とチーズを食べることもできて、趣のある良い店舗だ。早速セミナーで出されたタレッジョとシャロレを頼んで、さらにその場で見つけたベルギーのシメイチーズも買った。どれも週末の朝食に彩を添えてくれる。ナチュラルチーズとその他のお酒の相性も、もっと勉強したくなる今日この頃である。

てんぷら みかわ けやき坂通り店
最寄り駅:六本木
料理:てんぷら
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):5,000円〜10,000円
用途:昼食


drunkonspeech at 23:29│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!日本酒 

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Profile
Chun
大学時代に、某雑誌のフードライターのバイトをやり始めたのをきっかけに、お酒の世界にはまる。

その経験を生かし、現在はシニア外国人向けの日本酒・焼酎の会を企画・運営する。

昼ごはん代をケチってお金を貯め、都内のBarやレストラン、ホテルに頻繁に出没。

利き酒師、焼酎アドバイザーなどの資格を保有するが、一番の得意分野は薬草系リキュール。日本では今一マイナーな薬草系リキュールを、全国的に普及させたいという野望を持つ。