2008年07月12日

東京産の焼酎2

島酒之碑1前回紹介した東京産の焼酎は、一部のものを除いてどちらかというとくせの少ないものが多く女性にも人気がある。私の前職は外資系企業であったため、外国人女性の上司がたくさんいた。彼女達は基本的にあまり蒸留酒のような強いお酒を好まなかったが、八丈島料理が有名な「ゆうき丸」で何回か懇親会を開くうちに東京産の焼酎にはまり、ついには自分でボトルキープまで入れだす人もいたくらいだ。

今では多くの女性も焼酎を飲むようになったが、独特のくせが気になるという人は東京産の焼酎から始めてみるのも面白いかもしれない。

【ゆうき丸:銀座本店(八丈島料理)】
ゆうき丸1銀座に新しくできた「JEWEL BOX GINZA」というファッションビルの7階にある八丈島料理のお店。昔は渋谷や外苑前にもお店があったが、今は銀座と新宿にお店を出している。銀座本店のビルは1階と2階にSWAROVSKI GINZAが入っていて、ゲートをぐぐるのに若干気後れしなくも無いが、いざ入ってしまえばなんのことはない。

ゆうき丸3ゆうき丸では、明日葉の天ぷら・飛魚のクサヤ・島ずしなどの八丈島の名産を食べさせてくれる。東京で食べるお刺身とは少し味わいの違う島魚(尾長鯛、アラ、ハタ、モロコ、島鯵など)が多く、経営母体が第三有喜丸という漁船を持っているため普通の店と比べて非常に新鮮な状態でお刺身を食べることができる。

また、当然のことながら東京産焼酎も多数揃えてあり、店には「黄八丈」・「八重椿」・「黒潮」をはじめとする島焼酎のボトルが並んでいる。ちなみにこれらの焼酎は八丈島で作られている比較的メジャーな焼酎である。

【黄八丈(麦)】
◆飲み応えあり! 黄八丈 3年古酒 黄麹麦 700ml◆飲み応えあり! 黄八丈 3年古酒 黄麹麦 700ml
「黄八丈」はその名前を八丈島伝統工芸品の織物「黄八丈」に由来する。名産織物の黄八丈のように手間を惜しまず造っているという思いが込められている。

日本酒造りに使われる「黄麹菌」を使って仕込まれ(焼酎は通常「白麹菌」で造る)、そこから3年間貯蔵される。すっきりとした香りとコクのある旨味が特徴。

【八重椿(麦・芋ブレンド)
【ポイント10倍】八重椿 25°1800ml【7月11日10:00〜7月14日 9:59】0711お得10【ポイント10倍】八重椿 25°1800ml【7月11日10:00〜7月14日 9:59】0711お得10
「八重椿」は蒸留からラベル張りに至るまでの過程をすべて蔵元の奥山清満さんが一人でこなしている。名前の由来は先々代の蔵元の奥様の名前であった「八重子」と、八丈島で多く育てられている「椿」を組み合わせたもの。

八丈島で最も歴史がある蔵元で、創業以来80年の歴史がある。麦と芋が7:3の割合でブレンドされている。豊かな芋の風味がスッキリとした麦の味わいと組み合わさって素晴らしい味に仕上がっている。女性にも非常に人気が高い。

【黒潮(麦・芋ブレンド)】
麦90%さつまいも10%のブレンド酒!純良八丈焼酎黒潮 25度 1800ml麦90%さつまいも10%のブレンド酒!純良八丈焼酎黒潮 25度 1800ml
八丈島は伊豆諸島の最南端に位置し黒潮の豊かな恵みをふんだんにうけている。そのため、漁業もとても盛んで、いろいろな種類の島魚が陸揚げされる。そんな島にちなんで命名されたのがこの「黒潮」だ。

この「黒潮」も「八重椿」と同様に麦とさつまいも9:1の割合でブレンドされた焼酎。そのため、麦の香りと、さつま芋の甘みが絶妙にマッチして、スッキリと軽やかな飲み口になっている。やはりこちらも女性に人気がある。


八丈島には他にも色々な焼酎がある。現在、島の中には焼酎を酒造している工場が5カ所あり見学や試飲が可能なところもいくつかある。他にも冒頭の写真にあるような丹宗庄右衛門の功績を讃えた島酒之碑などもあり興味深い。東京から近いようで遠い八丈島に焼酎巡りツアーに出かけるのもとても面白いと思う。

次回は八丈島以外の焼酎を紹介したい。


八丈島 ゆうき丸 銀座本店
採点:★★★★



drunkonspeech at 19:37│Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!焼酎 

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この記事へのコメント

1. Posted by 超神田っ子   2008年07月14日 09:54
TBいただきましてありがとうございました。

さすがにお詳しいですね。
こちらは昼に一度行ったきりで、夜も興味
があるのですが、まだ未訪です。

夜のほうが魚などいろいろ楽しめて美味しそう
ですね。それに併せて、八丈島な焼酎もいただか
ないといけませんね。
やっぱり魚には日本酒、焼酎が美味しそうです。
2. Posted by chun   2008年07月14日 23:48
>超神田っ子さん、
コメントありがとうございます。
夜も中々です。でも昼にあの値段であのラインナップというのも凄いですよね。
是非東京の焼酎もお試し下さい。

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Profile
Chun
大学時代に、某雑誌のフードライターのバイトをやり始めたのをきっかけに、お酒の世界にはまる。

その経験を生かし、現在はシニア外国人向けの日本酒・焼酎の会を企画・運営する。

昼ごはん代をケチってお金を貯め、都内のBarやレストラン、ホテルに頻繁に出没。

利き酒師、焼酎アドバイザーなどの資格を保有するが、一番の得意分野は薬草系リキュール。日本では今一マイナーな薬草系リキュールを、全国的に普及させたいという野望を持つ。