2008年10月01日
色々なシャルトリューズが楽しめるBar
以前書いた「色々な種類のシャルトリューズ」というエッセイは、当Blogを訪れてくれる方々の中で最も人気の高いページの一つだ。検索ワードも「シャルトリューズ」だったり、意外と多くて驚くのが「エリクシル・ヴェジタル」だったりする。私の大好きな薬草系リキュールが徐々に日本に普及しつつあるように思えて嬉しい。さて、シャルトリューズには、定番以外のラインナップでいくつかの種類があることは以前の記事で書いたとおりだ。今日はそれをまとめて楽しめるお店を紹介したい。実は数件あるのだが、一番お勧めなBarは渋谷の神泉にある。その名は「ル・ザンク」だ。
ル・ザンクのオーナーバーテンダーは樋口さんという方で、以前は同じ渋谷の東急本店近くで「Y Bar」というBarを経営されていた。その前は銀座の「テンダー」にお勤めで、ミスター・バーテンダーの上田和男氏の薫陶を受けていたとのことだ。
私がはじめて樋口さんにお会いしたのはY Barの時代。もうかれこれ7年位前になるのだと思う。連れと一緒に恐る恐る重厚なドアを開けると、にこやかな笑顔で樋口さんが迎えてくれた。

だから樋口さんのお店には、フランス現地のシャルトリューズ・オフィシャル・ホームページに載っている製品のほとんどがストックされている。いわゆる秘伝の薬草系リキュールだけでなく、シャルトリューズ社が作っている胡桃のリキュールなども置いてあり非常に興味深い。それだけでなく、せっかく樋口さんのお店に行ったら、色々とシャルトリューズの話を聞くのも面白い。薬草系リキュールが好きな人には、蒸留後のシャルトリューズの「かす」を見せてくれるかもしれない。色々な薬草が混じってくっつきあっていて、匂いをかいで見るとほのかにカレーのような香りがする。ターメリックのような薬草も蒸留の過程で使われているようだ。但し、シャルトリューズの製法は秘伝なので確かめようが無いが・・。
頼めば樋口さんのコレクションBookも見せてもらえるかもしれない。何十年も前の昭和に発刊されたリキュールガイドブックには、幻といわれたシャルトリューズの白(黒だったかもしれない・・)の記述が載っていたりする。また、リキュールを生のままで飲むのも良いが、樋口さんに相談してカクテルを作ってもらうのも良い。シャルトリューズだけで何回も訪れることのできる素敵なバーだ。
但し、場所は非常にわかりにくいところにあるので、事前に地図を印刷してから行くことをお勧めする。「ミドリエンビル」と書かれたビルの扉に、ほんの小さく「ル・ザンク」と書かれているのでそれを見逃さないように。その扉を開くと、そこにはパリの街中にあるような素敵な空間が広がっている。パリの雰囲気を楽しめるBarなんて、日本にはここをおいて他にはないだろう。
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ル・ザンク (Le Zinc) (バー / 神泉)
★★★★★ 4.5
| 採点:★★★★★ |















