2006年11月15日

Caetano, Caetano,,,

CEなんと半年以上あいてしまいました。それなりにいろいろ聞いていました。

ちょっとマンネリ感があったのですが、ここのところ相次ぐ新婦ぢゃねぇ新譜ラッシュですごいすごい。

ということで、そのうちの1つのCaetanoさんのCeの紹介です。

今時も、これと、キリンジと、Beckとほぼ同時にでたので、数日間これらばっか聞いていたんですが、一番ご年配のCaeさまが一番お若いおとをしていますね。

他二枚と比べると、なんとも構成がシンプルというか、、、ここ数枚のCae様は、弦などもかなりいれて(音楽監督のなんとかモレンバウンさんの趣味もあったのでしょうね)、それはそれで美しい世界だったのですが、ここでは一点バンドサウンドです。

正直むちゃかっちょ良いです。J-POPのギターポップ小僧たちに「これがロックだぜ」といいたいです。バンドサウンドといいつつ、delayとかで遊んだりもしているのですが、それもまたモダンでよいです。

と、ほめてばかりで身も蓋もないんですが、すくなくとも、今年聞いたやつでは、ダントツです。

本当にこういうじじーになれたらすげーなー。なりてぇー。  
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2006年02月09日

本当にしまったなぁ 3/キリンジ

3

いや〜ほんと、しまった。こんなすごいやつらがいたなんて。不覚でした。

なんか前回から半年以上たって年越ししてしまったのですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

堀込さんたちのことは前から知っていて、CDもレンタルしたりしたことがあるんですが、どうも、声が駄目で(例により「美声」って俺、受付けないんだよなぁ)、ちゃんとCD一枚とおしてきいたことはなかったんすよね。ユーミンのトリビュートとか聞いて、なかなかすごいセンスだなぁーと思っていたりはしたんですが。

とはいえ、愛用のZenには弾みで入れてあってですね、ある日、弾みで聞いたんですよね(今考えるとFineか)。そうしたら、もう、ヨイ!ではないですか。

今回の突破は、Steely Danつながりでした。「太陽とヴィーナス」を聞いたら、もう、モロ、SDのBernard Perdie 3連系の曲ではないですか!しかも中期SD風ののりで。これまでもDeacon Blueとか、SD Followerと呼ばれる人たちも聞きましたが、俺としてはやっぱ駄目で「SDはやっぱ孤高の存在だぜ。フッ」っツー感じだったんですよ。ここまで肉薄してくる(といっても十分にオリジナリティを感じる!)やつが、この日本にいるとは、もうホントぬかっていました。

と聞いているうちに歌詞もすげーなぁ。「悪玉」とかRandy Newmanの歌詞でSDのHay Nineteenやりました、という感じ。「奴のシャツ」もくるぜ。いやーすごいすごい。

というわけで、ちょっとしばらくキリンジねたをできればやります。いや、ほんとまいった。こういう人たちと同じ時代に生まれて幸せ!  
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2005年06月03日

Evans白鳥の歌 You Must Believe in Spring/Bill Evans

258f2756.jpgぶらじるふぃーばー、かえたーのふぃーばーは続いていますが、別の一枚。

Bill Evansはそれこそ10代のころから大好きなピアニストでした。

やっぱBill EvansというとScott Lafaloとの4枚がサイコー。繊細なタッチでいながら、ぎりぎりの線でカクテルピアノに陥らない、鋭いタッチが大好きな僕チンでありました。そんなこんなで20数年。他にもいろいろ聞きましたが、やっぱりその4枚がサイコーでした。

とか何とか行っているときに、ほぼ最後の一枚になった、この盤の演奏が良い、というのをなんかの本で読んだんですねぇ。んでもって、だまされた気持ちで聞いてみたところ、、、、なんともええではないですか!

もう、これは、ぎりぎりのジャズの一線を越えて、アマアマムード歌謡に一歩足を突っ込んでいます。でも、、、それがいい! もう、ここでのEvansは少し腐ってしまって、ただれてしまって、、、要は最後の一線を越えてしまっているようなきがします。というのは、これは発売当時は彼が草葉の陰に隠れてしまった後のことで、最晩年の盤の一枚なんですねぇ。

でも、これがとてもよいんです。とうとう、ここまでいってしまったかぁ、というところで、もともとアマアマなやつらとはぜんぜん違う世界を展開しているのです。言葉ではなかないいがたいのですが、、、、

という意味で、これは最後に到達した境地、といったものではないかと思います。すばらしい。俺と同じように、やっぱりRiversideの4枚以外はだめだぜ、といっているような人がいるとおもうけど、いちど聞いてみ!すげーぞ。
  
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2005年05月25日

Caetanoをきいてきた

ずいぶんとご無沙汰してしまっています。どうもガキが増えてから、なかなか筆を取る間がありません。

とかなんとかいいながらも、Caetanoいってきました。東京国際フォーラム。

予想と大分違っていたのと、環境極悪(隣のやつは信じられないくらい足を広げていてうごかねーし、前のやつは、背が高いうえに妙に姿勢が良いのでまったく見えない!東京国際フォーラム、もうちょっと段差つけてほしいなぁ)だったのですが、すばらしいの一言。巨匠の一言。

とにかく、歌がうまい。ヴォイスコントロールがすばらしい。特に弱音でのコントロールは信じられません。

曲は予想通り、A Foreign Soundからの曲はかなりありました(DaianaとかLove Me TenderとかLove for SaleとかNirvaの曲とか、、、)が、それ以外も多々ありCaetano Classicといえるような曲、それから、AmericaのStandardも良いけど、BrasilのStandardも、などといいつつ、Black Orpheとか、初めて聞いたようなものも多々ありました。

小生好きな曲もほとんど聴けた(Bahiaはやらなかったのだけれども、今回は打楽器奏者も二人で、比較的シットリ系だった、ということなのだろうか)資、とにかく大満足です。

ちょっとBrasil My Boomもさめつつあったのも、一機に復活!というところです。もう東京ではやらないのかなぁ。もう一度くらい生きたいなぁ。

最後に、乳飲み子を抱えてしんどいにもかかわらず「行ってきな」といってくれた嫁にお礼。ありがとう。  
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2005年04月23日

やっぱ、当代サイコー Live at the Fillmore/Los Lobos

025e51bd.jpgこのBlogでは初めてのDVDのご紹介。しかも出たばかり。やっぱりLos Lobosはかっこいーぜ!

Los LobosのliveのDVDが出ました。しかもFillmore!(ってまだあったんですね。Westのほうなのでしょうか?)。っつーことでLive at the Fillmoreです。

ここに書いたようにおれはここ数年(って、もう10年くらいか)のLos Lobosの大ファンで、本当に今旬のおじさんバンドだと思っているのですが、このLivedoorのblog検索とかしてもほとんど引っかかりません(Fiji Rockで今度来るバンドリストにはいっている、というだけ)。ホンとかっこよすぎなので、皆さん、聞くよーに。

もう、ギミックもなにもなし、淡々と(しかし、結構ハートはあつく)比較的最近の曲を中心にやってます。ステージも本当に飾りも何もなくて、高校の講堂でやってもこんなもんではないか、というくらい飾り気がないです。

彼らの動く姿はほとんど始めてみたのですが:

・David Hitargoは本当に親父です。地元の商店街で古くからやっている金物屋の親父とでも言いましょうか。とても、こんなかっこよい曲を書いているやつだとは思えません。でも声はイイネェ。

・Louie Perezも、見てくれはかなりしょぼい。世界のヘイポーと入れ替わっても何の不思議もありません。でも、音は熱い。この人ドラマーだと思っていたら、結構過激なギターソロをかっちょよく決めてくれています。

・Cezar Rosasは、デブだけれども、見た目はやっぱりかっこよいです。メヒコ的ナンバーもたくさん。メヒコの不良親父という感じ。

・見てくれ的に一番かっこよいのがSteve Baline。ちょっとやばそうな感じもする。音としても、この人のバリサクが炸裂すると、あーLos Lobosだなぁ、という感があります。

・あともう一人のベースのひとはあまり印象ないです(すみません)。

と、動きとかすごく少ないし、地味なんだけれども、音は決まっているし、結構派手なんですよね。

ということで、撮りとめもないですが、皆さんLos Lobosを聞きましょう!かっこいーぞー。

ちなみに、同時にCDも出ました。きちんと聞き比べていないのですが、音源は一緒みたい(CDかって損したかも)  
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2005年04月20日

この盤がうれしく聞ける季節になりました Something Cool/June Christy

a00b8cce.jpg春っすね。大分、あったかく、むしろ、通勤電車の中なんぞは暑くなってきました。

ということで、久々に聞いたら、やっぱりいいんだなぁ、ということでまさにSomething Coolです。1953年の版で、まぁ、所謂Squareな音楽なわけですが、良いものは良いということで。今Amazonでみたら980円でした。こりゃ買ったほうがいいですよ。

この盤は所謂、Jazzですね。June Christyというのは白人女性です。多分、この盤以外はほとんど知られていないのですが、この盤は知っている人はみんな愛しているといっても良いだろう名盤ですね。前にもSinatra書きましたが、こういう、どちらかいうとPopsよりの昔のJazz Vocalとかも結構好きなんです。

Jazzといっても白人ですので、EllaとかSaraとかったドライブ感、ノリ、声量などでくる、こてこてJazzの人とは大分違います。「熱い」というよりはまさに"Cool"な声と音です。

声は低めで、ハスキー。ただ、Helen Merrillとかと比べるとあまり色っぽくないというか、Boyshというか、清涼感あるというか、清楚というか。声も張り上げようとしているんだけれども、比較的大きくないレベルでリミットがかかる感じで、逆に一所懸命さが伝わってくる感じがします。

歌い方も丁寧で、ビブラートも崩しも抑制されていますし、音を切る直前に少し気合を入れる感じも好きです。

曲としては、もうスタンダードばかりです。ですから悪いはずがありませんです。バックは所謂Big Bandで、アレンジは相当こっています。とてもよいです。このChristyさんはStan Kentonのバンドでボーカルをやっていたらしいですが、そこまで革新的なアレンジではありません。普通ですが、凝っている。

確か、レコードコレクター誌だったと思うのですが、Carol KingのあのTapestryのProducerが、Tapestryを作るときに、この盤を参考にしたというインタビュー記事を読んだことがあります。ということで興味を持ち、聞いたのですが、まぁ、どこをどう参考にしたのかは、具体的には全然わかりませんでした。でも、ボーカル2人の女性のキャラクターは似通っている(あまり女を感じさせないというか、凛としているというか)、という気はしました。その辺のムードをうまく再現しようとしたのかなぁ。

実はこの盤は1953にMONOで出たのですが、(多分評判がよかったせいで)2年後くらいに、できるだけほとんど同じメンバー(Big Bandですから、結構大変)を集めて、Stereoで採り直したのだそうです。ただ、やっぱりオリジナルには勝てない、という評価のようです。最近のCDは1枚で両方聞けるようになっているのですが、まぁ、よくこれだけ再現したワイと思うのですが、俺も、なぜか、やっぱりオリジナルMONOのほうが良いような気がしました。

といろいろ書きましたが、タイトルどおりにSomething Coolなのですよ。なんか涼やかで、落ち着いて、大変に良いんですよね。夏の寝苦しい夜とかにホンとお勧めです。

  
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2005年04月18日

ちょっと行き詰まり? Guero/Beck

c5ddd0c8.jpg子供が生まれて以来、家族がみな里帰り状態で一人暮らしで、ちょっと生命力が枯渇気味、この欄もなかなか書けません。

といってもやっぱり書いちまうのですが、Beckです。このBlogには珍しく新譜です。

確か最初にOddelayを聞いたんだけれども、例により、この人も最初よくわかりませんでした。なんか、変な音が混ざっているだけで、ただの変人?というイメージでしたが、Mellow Gold聞いて、こいつぁーすげーぜー、ということで、それ以来全部ずっと聞いています。全部名作だとおもうです。

で、今回はどんな世界につれてってくれるのかしらワクワクとしてGueroを聞いたわけですが、ちょっと、今回は期待はずれでした。正直。

一曲ずつは、かっこよい、これまでのBeckなんですがねぇ、悪い意味で期待通りなんですわ。どの曲想も、どの音の入れ方も、Beckの過去の盤で聴いたことがあるような気がするのです。十分カッコ良いんですけど。

やっぱ、Beckみたいな才能ある人は期待されてしまうので、それはそれでつらいのだなぁ、と凡人の私は胸をなでおろすのでありました。

でも、気になる曲は幾つかあるわけで、特に、4曲目あたり、メロディーがアラブ風(ちょっとZeppelinとか、XTCとかを思い出しました)で、リズムはラテン風で、ちょっと新機軸です。

と決してわるかーないんですけどねぇ、、、でも、やっぱり好きな人は買ったほうがよいと思います。あと始めて買う人も、過去のいろいろなBeckが楽しめるという部分はあるので、良いかもしれませんね。

と、ちょっと冷たい評でした。  
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2005年04月04日

実はおセンチなオヤジ Good Old Boys/Randy Newman

517c618a.jpgしばらく更新をサボっておりました。もし期待していた方いらっしゃったならばすみませんです。実は第2子誕生し、ぐちゃぐちゃ状態になっていました。ようやっと復帰しつつあります。

前回のCKBから「短編小説のような歌詞」つながりで、Randy Newmanです。
どれにしようかと思ったのですが、俺にとってはなぜか聞くたび涙腺刺激的な大名曲"Marie"が入っているGood Old Boysにしました。もちろん、他にもイイ曲は一杯!

だいたい、俺は曲重視で、歌詞とかどうでも良い人なんだけれども、Randy Newmanの歌詞だけはやっぱり楽しくて聞き入ってしまいます(また、俺程度の英語力でも十分わかる歌詞なんだよね)。

この人も長年俺はダメでした。AcademyとかGrammyとかに出てくるけど、ピアノの前でぶつぶつうなっている人、と言う印象しかなかったです。突破したのは、盟友Harry Nilsonの"Nilson Sings Randy Newman"(これも名盤だよな)を、歌詞を見ながら聞いた、というのが大きいですね。この盤で最初に好きになったのは"I'm home"。これも名曲ですねぇ。

まぁ、ご存知の方はご存知なんですが、Randyの歌詞は皮肉あり、どんでん返しあり、自己憐憫あり、変態描写あり、と一筋縄ではいかないのですが、このMarieとI'm homeはかなりストレートなラブソングです。

また、この人の書く曲は、かなりの確率で、アメリカメインストリーム(映画音楽とか。Warner Brosのバーバンクな人ですからね)の名曲が多い(ただ、Randyがうたうと、ぶつぶつと期って歌うもんだから、なれないとよくわからないのですが)。曲の美しさと歌詞とのギャップを楽しむというのが基本型。でもこのMarieは本当に美しい曲で、歌詞にも珍しくマッチしていて、多分彼女を失った悲しみの表現しているのだと思う。この曲の美しさで、この歌詞は本当に涙腺を刺激され、タマランです。

あと、比較的はいりやすいのは3枚目のSail Awayとかでしょうか。まぁ、とにかく歌に癖があるので、入りにくい人もいるかもしれないけれども、歌詞カードを手に効いてみてくださいよ。  続きを読む
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2005年03月17日

日本の誇るMixture Music Band: ショック療法/Crazy Ken Band

77b44b1c.jpgLos LobosがFuji Rockにでる、というニュースをみていたら、なんと、CKBも日本代表?として出るんですね。イイネ、イイネ!

だいたいご察しが付いていると思いますが、小生はほとんど和モノを聞きません。比率でいうと20:1とかでしょうか。

その少ない和モノFavoriteの1つがCKBなんです。ここ1年くらいに知ったのですが、盛り上がりました。ハイ。

まー、ほんと、ボサノバあり、ロケンロールあり、リズム歌謡あり、AORありと、すごい触れ幅ですよね。これだけいろいろ書けて、かつ、どの曲にも剣さんらしい部分がある、というすばらしい作家だと思いますです。

歌詞も結構ドラマ性のあるものも多く、ちょっとした短編小説というような感もありすばらしい。

また、バンドの演奏もとてもよいと思います。特にタイコの廣石さんとベースの洞口さんは、とてもよいのりと思います(ほんのちょっとだけ、ゆれる感がありますが)。Jackal中西さんはちょっと音程とタンギングダメだけど、、、ごめんなさい。でも味はあるとおもうです(Mecioになりたくてちょっと気合はいりすぎか)。

Bandの人たちとはだいたい同世代(剣さんより2〜3歳位俺のほうが年下)だし、俺も横浜育ちだしね(あんまり本牧とかいけてないけど)だし、やっぱりよくわかってしまうんですよね。剣さんの好きな盤、バンドメンバーのFavorite Musicianとかやっぱりほとんどかぶるんです(和モノとアジア系はだめだけど)。だから、ツーカーというか、あーこーゆーことがやりたいんだなぁ、と元ネタがわかってしまうのがむしろよかったりというか。

CKBも駄作が少ないのですが、今回はex Pizzicatoの小西さんProduceの、えーと3枚目かなショック療法にさせていただきました。バンドの音がかなり固まり、また、パターンもほぼ出尽くしたというところ。ここからいろいろな方向に発展しているように思います。という意味ではBeatlesでいえばRevolverというあたりの盤といえるでしょうか。

特に好きな曲が「あるレーサーの死(これもDeodatoもろパクリだけどかっこよければイイ!)」「発光!深夜族」というあたりかな。

そういえば、最新のBrown Metallicでは妙にチカーノへのSympathyが見え隠れしている(LAの中華街とか、スペイン語の使用とか)んですが、今、剣さん、そういうノリなんですかね。Fuji RockでLos Lobosとコラボできちゃったりするとそれはそれで楽しいかもしれません。ただ、大分のりが違いそうなきはするが、、、でも基本はロケンロールですからね。キット大丈夫。イイネったらイイネったらイイネ!  
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2005年03月15日

ふりーじゃずぐにゃぐにゃさうんど: Dancing in Your Head/Ornette Coleman

8cb302fc.jpg同じ盤を推薦されている方がいらしたのでTBさせていただきます。

ということで、ちょっとオルタナつながりというには悪乗りしすぎの気もしますが、今日久々に電車の中で聞いたらやっぱり最高なので書きます。Ornette Colemanです。Dancing in Your Headです。

学生時代にはJazzにずっぽりはまっていて、Freeも結構きいたのです。が、Freeも最初のうちはちょっと頭で考えた(こういう音楽も考えられるけれども、ありだろう!?、という感じ)印象が強くて、歴史的は意味があるわけですが、やっぱりよく聞くとなるともう少し時代を経て、こなれてきたものになりますね。

そのうちの1つがやっぱりOrnetteです。最初のうちの"Free Jazz"(これなんか、全く別に録音したバンドの演奏が右チャンネルと左チャンネルとで聞こえるという、まぁ、ありだけれども、やっぱり音楽的かというと相当に疑問あり)とかはあまり好きではなかったですが、復活後のGolden Circleとか、70年代以降のリズムがFuncっぽくなったやつとかは大好きなんです(といっても毎日聞けるもんでもないけど)。特にこのDancing in Your Headはよろしいですね。

なんか、いきなりひざの力が抜けるというか脱力系というか、なんだろうなぁ。結構やっている人たちは白目むいてギンギンにやっているような気もするんですが、音としては「脱力」なんですよね。

といって、非常にリズミカルだし、メロディとかもそれなりに良いものが切れ切れに聞こえてきたりするんですよね。秘密はベースがとんでもなく高い音で、ましてやルートなどでは全然なかったりすることも大きいのかなぁ。ジャケットの騙し絵も、妙にフィットしている感じで「変に聞こえるでしょ?でも変じゃないんだよなぁ、ふふふふふ」とかいわれている感じがする。OrnetteのSaxも音程がおかしいようでおかしくないようで、、、

まぁ、ちょっと、これは聞いてみないとわからない。聞いてみなはれ。

ちなみに、このあたりのOrnetteのバンドからはShanon Jacksonとか、James Blood Wolmerとか凶暴なBlack Jazz Funcをやる才人が大勢でました。でも、Ornette自身はなんか肩の力が抜け切っているんですよね。やっぱすごい人です。  
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2005年03月13日

そこのけLos Lobosが通る This Time/Los Lobos

8d9e00af.jpgこちらで知ったのですが(mff1691さん、トラックバックさせていただきました)、Liveが出るらしいです。しかもFilmore!。これはもうおぢさんは大興奮です。ということでThe Latin PlayboysとくればLos Lobosです。

小生もLa Bambaのイメージがとても強かったのですが、このバンドはそんなもんではありません!とくに、Kiko - Colosal Head - This Timeという、The Lantin Playboysでも一緒だったMitchell Froom & Tchud BlakeがProduceしている3枚はかっこよすぎなんですよ。ほんと(これら以外もかっこいいけど)。

たとえば、2曲目のHard Boiled調、4曲目のFunk調とかはここ10年くらいで聞いたRockで最高にかっこよいと思います。基本的には、基本的なロケンロール的なロックなんですが、多分、彼らが(特にDavid HitargoとLouie Perezあたり)が内在しているオルタナ感覚と、Cezar Rosasあたりのストレート感覚にFroom Blakeの音響処理が見事にマッチしています。ホント、今U2と並んで最高のrock bandだとおぢさんはおもいますですよ。

これらを聞いた後に他の盤を聞いても、コード進行とかは結構当たり前なんだけどもやっぱり彼らの音になっていて、結構オルタナっぽいかんじなんですよね。そのポイントの1つはギターの歪ませ方と、バリトンサックス(これも歪み気味の音になっている)での低音のデフォルメ感ではないかな、と思っています。

最新はカバーアルバムを出していましたが、これはこれでやっぱりすばらしいできでした。本当に出す一枚ずつが楽しみで、かつ、期待を裏切らないできのすばらしいバンドです。今度の夏にフジロックで来るらしいですね。いきてー。

まずは早くライブ入手しよっと。わくわく。  
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2005年03月11日

オルタナエスノの傑作 Dose/The Latin Playboys

0694570f.jpgオルタナつながり?でLatin PlayboysのDoseです。2枚目にしましたが、あんまり一枚目と区別がつきません。

ご存知の方はご存知と思いますが、このユニットは、ご機嫌なチカーノロックバンドLos LobosのメンバーDavid HitargoとLouie Perez、これまたご機嫌なぶっ壊れSoundお得意なProducerコンビ、Tchad Blake and Mitch Froomで構成されています。もちろん、このコンビネーションはLos Lobosの盤でもおなじみですが、ここではもっとアブストラクトな音楽をやっています。

まーなかなか一言では言いづらい世界ですけれども、音的にはスゴーク過激なんですけれども、あんまり脳みそにギリギリと割り込んでこない、というのが不思議。大変に土着的な、もしかすると和めちゃうような音で気に入っています。

やっぱりLos Lobosはロケンロールのバンドですからね。こういうことはLos Lobosとは別にやりたいということなのでしょう。

音のたたずまいは、もう名盤として確立している、Eno - David ByrneのBush of Ghostにも似ているような気がします。あっちはアラブ世界で、こっちはラテンアメリカで全然違うんですけれども、肉体と、無機的な音との混ざり具合のようなものが似ているように思います。ですから、そちら方面のファンでもし聞いていらっしゃらない場合にはお勧めでございます。

しかし、この人たち、写真などで見る限りとてもとてもこんなぶっ飛んだ音出す人たちに見えない、ただのオッサンなんですけどね。すごい人たちだと思います。でも、もう3枚目、4枚目は出さなくてもよいでしょうね。きっと。  
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2005年03月08日

はずれモノでも魅力的: Pop/U2

7e95b355.jpgLanoisつながりでU2です。でも、Popです。Howie Bです。

実は、これが俺の最初に自分で買ったU2だったんです。でも、これあんまり評価されてないみたいですねぇ。

Warのころのイメージで、なんかBonoがこめかみに血管浮かべて歌っているというイメージがとても強かったんだけれども、あんまりジャケットがかっこよかったから買ってみたんです。そうしたら、もぉ、カッコよろしいではありませんか!というわけでしばらくU2にはまったということです。

今ではやっぱり最高傑作といえば、やっぱ、Actung Baby、Joshua TreeといったLanoisならではのものではないかと思うのですが、このPOPもU2の文脈としてはとても浮いているんだけれども、これはこれで大変に良い盤だと思います。はい。

まぁ、なんといってもオルタナ、というのがこの盤の特徴だと思うのだけれども、もともと、このバンドのリズム隊、タイトでかつ、特徴がありますからね。シーケンサーとかも結構使われていると思うけれども、ぜんぜん負けていません(というか、シーケンサーがもたって聞こえるような気がしています)。前に前にのリズム、カッコよろしいですなぁ。

これ以降、U2もオーソドックス路線に戻りました。とてもよい曲もあるけれども、やっぱりちょっと地味になってしまった感は否めない気がします。特に最新の奴はシングルになったVirdigoはえらいカッコよろしいし、しみる曲もあるのだけれど、ちょっと元気が不足している(もっとも彼らもええ年ですからね)、という気がして、やっぱり昔のに戻ってしまうのでした。  
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2005年03月01日

Living Legendになるな! Talking Book/Stevie Wonder

b57338d6.jpg御礼おそくなりましたが、Nom's Tonde-party!!さんからトラックバックを張っていただきました。どうもありがとうございます。

Stevieの新譜が出るようですね。僕も注目です。

ただ、ここ何枚か(というかここ20年位か)、注目しているんだけどなかなか期待通りの盤を出してくれないStevie、どうしちゃったの????という感じなんです。

StevieというとやっぱりMusic of Mind からの4枚+Key Of Lifeだよな、やっぱし、という方は多いと思うのですが、小生もそうなんです(つまらなくてすみません)。

そのあたりの盤はみなすごいのでどれを上げてもよいのですが、比較的地味なわりに僕はすごく愛着のあるTalking Bookをあげてみました。これは、なんといっても``You Are The Sunshine of My Life''という稀代の名曲(too popularだけどね)が入っていること、Jeff Beck先生のギターソロが聞けること、なんですね。このソロは、本当にセクシーだとおもいます。こういうセクシーで、あまり力瘤の入っていないギターそろ、というのは珍しい。まさにBeckならでは、と思うのですが、いかがでしょうか。

で、なんで最近のStevieには今一歩食指が動かないのかなぁ、と自分なりに自己分析してみました。

第一にはやっぱり楽曲ですかね。どうもスムーズすぎちゃうと思います。先にあげたYou are the sunshine of my lifeなんて曲は典型ですが、昔のStevieの曲は「このままどんどん展開しちゃうの?」「この先どうなちゃうの?」という???なコード進行の曲が結構多かったように思います(でもちゃんと解決するからえらい)。音域がまるっきり外れそうになったり、とか。そういう常識はずれな曲が最近あまりないんですよねぇ。

第二に、演奏がスムーズになりすぎちゃった気がします。昔のStevieの盤の演奏はかなり荒かったと思います。彼が自分でドラムたたいていて、とっても好きなドラムなんだけれども、ミスも多かった。他の人にやらせるときでもあんまり何回もテイクをとっていないような気がします(そういえばClassic AlbumシリーズのKey of lifeがあったなぁ。マタ見直そう)。だから、かなり粗い演奏がそのまま盤になっちゃっていました。

でも、最近のは(特にコンピュータ機材の発達というのも大きいし、プロダクションも多分、そういう傾向になってしまっているのだと思うのだけれども)粗はとてもなくなりました。その反面、なんか、つるりんとしてしまって、既製品、標準品、という感じがしてしまいます。

ようはなんか癖がなくなっちゃった気がする、という気がして、なんかいまいちなんですよね。

第三には彼が歌がうますぎる、ということでしょうか。これはまぁ、昔から変わらないのですが、彼は本当に歌うまい。声量もある。声の張りも抜群。だから、なんか、苦しかったりとか、悲しかったりとか、引っかかっちゃったりとか、そういうところがないんですよね。それは、多分、僕がMarvin GayeとかCartis Mayfieldとかがより好きになちゃった、ということにも起因しているように思います。

とまぁ、いろいろ書きましたが、やっぱり気になるし、大いに期待しています。彼の書くよいメロディーは本当にすばらしい。Legendになって老け込むのには早すぎるぞ! 俺の期待をいい意味で裏切ってほしいと心から思いますです。  続きを読む
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2005年02月26日

たまに出てくる陰の黒幕: Another Green World/Brian Eno

Another Green World自分でもあまり意識してこなかっただけれども、Daniel Lanois⇒David Bowieとくると、この間の人が思い浮かびますねー。そう、Lanoisの師匠でBowieの名作Lowに多いに貢献しているBrian Enoです。

いまどきEnoといえば(って、いまどきEnoの話なんてしないってば、という突っ込みは置いといて)、やっぱりAmbientなんでしょうけれども、俺ちょっとあれ苦手なんすよね。コンセプトとしてはそういうのあり、だと思うんだけれども、おれはやっぱり音楽を意識して聴く、という場合にはどちらかというと没頭して聞きたい系の人間なので、Ambientなやつは、Music for AirportもMusic for filmsもトライしたんだけれどもダメでした(とはいえ、これまでのように急に突破してしまうこともたたあるのだけれど、ちょっとさすがに無理っぽい感じ)。

一方、Ambientになる前に彼がVocalをとったのが何枚かありますが(Soloで4枚くらい?)それはかなり好きなんです。特にこのAnother Green Worldと、その次?のBefore And After Scienceは結構よく聞くのです。

この盤は参加している人も一曲ずつかなり違うし、あまり統一感みたいなものがないのだけれども、なんかGreen Worldというか、ホンワカした、平和な世界を連想します(多分、あんまり関係ないような気がするけれど)。特にこのころのEnoには独特のユーモアというか、ちょっと肩透かしをくらわせるような部分があって好きなんです。

音的にはParcy Jonesが活躍している印象が強いですね。彼はこの盤で初めてちゃんと聞いたのですが、Contenporary Jazzのベーシストとしてはすごく有能だと思います。今どうしているのでしょうか。Jacoをもうすこしクールにした感じ、というところでしょうか。

まぁやっぱりこのころからEnoというと空間と音色の処理が際立っていますよね。あと、ちょっと音楽的教養のある人だとあんまりやらないような単純な(たとえば平行移動っぽい)コード進行とかもわりとつかっていて、逆にポイントになっている、というところも面白いです。

でも、やっぱり彼がプロデュースした幾多の名盤(Talking HeadsとかU2とか...)と比べると、そっちに軍配が上がっちゃうかなぁ。その意味では、自分が素材になるよりも、素材があってそれに一味加えたり、ちょっと見栄えを変えたり、というProducer稼業に向いている、ということなのでしょうね  
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2005年02月25日

実はRockの王道 Stage/David Bowie

926daf16.jpgなんか、無性にGramが聞きたくなって、このStageを聞いた。それほど良く聞いた盤ではないのだけれども、やっぱ、すげーかっこよいですね。

20代のころは、Bowieとかぜんぜんだめでした(Let's Danceとかは流行ったし、かっこいいとおもったけれど)。どうせ、見てくれ命の奴だとおもってバカにしていました。が30代になったころからなんか聞き始めたんですよね。不思議。

一番好きな時代は(よく言われるけれども)Low〜Hero〜RodgerといういわゆるBerlin三部作の時代です。そのころ(多分、Heroの出た後くらい)のライブがこれ。

まーある意味、Rock'n Rollの一番良いところを濃縮しているした盤だとおもいます。Bowieはスタジオ盤だと結構きっちりした音作りをしているのだけれども、これはライブなので結構ラフ。そこが良いのですよね。なんか、猥雑で、キッチュで、デカダンで、騒々しい。たまらんですね。

よく知られているようにこの盤にはCarlos AlomourとAdrian Brewの両者が這いいています。結構タイマン張っている感じ。特にAdrian Brewが入っているBowieは少ない(スタジオ盤あったっけ?)のですが、やっぱ、分けわかんなくていいです。ホント。このあと、Talking Headsのライブに動向したあたりまでは面白かったんですが、King Crimsonにはいってから、なんかちょっと普通の人っぽくなってしまった気がします。こちらが慣れたのかなぁ。

なんか、ほんと急に気に入って2回くらいレンチャンしてしまいました。

でも、CaetanoとGram、なんかちょっと似ている気がします。中性的で、豊饒な感じで。  
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2005年02月23日

こいつがNOMAD Jukeboxなのだ

20050223_2131_0000.jpgモブログテストを兼ねた投稿です。こいつがよく出てくるCREATIVE NOMAD JUKEBOX ZEN。今現在CD1000枚ちょっと格納。こいつのお陰で通勤もバラ色なのです。今電車のなかでNRBQ聞いてまーす!  
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2005年02月20日

入門はこれがよいか?Circulado/Caetano Veloso

22d04d5e.jpg小生、Caetano fanとして初心者ながら、この来日のチケットを取れました(e+で先行予約)。実は3月〜4月に第2子が誕生予定で、この5月はそれなりにえらいことになっているはずなのですが、このようなチケットをとり、カミサンに白い目を向けられました。

とはいいながら、Caetanoのお勉強はもうちょっとしないと(ちなみに、A Foreign Soundは大分前に入手済み)。今回入手したこのCirculadoをきくと、ふれ幅の大きなCaetanoのいろいろなパターンのおのおのを盛り込んでいて、かつ、それぞれがとてもすばらしいできばえなので、ここのところの愛聴盤になっています(といって、実際にはZenにぶち込んだMP3ファイルで聴いているのがもっぱらですが)。これから入門される方にはこのあたりが入りや酢のではないかと思っています。

最初は抵抗あったCaetanoの美声にももうすっかり慣れ、というかとてもすばらしい声であると認識しつつあります。でも、やっぱり、アヴァンギャルドな曲(この盤にもArto Lindseyのギターのみ伴奏、などありますが)は、ちょっとこの声には合わないような気が俺にはしています(まだ修行が足りないか)…

とにかく、今回のブラジルMy boomの最大の成果はCaetanoでした。深みにずぶずぶはまっています。金がいくらっても足りない...  
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2005年02月19日

肉体とテクノロジのせめぎあい: IV/Peter Gabriel

ef8e2c6c.jpg Peter Gabrielは、この1つ前のIIIから、USくらいまで大好きですね。それ以降は、非常に重い、重厚な内容なんだけれども、ちょっと重すぎで、つらくなってしまいます。今、きくと、このIII、IVあたりは(当時の印象に比して)かなりポップ。

PGというと、いろいろなイメージがありますね。元Genesisの演劇的ボーカリスト、IIIで確立したドラムのゲートエコーの処理、こりまくったビデオクリップ、政治も含めたアフリカ支援などなどなど。でも、やぱり、ミュージシャンとしては、最新のテクノロジをうまく使う、というイメージが非常に強いように思います。もちろん、そのイメージは僕も持っているんだけれども、久々にこのIVを聞いたら、完璧なボーカルコントロールに打ちのめされました。

彼のライブビデオ(POVなど)を見るとよくわかるんですが、口のあけ方が非常に意識的。音色のコントロールをかなり意識的に行っているのがわかります。音だけ聞いても、声色のコントロールがすごい。前に書いたMarvin Gayeだと3色をスイッチで切り替える感じなのですが、無段階にフィルターを調整している感じですね。

やっぱり、彼の音楽の根底にあるのは自分の肉体のコントロールも含め、いかに思い通りのイメージを具現化するか、という部分が非常に強いように思います。気持ちがよいから歌うとか、でかい音を出すとか、言うことがまったくない、コントロールの意識がとても強い音楽だとおもいます。で、もちろん、僕はそういう音楽も大好きなんですよね。

ただ、それだけだとやっぱり聞いているほうとしてつらくなることも多いわけですが、そのあたりのバランスが非常によい(コントロールの意識が結果的によい結果になった)というのがこのIII、IV、SOあたりなのではないか、と思っています。
  
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2005年02月15日

慈しまれた音の数々 Acadie/Daniel Lanois

51931cb2.jpgこれは今朝、通勤電車の中で久々に聞いた盤Acadieです(俺は、80GBに増強したCreative Jukebox Zenを持っているので、常時1000枚以上のCDを抱えて動いているようなものなのだ。iPod 40GBぽっちぢゃ全然足りねぇぜ)。本当に1つ1つの音が大切に出されて、録音されて、最終的な作品に仕上がっていることがヨークわかる盤です。

U2、Peter Gabriel、Bob Dylanなどの大物の名盤のProducerとしてのDaniel Lanoisは御存知の方が多いと思いますが、彼自身も本当に細々とソロアルバムを出していて、これが一枚目。これまでに3枚出ていると思います。いずれも甲乙付け方仕上がり。

音としては、かなりtraditinalなAmerican Roots Rock/Folkという感じなのですが、Eno直伝のSEやら録音やら(録音技法は彼オリジナル、またはEnoと共同で編み出したような効果が多いように思います)を使っていて独自の仕上がり。この一枚目を久々に聞いたら、The BandとU2(Joshua Treeあたりの)が混ざっているように聞こえました。The Bandとは同じCanadianということもあり、米国音楽に対してのたたずまいが似通っているようにも思います。Joshua TreeもいわばU2盤自分探しの旅の記録のようなものですから、似ているといえば似ている。

非常に深い、どちらかというとモコモコの音像のなかで、磨き抜かれたような音がちらほらと見える、とても大好きな世界です。でも、よく聞くとやっぱり楽曲が良いですね。同じく彼がProduceした、Emmylou HarrisWillie Nelsonがカバーした"The Maker"も入っています。
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