- 2021年01月10日 - |
「独立することと孤立すること――共同研究をつなぐ場所と人」
-11:52-
昨年のことになりますが、『現代思想』2020年10月号(特集=コロナ時代の大学)に「独立することと孤立すること――共同研究をつなぐ場所と人」を寄稿しました。
大学という場所の役割について、共同研究の実態データから考えるものです。データは日本の政治学ジャーナル6誌の論文データです。
方法的にいうと、本稿は研究協力(research collaboration)の指標として共著論文をデータとする、いわゆる共著分析です。注でロジスティック回帰分析を一部行っている他は、分析自体は単純な集計データによっています。
共著分析は、計量書誌学ではお馴染みのアプローチですが、日本語圏の人文社会科学では共著の少なさとも相まってほとんど見かけません。しかし、そうは言っても共著は増えており、これは当面は不可避のトレンドと考えられますから、共著分析によって分かることの裾野は広がりつつあるように思います。
- 2019年10月19日 - |
【御礼】左眇橘蕁屮侫Д潺縫好叛度論の理論的発展と今後の展望」
-23:10-
左發気鵑ら頂きました。ありがとうございます。書評の形式を取りつつ、フェミニスト制度論のその後の展開を紹介するレビュー論文になってるのがお得感が高いです。
- 2019年09月29日 - |
【御礼】松尾隆佑『ポスト政治の政治理論』
-11:25-
【御礼】西山真司『信頼の政治理論』
-11:07-
- 2019年09月19日 - |
荒木優太編『在野研究ビギナーズ』
-07:56-
刊行されました。
私は第1章「職業としない学問」を書いています。
タイトルは少し不穏(?)ですが、某ヴェーバー研究者の査読を経ています。(その節はありがとうございました。)
- 2019年08月31日 - |
Who is peer reviewed? Comparing publication patterns of peer-reviewed and non-peer-reviewed papers in Japanese political science
-10:22-
論文が出ました。
日本の政治学における査読制度の歴史と、査読付論文の出版パターンについて検討しています。
Sakai, D. (2019). Who is peer reviewed? Comparing publication patterns of peer-reviewed and non-peer-reviewed papers in Japanese political science, Scientometrics.
→全文リンク
日本の政治学における査読制度の歴史と、査読付論文の出版パターンについて検討しています。
→全文リンク
- 2019年08月24日 - |
【御礼】ルース・アビィ(梅川佳子訳)『チャールズ・テイラーの思想』
-13:28-
訳者の梅川佳子先生から頂きました。ありがとうございます。
定評のあるテイラー論の翻訳ということで、私としては「第4章 知識を理解する」が気になります。
(参考)
・チャールズ・テイラーの思想 | 名古屋大学出版会
- 2018年08月06日 - |
「『新しい政治学』の構想――大嶽秀夫の体制論とその方法」
-21:19-
論文が出ました。
大嶽秀夫論の第二弾です。
・「『新しい政治学』の構想――大嶽秀夫の体制論とその方法」(『明治学院大学法律科学研究所年報』34号、2018年)
いずれオープンアクセスで見れるようになるはずです。
見れるようになりました。(2018/9/1)
大嶽秀夫論の第二弾です。
・「『新しい政治学』の構想――大嶽秀夫の体制論とその方法」(『明治学院大学法律科学研究所年報』34号、2018年)
見れるようになりました。(2018/9/1)
- 2018年01月14日 - |
「日本政治学史の二つの転換――政治学教科書の引用分析の試み」
-19:10-
論文が出ました。
タイトル通りの内容ですが、数量的アプローチである引用分析(Citation Analysis)の手法を、政治学史研究に用いているものです。
「日本政治学史の二つの転換――政治学教科書の引用分析の試み」(『年報政治学』2017-供
なお、2017年日本政治学会大会の分科会「政治思想史研究は政治学にどう寄与できるか」の討論のなかで、次のような議論がありました。
「政治思想史研究が政治学にどう『寄与してきた』かであれば、政治思想史研究が政治学研究に引用された回数を数えればよいのではないか?」(大意)
そのものズバリではないですが、似たような作業を論文の中でやっています。
タイトル通りの内容ですが、数量的アプローチである引用分析(Citation Analysis)の手法を、政治学史研究に用いているものです。
なお、2017年日本政治学会大会の分科会「政治思想史研究は政治学にどう寄与できるか」の討論のなかで、次のような議論がありました。
「政治思想史研究が政治学にどう『寄与してきた』かであれば、政治思想史研究が政治学研究に引用された回数を数えればよいのではないか?」(大意)
そのものズバリではないですが、似たような作業を論文の中でやっています。
- 2017年12月27日 - |
【御礼】阪野智一・近藤正基編『刷新する保守』
-21:29-
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城下賢一先生と近藤正基先生からいただきました。ありがとうございます。
(参考)刷新する保守 | 弘文堂