都知事選が終わって、舛添新都知事が誕生した。

田母神氏も組織票のない中で、60万票を獲得して善戦したが、目的を果たすことができなかった。

「災害に対処できるような強い東京を作る」、「郷土意識・国家観を育てる教育を推進する」ことを前面に出して、舛添・宇都宮の組織票、ならびに細川・小泉の元総理のタッグ・チームを相手に、「一対三」の体制で戦ったのは大変だったと思うが、この活動を次の成果につなげて欲しいと期待する。

 

舛添氏は、選挙運動の最中には、靖国神社参拝の是非については自虐史観を是とし、また原発についても根拠のない安全神話を唱え、もっぱら大衆受けを期待する主張が多かったが、これからはそのようなわけにも行かないだろう。

 

安倍総理は、戦後のアメリカ占領政策、中でも東京裁判は誤りであるとの個人的な認識を持っており、靖国参拝は総理として当然のことと思っているようであり、防衛力の強化にも本質的かつ現実的な政策を掲げている。

日本版NSCの設置、秘密保護法の制定、防衛計画の大綱の改訂、防衛費の増強、南西諸島など島嶼防衛の実際的な強化など等、国の流れの基本を変えようとしている。

これをサポートするのは首都圏東京の使命であり、総理と都知事がスクラムを組むことが大事だろう。

舛添新都知事には、日本人としての正しい国家感を持って都政に励んでもらいたいと期待する。

 

「日本を良い国にしたい、その活動を東京から進めたい」という田母神氏の思いは、これからが正念場になるだろう。

田母神氏が会長をつとめる「東京を守り育てる都民の会」が、舛添新都知事に協力しながら、大いに活動することを期待したい。(松島悠佐)