「北朝鮮のミサイル」


北朝鮮の核やミサイルの開発については何度かこのブログにも書いたが、7月28日にも朝鮮戦争の停戦を記念してまたミサイルを発射した。ロフテッド(高角度)打ち上げだとか、ICBMの可能性があるとか、わが国のEEZ圏内の着水などが報じられて、それなりの状況はわかるが、北朝鮮の核とミサイルの意味する本当の危険についてはあまり報道されない。

「木を見て森を見ず」という言葉があるが、枝葉末節に捉われて木の姿はわかるのだが森の姿がわからないという意味に使われている。正にそういう感じがする。

北朝鮮の核やミサイルの開発は朝鮮戦争の停戦以来北朝鮮が国是として金日成・金正日・金正恩をとおして推進してきたことだから、制裁を受けても今更やめるわけではない。

ただこの先いずれアメリカの許容限度に達する時期が来て、アメリカが何らかの行動を起こす危険が来るのだが、どうもその時期が近づいたようである。

以前ブログにも書いたが、アメリカ・中国・ロシアなどの大国は武力衝突を避け、結局戦場になるのは朝鮮半島と日本列島で、せいぜい広げてもグアムなどパラオ諸島ぐらいではなかろうか。

さてこうなるとわが国は安閑としてはいられない。本当に危ない事態に入ろうとしている時であり、安倍総理は元より外務大臣や防衛大臣に頑張ってもらわなければならない時期なのに、国内で問題になっていることは全く違っている。

わが国としてやらなければならないことは山ほどあり、4月のブログにも要点を書いたが、ミサイル防衛やテロ対策など現場では努力しているものの政府の施策としては一向に進んでいない。またメディアも全く違うことに興味があるようで採り上げない。これが危険を作り出している。

このような状態が、「木を見て森を見ず」という状態ではないかと思う。

こうなったら自分で自分の身を守るしか方法は無い。私の事ながら北朝鮮が何かしそうな時には、私はせめて自分で安全を確保するために出来るだけ東京近郊から離れることにしている。              

 (2,017・7・31 松島悠佐)