PKO

稲田防衛大臣の辞任

「稲田防衛大臣の辞任」

南スーダンPKOでの日誌の問題で稲田防衛大臣が辞任することになった・

この問題で2回ほどブログを書かせてもらったが釈然としない。というのも問題の本質と離れたところでメディアが騒ぎ、それに防衛大臣がのせられているからだろう。

この問題の本質は、PKO派遣5原則の是非と防衛情報の公開の問題だ。

派遣5原則については被派遣国内で戦闘が終結している事が条件になっているが、これをどこまでシビアに考えるのか、あるいは見直す必要は無いのかという問題である。南スーダンで当時部族間の戦闘があったのではないか?日誌に何と書いてあるのかという問題だったが、それを日誌を焼却したとか、報告が無かったなどという問題で防衛大臣の非を攻める問題にかえてしまった。

もう一つの問題は防衛情報の開示についての問題だろう。情報公開法が出来てから、戦車の設計図まで公開しろと防衛省の窓口に来た者がいた。

自国の安全保障に頓珍漢な国だから仕方がないのかもしれないが、お粗末過ぎる。

PKO活動の日誌には色々な事が書いているのだろうから、公開すべきかどうかは防衛大臣が判断すべきだろう。細部がわからなければ統幕長や陸幕長の意見を聞くべきである。

「報告があったとかなかった」とかの問題で政治家・官僚・制服との信頼関係を取りざたするのはあまりにもお粗末である。

このような問題で、将来のある陸上幕僚長を退職させるのなら、それは国家の大きな損失だろう。このようなお粗末な茶番劇を中国にも北朝鮮にもさらけ出している様は正に国辱の感がする。自国の安全保障に頓珍漢な政治家はもう要らないのではなかろうか。
                                

(2017・7・28 松島悠佐)



「南スーダンPKOでの日誌の問題」

「南スーダンPKOでの日誌の問題」

南スーダンPKOの日誌の問題で稲田防衛大臣がふたたび疑惑の矢面に立たされている。

このことは3月にも「シビリアンコントロール」をテーマにして意見を書いたが、PKOであれ作戦なのだから自衛隊の現地部隊は日報を書いて上級部隊に報告するのが当然であり、事後の対応を考えれば短期間で破棄するはずは無いし、日報を大臣に報告しなかったとか、隠したとかの問題などは無かったと思う。

だがそれを国会にどのように報告するのかについては、種々の政治判断や行政的な判断もあることだから細部のことは当事者で無いとわからない。「言ったとか言わなかった」などでもめている森友学園や加計学園の問題も同じだろう。

それなのに、このような問題を制服組だけの所為にして陸上幕僚長以下を特別監察して、政治家と官僚組織が事なかれの逃げの姿勢を採っているのだったら許せない。

監察の結果がまだ公表されていないので、とやかく言うのは控えるが、政治家と官僚と作戦を実行する自衛官の間に最も大事なのは信頼関係である。このことは戦史を研究すれば直ぐにわかることである。

軍隊が動くということは、PKOであっても災害救援であってもそんなに軽々しいものではない。

政治家と官僚もこれを機会に軍事の問題、特に部隊の運用についてもう少し勉強したらいかがだろうか。そうすれば、作戦日報が無いとか焼却したなどという軍事音痴はなくなるだろう。

大事なのは政治家と官僚と自衛官の信頼関係を強くすることなのだ。今のメディアの対応は少なくとも逆に走っている事が気になっている。もういい加減にしてもらいたい。      
 (2017・7・24 松島悠佐)


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