2005年09月23日

『死にぞこないの青』 乙一

クリックすると拡大画像が見られますおすすめ度:☆☆☆☆

飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。先生は、他の誰かが宿題を忘れてきたり授業中騒いでいても、全部マサオのせいにするようになった。クラスメイトまでもがマサオいじめに興じるある日、彼の前に「死にぞこない」の男の子が現れた。ホラー界の俊英が放つ、書き下ろし長編小説。

別に言葉自体が子どもっぽいというわけではないが、乙一の作品はどれも読みやすい。そんでもって物語りの魅力に惹きこまれていく。読み出すと一心不乱に読んでしまう。私の相性に合っているのでしょうか。とにもかくにも、私は乙一の手がける作品が好きである。

アオ。顔色はもちろん、文字通り肌が真っ青で、顔は縦横に傷跡が走り、ナイフで切られたような傷跡だらけ。誰かにそぎ落とされたように片耳と頭髪がなかった。目蓋を接着剤でくっつけられていて右目が塞がっている。靴紐のように、上の唇と下の唇に穴を開けて縫われている唇。両腕を動かすことの出来ない拘束服を着させられ、下はブリーフだけである。

そんなあまりに現実離れしたその姿は、怪物のように思える。そのアオの正体とは・・・・・

ある小学生が学校でいじめられる話です。私はいじめられたことはないし、ましてや私の周りでもそのようなことはありませんでした。だからいじめというものが実際どいうものか分からないが、乙一の描く今回のいじめに焦点をおいた作品は、一風変った物語になっていると思います。

本書は小学校が舞台になっているのだが、必然的に自分の小学生の頃を思い出した。細かいとこをツッコむと、コロコロコミックやらビックリマンチョコなど、とても懐かしいものが出てくる。ビックリマンチョコには目がない私は、昔、誕生日にそれを沢山買ってもらったくらい好きでした(笑)



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この記事へのコメント
私も乙一作品は大好き。
この作品は最初怖かったけど、最後にはなんだか心温まる話になっていた感じでした。
Posted by おっこ at 2005年09月24日 12:41
おっこさん、こんばんはです♪
かなり本読んでいらっしゃるみたいですね。
ちょくちょくブログ覗いているんですけど、本選びの参考にさせてもらってます☆

>この作品は最初怖かったけど、最後にはなんだか心温まる話になっていた感じでした
そうですね。最初はホラーかと思いました(笑)
マサオが少し大人になったような感じがしましたね。
Posted by 管理人vivi也 at 2005年09月25日 04:16
乙一って結構若手かな?
結構最後らへんで展開が早くて無理やり終わらせようとしてた気がしたんだよな 原稿の問題とかなんかあったかしらないけど もっとひっぱってほしかった部分があった、
この人の作品って読書とっかかりたい人向けだよね
読みやすいし結構のめり込める部分もある、
小耳に挟んだけど「女王の教室」の製作者とちょっとしたなんかあったみたいだよ

ViVi GJ!
Posted by  は  る at 2005年09月25日 06:03
>は るくん
若手ではないけど、20代後半らしいから結構歳近いね。
てかそれよりも、お前が本読むなんて・・・信じられん(笑)
まぁ乙一の作品どれもダークな感じやから、お前に合ってるかもな。それに読みやすさ満点!
つってもライトノベル作品が多いけど・・・。

ところでGJってなんぞや?
Posted by 管理人vivi也 at 2005年09月25日 13:58