流行りですね、ミニマリスト。
本だけでなく、ニュース取材で取り上げられたりもしていますよね。

僕は物を所有したり、収集したりする方なのでミニマリストには向いてないなぁと半ば諦めています。

というのも、
過去に、こんまり(近藤麻理恵)さんのときめく片付けの魔法を使って、家の物を整理しようとして、気持ちがときめくときめかないで要る要らないを仕分ける方法を試してみたのですが、全部ときめいてしまって、仕分けに失敗しました(笑)

なので、ミニマリスト思想だけ取り入れておこうかなくらいに留めています。

確かに、物をたくさん所有するのはスペースを潰してしまうので、ちょっとしたストレスになるのかもしれません。

物に囲まれている方が落ち着く人もいるので、タイプによりけりでしょう。

不要な行動を極力減らし、ゆるく考える脱力系行動ミニマリストを僕は推奨します。

◆しないことを決める。

このテーマ自体は前々から議論されているので、今更?と疑問を持つ方も多いと思います。

誰かのフィルターを通すことでまた見つめ直せると思っています。


参考図書はphaさんの新刊『しないことリスト』です。




しないことの捉え方を再認識してみましょう。


目次

第1章 環境をスッキリさせる 所有しないリスト
第2章 行動をラクにする 努力しないリスト
第3章 意識をラクにする 自分のせいにしないリスト
第4章 人生をラクにする 期待しないリスト


1章 環境をスッキリさせる 所有しないリスト
こちらは「物を持たない、減らす」視点のため、あまり今回は触れません。

脱力系行動ミニマリストを目指すならば、2~4章のしないことリストが主に関係しているかなと思いました。
僕がドッグイヤーした箇所を紹介します。

だるさを無視しない
著者のphaさんは定期的に「だるい」とつぶやくことで気分を和らげているそうです。

僕もだるい時は、内側から湧き上がってくる「だるいシグナル」と自然に受け入れるようにしています。
そういう時に無理してイベントに行ったり、複数人とコミュニケーション取ると、気づかいや肉体的な疲れが後からどっと襲ってくるよな。と経験上分かっているんです。


「だるいな」「なんかやる気しないな」と思った時点で、それは方向性とかペース配分とか、何かが少しうまくいっていないということなのだ。



僕たちはこういう重要なシグナルを見て見ぬふりをしてしまいます。
本当にその瞬間にだるさを無視した頑張りが必要なのか考えてみましょう。

自分の実力にしない


たまたまうまくいった例を挙げて、「苦しい状況でも成功した人たちはいるんだから、うまくいかないのはお前の自己責任だ」と言うのは、個人を過剰に追い詰めてしまう言葉だ。

少数のたまたまうまくいった成功例を一般化してはいけない。


自分に厳しい人ほど、「うまくいかないのは自己責任でしょ」精神を持っているような気がします。

努力を怠らないために、そう言い聞かせて内々でそういう考えを持っている分には良いと思いますが、この精神は他人に向けられた時に凶器に変わるなぁと思います。

あまり言われたくないし、他人に向けて「うまくいかないのは自己責任でしょ」と発した時に誰も逃げ道がなく
お互いツラくなるだけ。

先日、テレビ朝日のしくじり先生で杉村太蔵さんが周りからガーガー言われる言葉に対して、心の中で「うるせぇ」と思っていたと語っていました。

「うるせぇ」

この言葉だけ切り取ると、乱暴に聞こえますが、表現がストレートな分だけ若干スッとします。
こちらが望んでもいないのに介入してくる自己責任論者には心の中で「うるせぇ」と叫んで一掃し、モヤモヤを捨ててしまいましょう。


閉じない


スマホを見ながら、興味ある話題のときだけ会話に入るとか、会話に飽きたらネットを見るとか、自由に会話から出たり入ったりしていいというほうが気楽だ。


コミュニケーションの適度なゆるさを許せるのが、懐が深いのかなぁなんて思います。

目上の人にやってしまうと問題になることもありますが、余裕のある人は「しょうがない奴だなぁ(笑)」と許してくれるものです。

閉じた環境って、同調圧力や強制力が働く感じしますよね。
もちろん、いざというときに頼れるとか、絆が強いとか素敵な部分もあります。

phaさんは、流動性の高い人間関係と流動性の低い人間関係のチャンネル使い分けを言っています。


できるだけたくさんのチャンネルを作って、ゆるく広くいろんなところにつながりを持っておこう。


今年僕が書いた記事でこんなもの↓もありますので、やや話が重なるところもあると思います。
『友だちの数で寿命はきまる』から<友だち、つながりを考察する>

最後まで我慢しない

phaさんが損切りについて書いているリストです。


「なんかビミョー」と思ったら、早めに抜け出そう。
他人のペースに合わせる必要はない。惰性に流されず、自分に必要な部分だけつまみ食いするようにしよう。


ここも見事に(?)、今年書いた記事と重なるところがありました。
損切り出来てますか?<せっかく~だからのワナ>

なので、すんなり入ってきました。

もし、惰性で参加しなければならない飲み会があったら、ほぼネタ的な逃げの手段ですが、こちら参照いただくのもありかもしれません。
嫌な飲み会を回避する方法を「たりないふたり」から学ぶ


◆ゆるさは優しさになる

『しないことリスト』の一部を見てきたわけですが、どのリストを切り取っても優しさを感じます。

人に迷惑をかけずに生きる。
これは無理だと思うんです。

ひとりでも多くの人が、自分の基準や常識をゆるく引き下げるとともに、他人にも同じようにゆるく見てあげれたら、いいなぁと。

ゆるさと優しさの詰まった『しないことリスト』。おススメです。