
DTS の Data Transmission System を用いた仮想L3キャッシュにより、Windows XP(Windows 7も同様)を搭載した、2GB〜4GBメモリのノートPCのパフォーマンスを高速化させる「 PlatinumCache for Note PC 」。
昨日のエントリーの最後でも少し書きましたが、実は PlatinumCache for Note PC にはもうひとつ重要な機能が隠されているのです。
ノートPCに搭載されているのが、SSDだった場合。そのSSD搭載のノートPCの書き込み寿命が大幅にアップされるのです。
ご存知のように、SSDの書き込み回数(寿命)は、ひとつの弱点となっています。ところが、PlatinumCache for Note PCを搭載したマシンは下記のようなSMART(※)テストの結果となっているのです。

寿命12,500日を記録している、向かって一番右側のグラフがPlatinumCache for Note PC 搭載のノートPCです。(テスト詳細は DTS の SSD ページをご参照ください)
DTSのキャッシュ技術は、世界各国で認められている「MCell」で既に実証済み。また、同じくキャッシュメモリを搭載したMCell-II SSDは「Interopのベストショーアワード・特別賞」を受賞しています。こうした独自のキャッシュ技術を新たにソフトウエアソリューションとして開発したものが「 PlatinumCache for Note PC 」なのです。
※SMARTは、HDDに関するあらゆる情報(型式、シリアル番号、動作温度など)を取得する以外に、ハードディスクの整合性をテストする優れた方法も提供しています。SMARTを利用するには、smartmontoolsのようなプログラムを使用します。