DTSは、ちょっと違う。 IT企業なのにパキスタンでインフラビジネスに挑戦中!

2012年10月

パキスタン関連まとめと、徒然(?)

mds_1210312週間前より、パキスタンでのDTS関連の活動をお伝えして参りました。今日のエントリーは、パキスタンの現在のリアルタイムな文化的な印象を徒然とお伝えしたく思いますのでおつきあいくださいませ。


パキスタンの学校
現在、パキスタンでは、大学など学校の新設ラッシュとなっていました。
DTS の「東京マルチメディア」もこの新設校のひとつとなっています。

パキスタンの物価
前回訪れた時よりも、物価の急上昇を感じました。

パキスタンの気候
これは当然なのですが、秋でも暑い日が続きます。実際の温度はそれほどでもないのですが
湿度が高いためにそう感じるようです。

パキスタンの食事
実は世界各国の料理が食べることができるのがパキスタン。中華料理、サウジアラビア
料理、パンもデニッシュもちゃんとあります。特に中華料理は日本の中華料理以上の
美味と感じました。

パキスタンは、素材の味を活かせている料理が多い印象を受けます。

日本の米、欧州のパンと同じ位置にあるのが、なんといってもナンです。ナンは
パキスタンでは家庭料理となっています。

肉(いわゆるハラルミート)は新鮮です。でも、やはりパキスタンで一番のオススメは
個人的には乳製品。牛乳とヨーグルトは絶品です。

パキスタンのケータイ
基本的にはガラケーが多いです。流行(?)なのか、日本や欧州のような折りたたみ式
は少ない印象です。スマホを持っている人は、
日本のように、スマホだけ持っているわけではなく、ガラケーと両方を使っています。

本日のエントリー担当:DTS 「 I 」でお送りいたしました。


★DTS パキスタン関連エントリーまとめ

Honorary Investment Counsellor in Japan の任命のご報告

「東京マルチメディア」(Tokyo Multimedia)

Tokyo Multimedia

Tokyo マルチメディアのサイトとフェイスブック

7th EXPO Pakistan(第7回パキスタンエキスポ)会場エントランスにて

パキスタンのバッグ〜EXPOパキスタンにて

パキスタンのモスク〜ミニフォトレポート

バードシャーヒー・モスク

クリエイティブ

GIA〜フランスやイギリスでその品質に定評があるパキスタンの企業

GIA(パキスタンのテキスタイル企業)〜その徹底的な品質管理

GIA(パキスタンのテキスタイル企業)〜その徹底的な品質管理

mds_121030昨日からのエントリーでは、ヨーロッパで定評があるパキスタンのテキスタイルの企業、GIA をご紹介しています。DTS も日本との貿易に協力させていただいている企業です。


昨日は、品質管理スタッフコーディネーターを配置するその品質の高さ、実際にフランスへの最有料輸出企業としても表彰されているといったことをご紹介させていただきました。

GIAのオフィシャルサイト
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そして現在、ヨーロッパで定評を受けた GIA はヨーロッパだけに留まらず、将来的に様々な国々のアパレル産業との貿易を考えています。

パキスタンの企業ではいち早く、7000.pk.aii.biz 上で日本語のサイトも開設しています。

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GIAの会社概要を引用します。

GIAは、製品のためのテキスタイルは、当社独自のシステムに従って品質管理を実施しています。これらは、お客さまのご要望のために使用された初期原料(布や糸)の試験、耐変色性、生地の縮み、色の均一性、生地の感触に加え、顧客の必要に応じてテストを徹底的に重ねます。衣服パターンとフィッティングのチェックだけでなく、縫製、仕上げ、というすべての点で、全行程を確認しています。ニッケルフリーテストと呼ばれるお客さまのご要望に応えたジッパーの引あげテスト、パッケージングコンテンツのテストも行なっています。


テキスタイルの原産国の企業の中にはテストさえしない企業も数多くありますが、GIAは徹底的な品質管理により、フランス、イギリス、ドイツなどヨーロッパのアパレルメーカーから支持を得ています。

実際にお会いした GIA のマネージャーの方や、スタッフ、そしてオフィスの方々はとても信頼感のあるグローバライズされた雰囲気でした。



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mds_121029今週もDTSブログを宜しくお願いいたします!さて、週初めの今日はパキスタンの産業で現在、重要な位置にある企業をご紹介しましょう。


まず、今はカズ選手の活躍で日本国内で話題となり始めたフットサル、オリンピックでのなでしこの活躍、さらにはワールドカップなどでお馴染みのサッカー。このサッカーのボールの原産地をご存知でしょうか?

実は、世界じゅうの手縫いのサッカーボールの生産の、なんと80%がパキスタンなのです!パキスタンはこういった素材・テキスタイル生産が得意な国です。先日のエントリーでご紹介させていただきましたバッグなどをご覧いただければおわかりになられると思います。


さて、今回ご紹介する企業が位置するのがパキスタンのカラチ。カラチには3つの大きなテキスタイルの工業地帯があり、その品質には定評があります。どうしても、日本ですと、服飾のテキスタイルの生産国といえばアジアを思い浮かべますが、これがヨーロッパの場合、圧倒的にパキスタンとその周辺諸国が多くなるのです。

今日ご紹介するのは GIA という企業です。もちろん、日本のアパレル業界ではまだまったく
知られていない企業ですが、ヨーロッパ(フランスやイギリス、ドイツなど)のアパレルメーカーでは既に有名です。

これは、イギリスで販売されている、GIA の技術によるカットソーです。このあたりの繊細なプリント技術なども申し分のない程に高品質です。

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GIA の品質管理は定評があり、パキスタン国内では初めてISO9001を取得している企業。品質管理スタッフが22名、さらには社内外の品質管理コーディネーターまでたてています。

2006〜2007,2008〜2009年にパキスタンからフランスへの最良輸出企業として賞も受賞しています。

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今までは、日本やアメリカのアパレルですと、中国がその原産国となっていましたが、中にはその品質が問題となっている例も少なくありません。既にヨーロッパ諸国で定評があるパキスタンの企業が日本のアパレル産業と交流していく未来もそう遠くないかもしれません。明日もまた GIA や、パキスタンのテキスタイル産業のことをお送りいたします。

今週もご愛読ありがとうございました!

mds_121026今週ラストの DTS ブログとなります今日のエントリーでは、先週からご報告しておりますパキスタン関連のエントリーではご紹介できなかった写真を2点ご紹介しましょう。


11日のエントリーでご報告させていただきました、DTS CEO 高橋(博士)のパキスタンのBIO(投資議長)からの Honorary Investment Counsellor in Japan 任命の報道。パキスタンEXPO を訪れた際に、会場にてメディアからの取材を受け、INTERNATIONAL THE NEWS の電子版の記事をご紹介しました。
実際の新聞への掲載はこんな感じで、想像していたよりもかなり大きく扱っていただき、少しびっくりしています。

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昨日のエントリーにてご紹介させていただきました、DTSグループ「東京マルチメディア」での高橋のプレゼンテーション。追加としてこんなこともプレゼンしました。生徒たちに向けての、パキスタンにおいてクリエイティブを勉強する目的のようなものを説明したものです。学生たちに送る応援のテキストとお考えください。

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クリエイティブ性は、あなたの財産なのです。

・自分のクリエイティブ性を自分自身で開発すること。

・東京マルチメディアは、あなたに教育の提供します。
しかし、結局は自分自身のクリエイティブ性というものは、自分の努力によるものなのです。

・あなた方の明るい将来を、クリエイティブ性の開発をお手伝いすることができ、我々はとてもうれしく思っています。


さて、来週はパキスタンの産業の重要な部分を担う、アパレル産業の生地、素材、テキスタイル系の企業のお話をさせていただきたいと思います。日本やアメリカとは異なる世界が拡がっています。お楽しみに!

今週もDTSブログをご愛読、ありがとうございました。良い週末をお送りくださいませ。

クリエイティブ

mds_121025先週のブログでお伝えしました、DTS グループの「Tokyo Multimedia(東京マルチメディア)」。パキスタン在住の若い世代に DTP 、CG、グラフィックデザイン、プログラミング、クリエイティブ関連のキャリアなどを教育する学校機関です。


先日、DTS CEO 高橋(工学博士)がこの学校を訪れた際に、生徒さんたちにプレゼンテーションした際に教室で映された資料の一部をご覧いただきます。

どちらかといえば、クリエイティブとキャリアの関連性についての話が中心となりました。

まずは、生徒さんたちがこの学校でクリエイティブを学ぶ意味あい的なことです。

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あなたの価値

●クリエイティブな仕事は、将来的に最も価値があります。

●インターネットの恩恵により、簡単に個人情報を発信できるようになりました。

●人間の感情は5感で成り立っています。

●その5感のうちの約83%がヴィジュアルから、11%が音から、その他が6%。つまり、形状、色、素材のようなデザインアイテムが、人々により強いインパクトを与えるわけです。

●工業製品含む、すべてのものが同じようにヴィジュアルがインパクトを与えます。

●デザインに関するあなたたちの挑戦は、パキスタンの新世代の産業において無限の可能性を生むのです。


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プロのデザイナーの条件

1 デザインの基礎を学ぶ
2 あなた自身のセンスを持つ
3 常に疑問を持つ
4 物事を深く理解する
5 自分のアイディアを創る
6 そのアイディアをビルドアップする
7 そのアイディアについてミーティングする
8 アイディアを実行する
9 そして、分析する
10 さらにブラッシュアップする
11 タスクを開始する・・・・・・


そして、こちらは具体的にパキスタンの web デザイナーに必要なスキルを説明しています。HTML、JavaScript、CSSのコーディング関連のスクリプトから、フォトショップ、ドリームウィーバー、フラッシュなどのアプリケーション、さらにPHPやイラストレータなどが操作可能であればなおスキルアップとなり、CGIやSSI、XMLやその他のアドビのアプリケーションを使用できるようになればさらにキャリアアップに繋がることを説明しています。

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このあたりは、世界中の若い世代が現在、クリエイティブ関連の学校で共通のこととなっているわけです。

基本的にはクリエイティブ関連の学校での説明の内容ですが、既に、どの仕事も現在はクリエイティブが必須となっているのかもしれません。


関連記事

「東京マルチメディア」(Tokyo Multimedia)
http://blog.livedoor.jp/dts_1/archives/1515343.html

Tokyo Multimedia
http://blog.livedoor.jp/dts_1/archives/1516551.html

Tokyo マルチメディアのサイトとフェイスブック
http://blog.livedoor.jp/dts_1/archives/1516909.html

バードシャーヒー・モスク

mds_121024昨日のエントリーに続きまして、今日もパキスタンのモスクのミニフォトレポートをお送りします。世界遺産の強烈な存在感をぜひご一読くださいませ。


パキスタン北部のラホールは、ラーヴィー川を挟んでインドとの国境あたりにある都市です。

今日写真をご紹介するバードシャーヒー・モスクは、昨日のラホール城などに並んで、世界遺産、有名な観光地となっています。

バードシャーヒー・モスク。
なんと、100,000人程度が同時に礼拝可能な超巨大なモスク。

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もちろん、世界最大級のモスクです。

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レンガの色を基本に建築されたモスクは、荘厳で、本当に絵になります。パキスタンの歴史が集約されているような雰囲気があります。

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パキスタンのモスク〜ミニフォトレポート

mds_121023今日のエントリーは、DTSの「 I 」がお送りいたします。「パキスタンのビジネス以外の面もみてみたい」というお声をいただきましたので、今日・明日は、先日のパキスタン出張の際に訪れたモスクの写真をアップしてみたいと思います。



みなさんご存知かと思いますが、モスクとは、イスラム教の礼拝堂のことです。ちなみに、このモスクには、日本の寺院やキリスト教の礼拝堂のように崇拝の対象物はありません礼拝を行うだけの目的の場所です。かなり写真の点数が多いので、2日間に渡り、レポートさせていただきます。


ラホール城。雲ひとつ無い青空に映える色の歴史的建物です。城内には有名な遺跡が存在します。ラホール城とモスクは向かい合わせの場所にあります。訪れたのは平日にも関わらず、多くの観光客が。

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小さな花がイメージされた模様が描かれた謁見台の壁の飾りです。謁見台はタージマハールを造ったシャー・ジャハーンが一般民衆の声を聞くために造られたものだそうです。

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鏡の間。言い様のない、神秘的な雰囲気に包まれています。

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世界遺産としてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。シャーラマール庭園です。世界遺産のオフィシャルテキストでは「華やかなムガル建築方法を伝承する城塞」とあります。

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シャー・ジャハーンの門。

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ちなみに、モスクに入るには、靴を脱いで裸足になり、女性はスカーフかショールをかぶり髪の毛を隠します。もちろん、観光客である私も、しっかりと髪の毛を隠しました。

続きは明日のエントリーにて。お楽しみに!

パキスタンのバッグ〜EXPOパキスタンにて

mds_121022今週もDTSブログを宜しくお願いいたします!さて、先週から、パキスタンの情報をお送りしていますが、今日は少し脱線して(?)、エキスポ・パキスタンで発見した素晴らしい逸品を・・・


エキスポパキスタンの展示ガイドブック。こういったものは、日本の展示会と同様です。

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こちらは、シンド州政府からのエキスポへの招待状です。

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そして、こちらが会場で発見したショルダーバッグ。販売もしています。

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以前のエントリーで、パキスタンの名物に織物があることは何度かご紹介してきましたが、今回、会場で発見したこのバッグの品質には慣れているはずの我々も驚きました。
アップにすると、その緻密な造りがわかります・・・もちろん、完全にハンドメイドです。

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さらに、裏地にはビロード風素材を使用して、柄が入っているという贅沢でおシャレな仕様です。

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そして、この完成度の高いバッグが、わずか数千円・・・ヨーロッパのアパレルのメーカー(フランスやイギリスなど)ではパキスタンのこういった素材や技術を使用することが最早常識となっているようです。ヨーローッパのブランドのバッグや手袋などお持ちの方はこれから、気にしてみてください。どこかに「made in Pakistan」の文字が見つかることがよくあります。非常に品質が高いのが、パキスタンのこういった素材、技術です。

関連記事
7th EXPO Pakistan(第7回パキスタンエキスポ)会場エントランスにて
http://blog.livedoor.jp/dts_1/archives/1517121.html

経営者ビジネス交流会・セミナー参加のお知らせ

mds_121019今週ラストのエントリーとなりますDTSブログです。今週はほとんど、パキスタン関連のご連絡エントリーが続きましたが、今日は、ビジネス交流会参加のお知らせです。


DTS でも海外事業推進交流会などのビジネス交流会を開催していますが、今回は、他社様ご主催のビジネスセミナーでの DTS CEO 高橋(工学博士)の講演のお知らせです。

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経営者ビジネス交流会
株式会社 アザンシンコンサルティング様主催

日時:2012年 10月31日(水曜日) 18:00〜21:00

会場:東京国際フォーラム ガラス棟 4F

<開催概要>


ミニセミナー(20分)
テーマ:「中小企業の海外進出の今」
●株式会社DTS 代表取締役社長 工学博士 高橋宏尚

●皆川恵比寿法律事務所 弁護士 皆川克正



交流会
・経営者同士のネットワーク作り
・生きた情報収集
・各界のスペシャリストとの人脈作り

なお、詳細、ご参加お申込みなどはこちらからお願いいたします。

http://www.zanshin.co.jp/busimatch2012oct.html

以上、皆様のご入場をお待ちしております。

来週も、DTSブログをよろしくお願いいたします!

7th EXPO Pakistan(第7回パキスタンエキスポ)会場エントランスにて

mds_121018今日のエントリーは、私、DTS の「 I 」が担当させていただきます。先日のパキスタン出張の目的の1つとして「7th EXPO Pakistan(パキスタンエキスポ)」の視察がありました。


まず、EXPO開催日は、10 月 4 日(木)〜10 月7 日(日)でしたが、前日の 3 日(水)の夜に Sindh Governor House にて歓迎レセプションが開催されました。

残念ながらレセプション会場の入場時にカメラ、携帯を預けるため(撮影禁止)写真はありませんが、海外からの招待客が集まる一大イベントでした。

EXPO 会場のエントランスです。

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そして先日のエントリーでご報告させていただいたように、今回、DTS CEO の高橋(Dr.Takahashi)がパキスタンのBIO(投資議長)から、Honorary Investment Counsellor in Japanを任命されたため、EXPO会場のエントランスで、パキスタンメディアからの取材を受けました。

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パキスタンの5社のメディアが入れ替わりインタビューに。高橋と、DTS本社取締役(パキスタン支社・COO)のIrfan。

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最後に個人的な感想で恐縮ですが・・・毎年、このEXPO会場でファッションショが開催され楽しみにしていたのですが、今年は別の会場(ホテル)で開催されたため、時間が合わずに見ることが出来ずに残念でした・・
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