DTSは、ちょっと違う。 IT企業なのにパキスタンでインフラビジネスに挑戦中!

2017年02月

カラチのガス不足 (2017.2.22)

早いもので、2017年になったと思ったら、もう2月の後半です。

それなのに、なかなか進んでいないプロジェクトがあります。

それが、製紙工場の「Lucky Paper」。

2016年12月初旬には、設備の修理も完了し、材料の仕入先も
製品の販売先も確保した状態で、設備の試運転も良好で、
後は「作るだけ!」とワクワクしながら2017年の年明けを迎えたのですが・・・

一向に生産が開始出来ません・・・

その理由が、「ガス不足」。

ガスの開通許可を昨年9月下旬から申請しているのですが、なかなか
許可が下りないので、何度も足を運んで早くしてほしいとお願い
していたのですが、全然だめです。

ガス不足のため、許可が下りるのに時間がかかっているのと、
仮に許可が下りても1週間のうち、2〜3日しかガスが通らないとのこと。

工場なので、毎日継続してガスが通らないと予定通りの生産が出来ない。

そこで、Lucky Paperの現地マネージャーとDr.Takahashiとで相談し、
ガスを使わずに製紙する方法を編み出しました!

そのため、1月から新環境で工場を稼働するための部材購入と設置作業が
続いています。

今月中にはその作業も完了して、3月からやっとやっと、工場が稼働する予定です。

パキスタンは電力不足なのは、しょっちゅう停電があるので理解していましたが、
ガスも不足しているとは知りませんでした。

特にLucky Paperが申請していた時期は、カラチでも冬の時期で家庭での
ガス使用が増えるため、工場への供給が減少する時期と重なっていたため
余計に許可が下りなかったようです。

調べてみると、新規の工場もガスを使用しない設備で稼働し始めているそうです。

初めてパキスタンを訪れたときに、トイレットペーパーで苦労して、
「パキスタンで良質な紙を作りたい!」と思ってはいましたが、
いよいよ3月からその第一歩が始まります!

最初は段ボール用の紙製造ですが、いずれは、日本同様の品質で
トイレットペーパー、ティッシュペーパーを作りたいですね。

ガス不足で、予定よりかなり遅れての出発ですが、3月からの
Lucky Paperの活躍を楽しみにしています。

BIG DATA ANALYTICS TOKYOに行ってきました (2017.2.9)

2017年2月7日〜8日に六本木アカデミーヒルズで開催されました
「BIG DATA ANALYTICS TOKYO」に出席してきました!

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日本での開催ですが、参加者の約半数は海外の方で
国際学会と同じように感じられました。

参加者も、経営者兼エンジニアなど、実際にプログラムを組んでいる方が
ほとんどのようでした。

日本語、英語の同時通訳があり、英語が苦手な私はとても助かりました。

テーマが「ビッグデータに人工知能を」という事なので
DTSが10年近く開発を進めている、”オントロジー”という言葉も
数名の講演者の方から出たり、ほとんどの講演者の方が
”Deep Learning”の話をしたりと、DTS社内で普段使っている単語が
たくさん出てきて、嬉しかったです。

皆さん、とても有意義なお話をされていましたが、
「Deep Learningや人工知能(AI)などは、まだ世間に理解されていない。
AIを魔法や奇跡のように誤解されている。」
という内容をお話された方がいて、私も全くその通りだと思っていたので
大きく頷いてしまいました。

このような場所に参加する機会を与えて頂き、この2日間は
とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

BIG DATA ANALYTICS TOKYOのサイトは、こちらになります。

ご興味のあるかたは、Webサイトを覗いてみてくださいね。





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