DTSは、ちょっと違う。 IT企業なのにパキスタンでインフラビジネスに挑戦中!

HafizFarooqAhmad博士

NUST 大学・ファルーク博士に聞く、 DTS PlatinumRE WAF の世界〜PART 25

見出し9月17日セキュリティエンジン DTS PlatinumRE WAF(プラチナム・アール・イー・ワフ)のブログスペシャルとして、開発チームの NUST 大学・ファルーク博士( Hafiz Farooq Ahmad 博士)インタビューの第二回目をお送りします。



NUST 大学・ファルーク博士に聞く、
DTS PlatinumRE WAF(プラチナム・アール・イー・ワフ)

第二回 今後の方向性。セキュリティも効率化。



Q:PlatinumRE WAF は、従来の比較・参照とは違うエンジンだと考えて良いでしょうか?

ファルーク博士: そうです。従来のセキュリティエンジン(ソフト)は、比較・参照するタイプのものでした。これを我々は独自のルールエンジンを作ったり、いくつかの機能を搭載することを考えました。このルールや機能を組み合わせることによって、ゼロデイアタックに対応することのできる、唯一の技術製品と言えるまでにこぎつけることができました。

ファルーク博士2Q: PlatinumRE WAF は、今後どのような方向でバージョンアップしていくのですか?

ファルーク博士: 最終的には今後の予定として、総合的なwebセキュリティを実現します。それを実現するには、当然、それを比較すべき対象物が多数増えてきて毎回毎回、新種のアタックが増加して、それをひとつひとつ比較するには性能問題、パフォーマンス問題含めてどう対応するのか?



実際にこれからも開発している中で、性能・パフォーマンスに関しては当然、DTSが持っているキャッシュ技術を含めてどんどんアップしていきます。

今後、向かっていく方向性として、web セキュリティをトータルでやっていくにあたり、それを実現する社会・・・コミュニケーションが行われている全体の効率をアップして、最終的にはエネルギーを低消費電力化していくことに貢献できうる技術を提供していきたいと考えています。これが大きな方向性です。

これだけ情報通信が増加してきていて、情報通信のベースとなっている機器(ICT) の消費電力を下げていくことは、産業全体に課されたテーマです。DTSのキャッシュ技術などはそこに非常に大きな影響を与える技術なのです。この技術を web セキュリティなどに埋め込んでいくことも行っています。


Q: L7 の中での仕事自体を効率化するということですか?

ファルーク博士: L7 の中には、攻撃してきた相手を知るために、効率化させるための様々なキーのエレメントがあります。このキーのエレメントに関しては企業秘密なので詳細はお話できませんが・・・笑

キーのエレメントを実行することによって、最終的なシステム全体の効率化をさせていこうというアイディアがあるのです。


★インタビューは、当初の予定では3回で終了の予定でしたが、公開可能なお話も追加され、さらには動画での公開も予定しておりますので、まだまだ続きます!

★第一回 「背景と、ゼロデイアタック」はこちらです。

セキュリティエンジン
DTS PlatinumRE WAF(プラチナム・アール・イー・ワフ)

日本国内での正式リリース:2009年10月末日予定




ファルークさん近影NUST大学・ファルーク博士(Hafiz Farooq Ahmad博士)
2002年に東京工業大学院情報理工学研究科計算工学専攻にて博士号(工学博士)を取得。日本、パキスタン、イタリア、フランスなど各国で技術を紹介するエバンジェリスト。DTSの技術開発の研究チーム(DTS technology design team)の一員。

NUST 大学・ファルーク博士に聞く、 DTS PlatinumRE WAF の世界5

見出し9月15日今日は、セキュリティエンジン DTS PlatinumRE WAF(プラチナム・アール・イー・ワフ)のブログスペシャルとして、開発チームのNUST大学・ファルーク博士(Hafiz Farooq Ahmad博士)インタビューを3回に分けてお送りします!


NUST大学・ファルーク博士に聞く、
DTS PlatinumRE WAF(プラチナム・アール・イー・ワフ)

第一回 背景と、ゼロデイアタック



IV1ファルーク博士 : 「我々が開発しました、セマンテックベースのセキュリティエンジンの新しいベータバージョンが完成しました。今回のベータバージョンは、10月末予定のリリースのスケジュールに向け、そこに至る前提条件の製品としてインストールベースのソフトウェアとして発表できる段階です。今日はこの新しいセキュリティエンジンについて、詳しく、そしてわかりやすくお話します。」




Q : DTS PlatinumRE WAF(プラチナム・アール・イー・ワフ)開発の背景は?

ファルーク博士 : 世界的に IT システムのやりとりが頻繁になっています。インターネットで言われる脆弱性。特にその中でも、Web のアプリケーションプログラム上で問題点が発生するというケースが急増しています。

事実、この10月からクレジットカード会社の規格で、強制的に Web ベースのセキュリティをかけなければいけないという規則等も決まっています。

このような背景があって、これから、続々と Web のアプリケーションが増加していった時、Web 上での使用する処理のセキュリティが脚光を浴びて、さらに重要性が高まっています。Web ベースのセキュリティは、Web ファイヤーウオールと一部では命名されています。今回の DTS PlatinumRE WAF は、レイヤー 7(セブン)。レイヤー 7 用のファイヤーウオール。あるいは、レイヤー 7 用のセキュリティソフトウェアです。

Q : 今までのセキュリティソフトウェアとの違いは?

ファルーク博士 : 従来の同様のエンジンは、以前セキュリティに何らかのハッカーが侵入、使用したという形跡を全部経験として積んで、その中で、これがシグネイチャーとして取り込んだものを、同様のものかどうかと比較・参照して弾くという方法でした。

ところが、現在、Web の世界で最も言われているセキュリティの中で、「ゼロデイアタック( Zero-day Attack )」があります。これは、まったく知らしめられていない攻撃方法が出現して、それがまったく手数がつかない。結局、発表される前の状況で、新種のウイルスが来た時にみな、感染してしまいます。


DTS PlatinumRE WAF は、そういうゼロデイアタックの攻撃を受けた時にでも、処理が可能となるのです。

この機能(ゼロデイアタックの攻撃から守る機能)は、絶対に必要不可欠なのです・・・

第二回に続く...

セキュリティエンジン
DTS PlatinumRE WAF(プラチナム・アール・イー・ワフ)

日本国内での正式リリース:2009年10月末日予定




ファルークさん近影NUST大学・ファルーク博士(Hafiz Farooq Ahmad博士)
2002年に東京工業大学院情報理工学研究科計算工学専攻にて博士号(工学博士)を取得。日本、パキスタン、イタリア、フランスなど各国で技術を紹介するエバンジェリスト。DTSの技術開発の研究チーム(DTS technology design team)の一員。

「メイド・イン・ジャパン」5

見出し09819今日のエントリーは、久しぶりにパキスタンのIT情報です。急速にIT化が進むパキスタン。こんなサイトが近日、スタートするのです・・・




JPPROJpProducts(ジェーピープロダクツ)
※画像は開発中のものです。






















そうです!Jpは、Japan。パキスタン発の「メイド・イン・ジャパン」製品をEコマースするサイトなのです。

扱い製品は、多種多様。アパレル、オーディオ機器、美容製品、美術品、宝石からゲーム、映画DVDなどのソフトまで。そのすべてが日本製品なのです。

そして実はこのサイト、DTSパキスタンチームが中心となって運営されているのです。DTSパキスタンチームは、技術開発のみならず、こうしてパキスタン国内でのリアルなITマーケティングと連動した、コンテンツ的な、ソフトウェア的な動きもみせています。

正式スタートの際には、こちらのブログにてまた掲載させていただきます。
国外で売られている日本製品って、気になると思いませんか?どんな製品が人気となるのか、今から楽しみです。

NUST大学教授のファルーク博士、梅雨明けの東京に来日。5

見出し09714東京は梅雨明けです!関西を飛び越えて、関東が先に梅雨明けという異例の状況らしいですね。そんな梅雨明けの東京はDTSに、DTSの技術開発の研究チーム(DTS technology design team)の一員であり、NUST大学教授のファルーク博士が来日です。



1東京へは新しいテクノロジーのお土産を・・・・でも、今日のエントリーでは、ファルーク博士がパキスタンから持って来てくださった謎のお土産をご紹介。






3いただいた箱をパッと開けてみると。そこにはパキスタンのスイーツが!
ちょっと見では、何か日本のおでんのようにも見えますが・・・
おだんごのような球状のお菓子は、パキスタンのドーナッツのようなもの。これがかなりの甘さです。これには理由があって、ご存知のようにパキスタンの料理は辛いので、その辛さにマッチするデザートやスイーツはかなりの甘さが必要なわけです。


2ちょうど会議も一段落後でしたので、CEO高橋が自ら皆におすそわけ・・・ファルーク博士、ごちそうさまでした!







さて、その会議で最終詰めが終了しました新しいDTSサーバの情報を明日のエントリーとさせていただきます!




5
貴重なテクノロジー話満載!NUST大学教授のファルーク博士のエントリーはこちらです。

DTSの「パキスタンIT情報」5

見出し09408DTSの開発支社のひとつがある、パキスタン。時折、関係者の方々から「パキスタンの治安は大丈夫ですか?」とご心配いただくことがありますが・・・


・・・実は、安全なのです。DTSが位置するのは、パキスタンの南側であり、メディアで危険なニュースが伝えられている地域は北側なのです。DTSは、新たにパキスタンに建設中の「ITパーク」の中にあるEXPOセンターの向かいに建設中。現地に行くとその「心配のない治安」がわかるエピソードがあります。


建設中のDTSの敷地に、守衛さんがいるのですが、彼が暇を持て余し、なんと趣味でミニ菜園をつくっていたりするのです(笑)。


メディアのイメージにより、危険な状態というイメージが強いパキスタンは、実は日々インフラが目にみえて充実していきます。

同じくメディアの世界的不況報道の影響でドバイなどもかなり「悲惨な経済状況」というイメージがありますが、実は国内における「通常の産業」、インフラは順調に伸びています。世界の資産家がバブル状態の時にドバイに投資したために、現在はバブル後のような状態にはなっているのですが、「普通の」国内の産業は当然のことながら、まったく別なのです。



1DTSパキスタンのwebサイト
http://www.platinumcache.com/

platinumcache.com5

見出し081225明日(26日)より、dts-1.comに、platinumcache.com(パキスタン)のサイトのリンクが決定しました。俄然盛り上がりをみせるパキスタンITカルチャー・・・


DTSも、日本→←パキスタン→アメリカ→←日本と協力体制のループでこれからもテクノロジーを発信していくことになると思います。

1platinumcache.comのトップページビジュアル。





複数の国のIT/テクノロジー情報を互いに交換しあって、DTS独自のテクノロジーが誕生するわけです。


2というわけで、こちらのplatinumcache.comをぜひご一読を!(英文サイトとなります)DTSパキスタンではいち早く、PlatinumCache-R-Sなどの映像でのプレゼンテーションを採用しています。また、クライアントセキュリティソフトウェアのクイック・オン・セキュリティの映像プレゼンテーションも。
さらにPlatinumCacheのホワイトペーパーなどもPDFでダウンロード可能です。





世界的な不景気が最近の話題ですが、こういった時こそ、各国の協力が必要なのでは・・・もちろん、DTSの中だけの話ではなく、各国のDTSにはまた各国のクライアント様、ITカルチャーがあるわけですから、余計にそう感じるのです。

さて、このブログも残すところ今年はあと2エントリー。
最終日は、ちょっとスペシャルな企画(?)をご用意するかもしれません。

★platinumcache.com

パキスタンの企業は自家発電が主流になりつつあります5

見出し081118先日ご紹介した書籍『インドIT革命の驚異』を読んでいて、DTSパキスタンチームの立ち上げ時の初期のある逸話を思い出しました・・・


パキスタンでは現在、自家発電設備を利用している企業が多いのです。インドやパキスタンは電力の供給が不安定。時々停電するわけです。ただ、自家発電の設備や保守装置があるので、仕事中のPCには影響が無いのです。


まだDTSのパキスタン支社が立ち上がったばかりの初期の頃、停電でサーバが止まったりして、社員も仕方なく帰宅してしまったなどということもあったようです。

最近はパキスタンで展開されている各企業が、(国営の電力に頼らない)
自家発電装置を続々と導入するのでそういった停電による仕事の停滞はなくなりつつあるようです。

個人的興味では、「停電で仕事になりません」という状況、なんだかのほほんとしていて悪くない・・・などと思ったりしています。いや、仕事しているパキスタンチーム側としてはシャレにならない状況だったとは思いますが・・・。

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「Foundation Stone Laying Ceremony」ミニPHOTOレポート5

見出し081107この1週間は、DTSブログはDTSのパキスタンレポート特集でした。さてその最終日として、DTSが「Foundation Stone Laying Ceremony」に招待された模様をお送りいたします。


「Foundation Stone Laying Ceremony」は、日本で例えると、除幕式、あるいは地鎮祭のようなものでしょうか。


会場セレモニー会場。パキスタン国旗、日本の国旗、そしてDTSの企業ロゴ!このロゴを制作したデザイナーさんもこの写真をみて「おお!」と感激していました。










参加者関係者の方々。向かって右から4人めが弊社高橋です。












テープカットテープカットの瞬間。












社長ビジネスパートナーとの信頼関係には国はまったく関係ない、という瞬間ですよね。











着物1なんと、DTSからパキスタンの関係者の方々に、日本の着物をプレゼント。











着物2初めての着物に緊張気味?



今回のレポートはほぼ写真でのフォトレポートでしたが、テキストで
日記的なものも予定しておりますのでお楽しみに!







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NUST大学での学会PHOTOレポート5

見出し081106パキスタン・NUST大学での学会の様子を撮影した写真が入手できましたので、予定を変更して、本日のエントリーもパキスタンの話題で。


3NUST大学についての詳細はこちらのエントリーをどうぞ。
教授、技術者、企業などのプレゼンテーション。










2日本からのDTS組も、真剣に各プレゼンテーションに聞き入ります。











1このブログではすっかりお馴染みのDTS技術開発の研究チーム(DTS technology design team)のファルーク博士(向かって左)。中央は弊社C.E.O高橋。パキスタンでの活動も活発になり、お国柄に従い(?)、髭をたくわえております。








4学会の出席者の皆様。


この学会での発表論文なども、掲載予定ですのでお楽しみに!

★NUST大学サイトにて、ファルーク博士(Hafiz Farooq Ahmad博士)による、ベンチマークテスト結果






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DTSのパキスタンでのミニレポート〜お土産編〜5

見出し081105DTSのパキスタン・ITパーク進出関連のエントリーが続きましたが、今日はその最終日。帰国した弊社高橋よりのお土産をご紹介。少しだけパキスタンの香りをお届けします。


DAWN紙これが現地でDTSの記事が掲載された「DAWN紙」その他の新聞です。







DAWN紙アップこれです!かなり大きく取り上げられています。実際に見ると感激です。






nustこちらはパキスタンのNUST大学よりDTSに贈られた盾です。







動画このDVDには、現地の様子がキッチリと収められています。ちゃんと近日、公開予定ですのでお楽しみに!






絨毯なんと!ペルシャ絨毯をプレゼントされました。高橋が機内持ち込みで運んできた逸品でございます。





candyパキスタンのお菓子。タフィーというか、キャラメルのようなスイーツでした。







というわけで、先週末よりお届けして参りましたDTSのパキスタンでのミニレポートはひとまず終了。パキスタンでの活動はこれからも逐一こちらのブログにて掲載していきます。

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