DTSは、ちょっと違う。 IT企業なのにパキスタンでインフラビジネスに挑戦中!

Mcell

クロアチアより、論文が届きました!

mds_1267昨日の「仮想コンシェルジュサービスの研究」の学術研究のお話に続き、本日も学術論文関連ご報告のエントリーとさせていただきます。



昨日、DTSに査読論文(※)が通りました学会より、論文集が届きました。

※査読論文(peer review)
研究分野の専門家による評価・検証が行われた学術論文。


学会名は「INTECH

INTECHの公式サイト
http://www.intechopen.com/
intech











学術論文集の表紙。無数の0と1が波打っているデザイン。
emerging informatics 〜革新的な概念とアプリケーション
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DTSの論文タイトルは「Autonomous Decentralized Multi-Layer Cache System to Low Latency User Push Web Services」。
マルチキャッシュ(C4とMcell)を使った自律分散型 Webサービス
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「INTECH」本部(クロアチア)から送られてきた論文の入った小包。
the power of sharing knowledge(知識を共有する力)という力強いキャッチコピー。インパクトがあります。
1








裏返すと、unlock knowledge with in tech(INTECHと知識を開ける)。
カギのイラストがレイアウトされています。
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カギの部分から封を開けて、論文が現れるわけです。これは洒落ています!
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ちなみに、INTECHの本部がクロアチアにあるのですが、6月4日にクロアチアから発送されて、2日後の6月6日のお昼には受け取り完了という、発送期間の短さに驚きました。クロアチアというと、日本からは遠いイメージしかなかったのですが、この短期間での論文受け取りでこういった物流も以前より早くなっていると感じました。

節電〜「コンピュータ資源の有効化技術」

mds11707IT業界も含めて、電化製品、器械製品が続々と「節電」「省エネ」をその中心に据えてきました。ご存知のように、DTSでは「コンピュータ資源の有効化技術」をテクノロジーのテーマのひとつとして掲げていました・・・



DTSの「節電」「省エネ」は、MCellを例にとると一目瞭然です。まずはこの図をご覧ください。

pyramide










左が「バランス感の悪いコンピュータ」です。図をご覧いただいただけでもこのコンピュータの非効率性がおわかりになると思います。対して、DTSのMCellドライブを使用したコンピュータは自然に効率的にコンピュータの資源を利用することが可能です。

効率が悪ければ、当然、電気を無駄に長い時間使用するわけですから(さらに、夏はコンピュータ内部の発熱という問題も発生します)、節電・省エネ対策の敵のようなことになってしまいます。

CPU使用率をベンチマークテストした動画がありますのでぜひご覧ください。通常のHDDやSSDが5%程度に留まっているのに比較して、DTSのMCellは約30%もの使用率。つまり、それだけ効率が並外れているわけですから、これは大きな節電対策の一つとなり得ます。

DTS MOVIE
http://www.dts-1.com/movie.htm

今まで「高速」を売りにしているプロダクトがあっても、そのために電力を余計に使用することがあっては、意味がありません。DTSの各プロダクトは今まで無駄で「バランスがとれていない部分」を補足することによって効率を上げるテクノロジーで、あなたの会社の節電に協力いたします。

さらに、サーバの仮想化で節電をお考えの方にご覧頂きたいのが下の図です。

diffe_dango_img


















従来の仮想化のソフトウエアの「CPUやOSの有効化」という考え方。これも効率性を考慮した節電対策になると思います。DTSは仮想化に「Network I/Oの有効化」をプラスすることにより複数台のサーバの仮想化統合だけではなく、ネットワークやストレージをも統合した仮想化が可能となり、より効率的になるのです。


★参考
「DTSの仮想化は、ちょっと違う」
http://www.dts-1.com/difference.html

「IT企業的」に新しいエネルギーに関連することを考える時

2今日のニュースで、新しいエネルギーとしての風力発電が現在の発電に代用でき得るという具体的なことが伝えられていました。そして、我々「IT企業」が「IT企業的」に新しいエネルギーを考える時がやってきたとも思います。


もともと、IT業界は以前よりエネルギーに関しては敏感でした。グリーンIT、CO2削減の関連はもちろん、さらに技術力を駆使したコンピュータの効率化が行われてきたのです。

今日のWIRED VISIONに掲載されたAlexis Madrigal氏の「「IT企業的な」エネルギー新興企業の可能性」の中でも「今後二十年以内に効率的エネルギー利用を可能にするだろう」と予想していたのが印象的です。ぜひ、ご一読を。

「IT企業的な」エネルギー新興企業の可能性
(WIRED VISION 2/22)
http://wiredvision.jp/news/201104/2011042221.html


手前味噌にはなりますが、例えば、我々DTSのテーマが「コンピュータ資源の有効化技術」。DTSのあらゆるプロダクトがこの効率化がそのテクノロジーの中心に据えられています。

具体的に数字でご覧いただきましょう。これは、以前にYouTubeの我々のチャンネルにアップした、インテリジェント型ハイブリッドメモリーディスク・Mcellを使い、コンピュータのCPU使用率をテスティングした結果です。





SATA、SSDと比較して一桁違う効率のパーセンテージを記録しているのがわかります。コンピュータの効率を良くすること、これは「仕事を効率よく処理する」だけが目的ではありません。「限られた資源をいかに、効率的に使用することができるか。」これからは、本当にこのことが最重要課題のひとつとなります。

今週もDTSブログをご覧いただきましてありがとうございます!

今年も宜しくお願いいたします!

midashi11104DTSは本日(1月4日)より通常営業となります。DTSブログも今日が今年初のエントリーとなります。




今年も、DTS、そしてDTSブログをよろしくお願いいたします!今年も平日の毎日更新でみなさまにDTSの情報をお届けいたします!

まずは、dts-1.comの「What's NEW」でもお伝えしました通り、今年の6月に開催されます「INTEROP TOKYO 2011」(幕張メッセ)に出展いたします。まだ半年先になりますが、まずは今年前半のDTSのひとつの節目として、掲載させていただきました。


昨年(2010年)は、新しいプロダクトの準備や学会への出展もあり、不参加でした。2009年に出展した際には、おかげ様でDTSのMCell(SSD)が「INTEROP BEST OF SHOW AWARD 特別賞」を受賞したのもまだまだ記憶に新しいところです。


1前回出展時のブース内スナップです。MCell-SSDが受賞した際のパネル。








2MCellを実際にサーバに組み込んだ形での展示がご好評いただきました。








まだ今年の出展製品は未定。もちろん、決定され次第いち早くこのブログでも掲載させていただきます!


さて、2011年が始まりました!今年のDTSも「他と違う」数々のプロダクトを発信していく予定です。ご期待ください。


関連記事

■DTS MCell(SSD)
■速報・DTSのMCell-IIが、Interop TOKYO 2009のBEST OF SHOW AWARDベンチャー部門を受賞

DTSのWAFのSaaSサービスがスタートします!

midashi101122「現状のシステム変更を変えずに、手頃な価格でDTSのWAFを利用できないか?」そんなお客様の声にお応えして、いよいよDTSのWAFのSaaSサービスがスタートします!




DTSのWAFの高機能・高検出率をそのままに、クラウド仕様(SaaS)でご提供できるようになりました。

もちろん、現状のシステム変更は不要。もちろん、低価格コストでDTSのオントロジー型WAFをご利用いただけます。

現在お使いのWebサーバ、ドメイン名の変更は不要。機能はDTSのWAFとまったく同様です。セキュリティ基準であるPCIDSSにも対応。

さらに、サーバにはDTSのハイブリッドメモリーディスクMCellが搭載されています。高検出率に加えて、高パフォーマンスをご提供!


system

















近日公開の特設サイトと、このブログで順次、情報をお伝えいたします!

年末・年始のアクセス増加のこの時期の対策は、DTSのWAF SaaSサービスがお手伝いいたします。





MCell-II SSD/PlatinumCache(R) SSD

midashi10526さて、DTSの新ロゴへの移行作業も着々と進行中でございます。今日は、お馴染みDTSのSSD2機種を新しいロゴが乗った形にてあらためてご紹介します。



35DTSのSSD 3.5インチは、
MCell-II SSD
SLC 32GB/64GB
MLC 128GB/256GB









25DTSのSSD 3.5インチは、
PlatinumCache(R) SSD
SLC 32GB/64GB
MLC 128GB/256GB









☆業界初のハイブリッドメモリディスクのSSDバージョン
☆MCell-II SSDは、INTEROP 2009 の「BEST OF SHOW AWARD」にて
特別賞を受賞!

●DRAM経由により、30,000IOPS Random Read、26,000IOPS
Random Writeの超高速アクセス
●DTSチップにより、書込み回数を管理。長寿命を実現
(DTS PlatinumCache が空間が通常の書き込み処理 を担い、かつSSDへの書き込み単位を大きなチャンクサイズにすることで、書き込み回数を大幅に削減。SSD をロングライフ化)

DTSのSSD特設ページはこちらです!



Jmeterによるテスト結果の解説5

見出し10323先週末、2回のエントリーでお送りしましたJmeterによる、DTS Platinum RE WAFエンジン+MCell-II SSD搭載サーバの
テスト結果。今日はその解説です。



テストテスト結果 1
テスト結果 2

やはり、まず第一にご注目いただきたいのが、この結果です。

DTS PlatinumRE WAFエンジンがプログラムされ、かつDTSのMCell-II SSDが搭載されたサーバで運営されているサイトに50人の同時集中アクセスがあった場合のテスト結果の「アベレージは12ミリ秒」



これは、50人が同時にアクセスしても、最悪でも600ミリ秒(0.6秒)でアクセスできることを示しています。MCell無しでは、350ミリ秒なので、50人アクセスの場合の最悪値は、0.35秒 x 50人=16.5秒の待ちが発生してしまう可能性があるというわけです。

その他、今回のテストの考察をまとめてみました。

○小さなサイズのファイルの読み書きが非常に多く発生。

○今回のテストで使用したMCellで、某社のSSDを使用した場合、ランダムライトについてはそれほどの結果は得られませんでした。これは、某社のSSDがランダムライトに弱いということに起因しています。

○50人集中アクセスまでは驚異的な結果を得られましたが、100人以上になるとパフォーマンスは落ちます。これは、MCellの1GBキャッシュが満杯になることに起因します。

※今回のテスト結果により、サイト運営にとって理想的なMCell-II SSD搭載サーバを想定してみました。

●MCellに搭載するSSDは高速なものを選択する。

●1台のDTS PlatinumRE WAF搭載サーバに、2台から4台のMCell-II SSDを搭載する。

●上記2点がクリアされたサーバは、200人集中アクセスまでは、高パフォーマンスが確実です。



「JMeterパフォーマンステスト」5

見出し10226お問い合わせ数がグングンと急上昇中の、DTS PlatinumRE WAF。申し訳ございませんが、未だテスト結果の整理中で、各テスト結果を御覧いただけるのは来週以降となりそうです。もちろん、驚異的ともいえる記録を出しています!



今回、行ったテストは、まずは「JMeterパフォーマンステスト」

Jmetaer
JMeterはJakartaプロジェクトが開発しているパフォーマンス計測/負荷テストツールです。詳細はこちらのリンクをご参照ください。Javaベースで開発
されているので、ほぼどんな実行環境でも使用できる優秀なテストツールのひとつなのです。WEBアプリケーション、データベース、FTP、WEBサービスなどあらゆるテストを行うことが可能です。


DTS PlatinumRE WAFエンジンがプログラムされ、かつ、DTSのMCell-II SSDが搭載されたサーバで運営されているサイトに、同時に30人、50人が集中アクセスした場合のパフォーマンスを実験しています。

現在のWAFで問題視されている、「正しいのか、不正なのかの判断」「アクセススピードの低下」。この問題に対する結果も、信頼でき得るアベレージ結果が記録されました。

来週以降のテスト結果公開をお待ちくださいませ!

記録といえば、浅田真央選手、惜しかったですねえ。キム・ヨナ選手は記録更新ということで、本当にオリンピックは数字の戦いでもあるんなんだなあと実感しました。そろそろオリンピックも後半戦。まだまだわからない日本のメダル候補の選手の競技もあるとのことなので、この週末もかなり楽しみですね!


★オントロジーを用いた独自のセマンテック(意味的)ルールエンジン ” PlatinumRE”により、攻撃者の入力内容を意味的に推論、判断して、そのアクセスの良否を決定!DTS PlatinumRE WAF


ハイブリッドHDD MCell 台数限定キャンペーン終了のお知らせ5

見出し10204今日はまずお知らせです。「ハイブリッドHDD MCell 台数限定キャンペーン」は終了いたしました。ご購入、誠にありがとうございました!



同じく、DTSの限定キャンペーンが「Mcell RAID キャンペーン」 。こちらは3月末日までの期間限定キャンペーンとなっております。Mcellが4台プラス30TBで248万円の特別プライスです。

キャンペーン詳細ページはこちら




さて、ここのところのエントリーで触れています、「昨今の配信(ストリーミング)」話題ですが、やはり業界は早い!早くも、USTREAMとは異なるライブキャスティングサービスが。



TCASTこちらは「モバイル専用。ストリート・ライブキャスティング」というキャッチでiPhone APPが無料配布されている「TwitCasting」。USTREAMとはまた違う特徴があり、増々盛り上がるパーソナルキャスティングです。





こういったサービスを使用して、既にtwitterのあちらこちらで、あらゆるライブキャスティングのオンエア状況を目にすることが多くなっています。ラジオ番組なども、ライブキャスティングを利用して、「ラジオなのにテレビ」のような状況に。ソフトバンクのUSTREAM出資のニュースからライブキャスティングが加速しています!



☆DTSのSSD搭載映像・音声送出サーバー・「PlayMagic(TM)」

内蔵されるDTS SSDは、高性能のロングライフアクセンスエンジンをMLCにて画一化することにより、SCL-SSDと同等の高速I/O性能とライフサイクルを実現。自動キャッシュポリシー制御による高いデータの安全性確保。

MCell-II SSD構造をご紹介する情報を追加5

見出し1月18日本日、DTSのSSD特設ページに、MCell-II SSD の構造をご紹介する情報を追加しました。



SSDページサムネMCell-II SSD の内部構造図、先日このブログでも先行公開させていただきましたメインボードや 2.5インチ SATA-II SSD の装填画像などもアップしています。ぜひご覧ください。





今週は、SSD特設ページの追加情報を逐一アップします。このブログでも更新記録をお知らせいたします。

DTS SSD特設ページ





前回のエントリーで書かせていただきましたスマートフォン OS に関する話題。そんな中、ネット上では Windows7 のスマートフォン版「Windows Mobile 7」リリースが来年に延期か・・・という話題も。スマートフォンの OS 戦争はこの先まだまだ続きそうです。
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