あっけなく委員会全会派一致で本日、衆議院文部科学委員会で著作権法改正は可決されました。明日の本会議で全会派賛成により成立するでしょう。

 ちょっとセンチメンタルな青臭い話になるかもしれないし、ちょっと不謹慎だと思われる書き方かもしれないけれども、率直な感想を以下に記します。まとまらない頭で書くので読みにくいかもしれませんが。
 あれだけ矛盾や欺瞞や作為が露呈されても、原案通り可決してしまうのだなと、やりきれない気持ちもある。我々が立ち上がるのが遅すぎたというのもある。最初から負け戦だっただろ!の指摘も受ける。けど、やって見なきゃわかんないじゃない!というのが本音。

 政治に「もし」はないのだろうが、今回の国会が年金で揉めてなかったら、この法案修正の可能性十分あったと思います。この改正に違和感を感じた人たちが、ネットを中心に自発的な分業システム構築してひとつの力にしてこれたのって、これからの政治にとっての驚異にもなりうる。僕ら音楽メディア関係者は、今回の問題を世の中に知らしめる一部分を担ったし我々なりに知識を生かして矛盾点をいぶり出すこともできた。ネット上の人がそれぞれに自分の持ち味発揮してGJ!グッジョブしてたでしょ。

 国民の政治との関わりとして、投票行動のみがクローズアップされるけれど、今回の政治への関わり方って今後の可能性を残したと思う。メールしたり、ファックスしたりするのってベタな行為だけど今回はかなりの影響を与えたよね。これだけ、衆議院の委員会を必死に見たコトって無かったけど、政治家や役人や政党がどのような人たちでどんな考え方するのかよ〜くわかった。仕組みもだいぶわかった。我々は、今回のように興味のあることだけではなくて、いろんなコトに興味を持って、それを見極める目や判断基準を持たなければなりませんね。

 自分とすべてに於いて同じ意見を持つ政治家が選挙区にいつハズなんて無いんだし、よりよい選択した上で、投票した議員と意見が異なるときには、どんどん訴えた方がよいと率直に思いました。

 しかし、何よりも川内博史という「正々堂々」な政治家と一緒に行動できたのは楽しかった。自分が住んでいる選挙区から立候補していて、大学も先輩後輩の旧知の仲だったけれど、ボクは今まで川内さんのことをこれっぽっちも知らなかったのだのだな。今回共に行動してよくわかりました。最後の退席しての筋の通し方も素敵でした。

 委員会採決が終わった後、川内議員から携帯に電話をいただきました。第一声こそ「お疲れさまでした」と過去形でしたが、その次の言葉から我々の会話はこれから「何ができるか!」「何をすべきか!」という話をしました。今回のような形で改正の法案を通すのは、本当に悔しいけれど、僕らは前向きですよ! 既に次のアクションへと踏み出しています。

 肉体的にも精神的にも厳しかったこの一ヶ月ちょっとだったけれど、政治の表舞台を裏から見ることができたのも、すごく勉強になった。
 自分たちが効力がないと言い続けてきた付帯決議について考えるという矛盾を抱えながらも昨晩考えた付帯決議がかなり採用されました。満足はしてませんが、結構ムチャな内容も入ってます。それがきちんと守られるか見続けなくては!
 また今回の質疑の中からたくさんの矛盾も見えました。まだまだ整理しなきゃいけないこともあるし、頭の中にある次の一手も具体的にしなきゃね!

 最後に、ボクは自分たちが言うことが通らないから頭にきてるんじゃない。公明正大で正々堂々とした開かれた議論なしに今回の改正が進められてきたコトへの憤りと、今回の改正がやもすると特定の業界への過剰な保護になりうると言う違和感、そしてそれが自分の愛する音楽業界のことであって、今回の改正が業界が業界の首を絞めてしまうコトになりかねないと思ったからです。コレらが今回の行動にボクを今回の行動に駆り立てました。
 オープンな議論がなされての結果だったら、納得してましたよ。少なくとも今回の改正の手続きには納得させられるハズなどなかったのです。