2005年03月28日

[]読んだ本 クラッシュ・ブレイズ

クラッシュ・ブレイズ(2) スペシャリストの誇り(茅田砂胡/C-Novels)
 シリーズを3部も続けると、キャラクター達も勝手に動きだすのでしょうね。

 今回はタイトル通り、スペシャリスト達の誇り、を主題に据えた短編を3作。暗殺者の誇り、女優の誇り、戦闘機乗りの誇り。どれも痛快!の一言。中でも往年の戦闘機乗り達が若者達の前で大喜びする様はスカっとしますね(笑)

 このクラッシュ・ブレイズシリーズは、今までのシリーズを全部読んだ読者への「ご褒美」みたいな感じがしてとても嬉しいシリーズです。
 ここまできたらもう何年だろうと何十年だろうとこのシリーズを書いていって欲しいですね(笑)  

Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(0)

2005年02月14日

[]読んだ本 よくわかる現代魔法

よくわかる現代魔法(4)―jini使い(桜坂洋/スーパーダッシュ文庫)
 シリーズ買い。今回は主要4キャラ中唯一の非・魔法使い、嘉穂がメインのストーリーです。
 嘉穂はネット廃人っぽい口調が嫌味な感じにならず、いい方向に作用していて割と好きです。魔法が使えないことはもちろん、レトロゲームネタを多用すること等もあり、読者層に一番近い感じのキャラクターですね。
 一番の見せ場が、隔壁に閉じこめられて身動きが取れなくなってから、というのもまた嘉穂らしいですね。機械と話せるけれど機械に弱い笑との対比も、魔法が使えるけれど魔法をよく分かっていないこよみとの関係にも似ていて面白かったです。

 さてそしてラストは次巻に続く展開。主要4キャラのストーリーが終わり、物語はいよいよ本格的にスタート!という感じなのでしょうか。楽しみです。  
Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(1)

2005年02月09日

[]本日の購入物 金色のコルダ(3)

金色のコルダ(3)(呉由姫/白泉社)

 シリーズ買いです。原作となっているのはKoeiの同名ネオロマンスゲーム。要するに女性向け恋愛シミュなわけですが、ナニゲに普通にゲームとしてもいいデキなのですよ。音楽系育成面が主なのですが、与えられる楽譜に対する技術だけではなく、解釈も磨いていくのが新鮮です。そしてコンクールのテーマにあわせて自分で弾く楽曲を選択していき、その過程で様々なキャラクターと関わっていくことになるわけですが…。
 ここで野郎的に重要なのは、コンクールを競う6人のライバル(?)の中の唯一の女性キャラ・冬海笙子ちゃんでございます(笑) ちゃんとゲーム中にもEDがありますよ!この子だけ2周やってたり…。

 んでこの3巻。コンクール参加者合宿編!ということで主要キャラ総出演です。無論冬海ちゃんも参加する上、女の子同士なので日野ちゃんと同室になるわけですが、なんでか二人の部屋だけダブルベッドが一つあるだけ(笑) ここでときめいてしまう日野ちゃんがなかなか(笑)
  
Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(0)

2005年01月17日

[]もえるるぶ

もえるるぶ東京案内(JTB)

 一瞬、「おっ?」と思ったんだけど、すぐ落胆。
 「東京の萠えスポットの案内」だとか。どうせなら、普通の観光案内書として作ってくれればいいのになぁ。
 東京のオタクスポットを二次元キャラクターが案内、って言うコンセプトの本なら、夏と冬にあちこちから出ているでしょうに。まぁJTBが作った、ってのがポイントなのかもしれませんけど、JTBってそもそも声優バスツアーとか大好きな会社ですしね。コミケにも出展してますし。

 いわゆる「萠え○○」の類の本って、オタクにはあまり縁のない、または難しいようなものを、二次元キャラクターが解説・説明してくれるから良いのだと思うのですよ。法律にしろLinuxにしろ英単語にしろ。

 これが東京の名所案内だとか下町案内だとか流行のスポット紹介だとかならいいと思うんだけど。例えば、現実にデートの場所になりうるであろう場所を案内、とかね(笑) 下町はこち亀で企画してくれたほうが面白そう(ぉ

 あとはここの人(笑)が萠える仙台スタジアムとかやってくれれば…(笑)
  
Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(0)

2005年01月07日

[]本日の購入物 つくば科学万博クロニクル

「つくば科学万博クロニクル」(洋泉社/1,260円)
 アマゾンにも出版社のサイトにも情報がない。電撃文庫の新刊(のフライング)はないかな〜と本屋に入った所、ふと目に付いたので即購入。
 つくば万博が開催された1985年から今年で丁度20年。その節目に、当時の思い出や、また当時の技術者へのインタビュー、またパピリオンや関連グッズ等も紹介した本です。

 ワタクシもご多分に漏れず、つくば博にハマった世代であり、当時小学校で「好きな本を持ってきて読む」というだけの授業の際には必ず万博ガイドブックや解説本を読んでいた覚えがあります(笑)
 実際に行ったのは丁度5月の3日〜5日。爺さんがこういうの好きで、連れて行かれた覚えが。
 印象深かったのは、くるま館とリニアモーターカー乗車。特にリニアはその後、上野にある科学博物館に行って試作機を見たりも。そう言えば当時は東北新幹線が上野まで延びた頃でしたっけね。

 そんな話も思い出すような本でした。
  
Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(0)

2004年12月16日

[]本日の購入物 東京物語

東京物語(1)
東京物語(2)(ふくやまけいこ/ハヤカワコミック文庫)
 東京優勝物語とかそういうわけではなく(笑)

 昔アニメージュにて連載していた漫画が文庫サイズで再版されていたので買ってきました。
 当時はふくやまけいこ氏の漫画がかなり好きだった覚えがあります。田中芳樹原作のアップフェルラント物語なんかもお気に入りでしたね。
 両者に共通するのは、どちらも舞台が20世紀初頭、いわゆる古き良き時代であるということでしょうか。アップフェルラントはヨーロッパの架空の小国、東京物語は東京、という差こそありますが、どちらも流れる雰囲気は同じです。

 氏の漫画は今でもちょこちょこ買ってはいるのですが、その2作品ほどの面白さは今一感じられなかったんですよね。男の子が主人公(平介は青年ですが…)の上記と違って、最近の作品は女の子が主人公なものが多かったというのもありますが。

 で改めて読んでみたわけですが、やはり面白い。
 中でも好きな話は、草ちゃんと総ちゃんの話とか、ハリボテの塔の話とか、なんかこう、昔ならではの単純な勘違いとかトリックみたいなのが好きです。今だったらそんな簡単な話あるかーい、みたいな。
 あと、みんなでソバ食ったりあずきモナカに群がったりするような描写が好き(笑)

 3巻の発売も楽しみです。
  
Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(0)

2004年12月08日

[]読んだ本 よくわかる現代魔法

よくわかる現代魔法(2)―ガーベージコレクター
よくわかる現代魔法(3)―ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ(桜坂洋/スーパーダッシュ文庫)

 まとめ読み。
 「2巻まで買ってた」と思って、2巻読んだ後に3巻買ってきたら、実は3巻も買ってました…。

 1巻の各章のサブタイトルの付け方がちょっと気に入っていたので、2巻以降は普通になってて少しガッカリではありましたが、内容の程は面白かったです。
 2巻では美鎖さん、3巻では弓子とそれぞれのキャラクターもしっかり掘り下げられましたし。しかし巻を重ねるごとにヒロイン・こよみは幼くなっていくような…(笑)

 当初はただの笑いのネタでしかなかった「たらい召喚」も結構体系化というか魔法のロジックが描かれていくごとに意味のあるものに格上げされていますし、弓子とこよみの出会いや美鎖さんのネックレスなど、そのあたりの背景が描かれていたのがなかなか。

 次巻も楽しみです。
  
Posted by dugro │Comments(2)TrackBack(0)

2004年12月03日

[]本日の購入物 ヤングガンガン創刊号

 そんなわけでヤンガンです。
 装釘は中閉じ、YGと同じ感じです。DVDついてますが。
 連載もいくつかはYGからの移行組ですが、今回からでも読めるような感じにはなってますね。

 んで肝心のFFXI。
 ああ、案の定。オンラインゲーということは完全に無視して、普通のファンタジー漫画として描いています。
 ただし古き良き時代を彷彿とさせる、少し固めの中世ファンタジー。ミスラ浮きすぎ(笑)
 FFXIではなく、オリジナルのファンタジー漫画にしたほうが良さそうなんだけど、やっぱそのへんは客寄せのためには仕方ないんですかね。
 作家さん自体のレベルはなかなか高いと思いました。

 あとこの雑誌、少しエロ方面多すぎ感あり。
 月野某さんはこれ、同人誌で描いてたシエル先輩じゃないですか?(ぉ
  
Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(0)

2004年11月26日

[]本日の購入物 クラッシュ・ブレイズ

クラッシュ・プレイズ(1) 嘆きのサイレン(茅田砂胡/C-Novels)

 わー、今度こそ完結したと思って、また騙された! すっごい嬉しい!
 そんなわけで「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「暁の天使たち」と脈々と続くシリーズの最新シリーズ。
 前シリーズクライマックスで復活した女王と海賊。外伝で一暴れして満足かと思ったら、ここでもやりたい放題(笑)
 まだ冒頭しか読んでいませんが、帯によると3天使も出てくるようなので、これからが楽しみです。
  
Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(0)

2004年11月22日

[]本日の購入物 U-31

U-31(2・完)(吉原基貴/モーニングKC)

 人々から忘れ去られた元日本代表が市原に戻って再び戦いを続ける熱いサッカー漫画の第2巻。

 今巻では遂に!満を持してオシム登場!
 もちろん人物名やチーム名は別名になっているものの、まぎれもなくこれはあの時の「市原、もしかして優勝?」の再現。
 無論あの時とはシチュエーションが少し違い、「勝てば逆転優勝?」ではなく「勝てば文句なく優勝」などになっていますが、それでも優勝を前にした男たちの心情、そして優勝を自分たちの手で逃してしまった悔しさが伝わってきます。
 つーかこれでお仕舞いですか? 最終章も急展開でまとめた感があるし、まだまだ続きを読みたいですのう。
 プロスポーツ漫画に終わりはないのです。  
Posted by dugro │Comments(0)TrackBack(0)