シェフの隠れ家

2006年09月12日

愚かなる・・・・・

未明に喉が渇いて目が醒めた

今、何時だ?と時計を見ようと起き上がったら

激しい頭痛に襲われたのだ

「やった」

「また、やってしまった」

「昨日は何軒はしごをしたんだっけ?」

「いや、一軒で帰ったはずだぞ」

お酒が強いわけでもないのに、休日前の開放感からか

ついつい飲みすぎたようだ

後悔の念が沸き上がる

這って冷蔵庫のミネラルウォーターをラッパ飲みする

布団に戻って横になると、天井がクルクル回りだした

「あっ、止まらないメリーゴーランドだ」

「誰か、止めてくれ〜」と叫びたくなる

仕方なく、上半身を起こして不快な嵐が過ぎ去るのを待った

そのうち、胃からこみ上げてくるものがあり

トイレに駆け込み便器に顔を・・・・・・・・・・・

気が付くと、目尻から一粒の涙が流れていた

と、いうわけである


仕事が終わり、常連でもある

ソウルの好きなレコードショップのオーナーN氏と一緒に

柿木畠にあるバー・マルティ二に行く事に

酒飲みが酒を飲めば、やがて多かれ少なかれ酔っ払う

酔えば、泣いたり怒ったり笑ったり

いずれにしよ、人間の平常の状態とは違った態度をとるようになる

酒場とは少しマトモでない状態で過ごさせてもらってる

貴重な空間であるかもしれない

マルティニの店主、いや尊敬する

金沢におけるバーテンダーの重鎮、W氏

年上の大先輩でありながら、また失礼してしまう

反省である

まっ、酒場でおかしいのは客ばかりではなく

酒を売るほうも、まるっきりまともでは、まともでない連中を

相手にしてては、身が持たない


しかし、昨日は

レアなシングルモルトをたくさん飲ませていただいた

何重にも、びっしりシングル・モルトのボトルが並んでいて、

一見に、金沢のバーでも屈指のモルト・ウィスキーの品揃えとわかる

お店である





dumas_1996 at 23:29|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)

2006年08月23日

ディープな一日

久しぶりの休日である

しかし今日の予定はまるっきり決まっていない

(商用一件あり)

寂しいシェフなのだ

それにしても貴重な休日である

安易に過ごすにはあまりにももったいない

朝起きてから、とりあえずシャンパンを・・・・・・

おっと、見栄を張ってしまった

ヴァン・ムースの間違いであった

さて、今日は何を食べよう

やはり休日は、美味しいものを食べ、店主との会話を愉しむ

これに尽きる

今日のランチは日赤病院近くにある「かんだ」に行くことに

不思議な迫力のある魅力的なお店である

肴のうまい店には、往々にして意外と酒には無頓着なお店もあるが、

その点この店の店主は、お酒に関してはジャンルを問わず詳しく

酒も肴もどちらもいうことなし

いつもながらにおまかせ料理を頼み、そして一杯の白ワインを

生の泉州水なす、岩塩と上質のオリーブオイルで

一本釣りのかつおのお刺身 からし醤油で

うなぎの白焼き

地鶏のせせりの炭火焼

などなど肴に、食談議に花が咲き、気が付くと15:00近くに

おっと、商用が一件あり

片町の某所で9月にあるパーティの打ち合わせ

日中の竪町ストリートは実に久しぶりである

バー・スプーンのH氏に出会い、会釈を

お互いに、夜の顔しか知らないせいかなんだか照れくさい

その商用を終え、喉を潤しに「池田町バル・バール」

コーヒーのつもりが、なぜかスパークリングワインに

黒板メニューを見ているうちに、おつまみを

ゴーヤの入ったピクルス

スペイン産のオリーブ

自家製アンチョビー

イベリコ豚の生ハムなどをたのむ

ところで、酒場で一番白熱する話題はやはり食べ物ではないだろうか

麺類のことになると異様に熱がこもり、お寿司の話題になると

一段と殺気たつ

期待していた、フランス料理の「フ」の文字も出てこない


お店を出ると、あたりはすでに真っ暗である

ほろ酔い状態であるが、このまま帰るには寂しい

そして足は新天地方面へと

なんだかディープな一日になりそうな予感

久しぶりに「赤城」の暖簾を潜る

セルフサービスで壷から焼酎をグラスに入れ

店主が釣ってきた天然鮎万願寺とうがらしを焼いてもらう

日常的な食事から、伝統的な季節感がすっかり失われようと

している中で、季節感、旬を大切にしているお店のひとつである

「春には山菜を採りに山へ、夏には岩牡蠣を採りに海へ、川へ鮎を釣り

秋は茸を採りに、冬は冬眠」といった具合に季節感溢れるものばかり

おやじと暫し会話を楽しみ、店が込み合ってきたので店を後にする

明日からまた仕事である

片町のネオンに吸い込まれそうになりながらも帰宅することに

長いシェフの一日であった

dumas_1996 at 23:25|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年06月16日

ノスタルジー




金沢にいながら、フランスを味わえるお店

ビストロ 「ラ・コンティ」

扉を開けると、そこはパリの街角にあるかのような

時を重ねた空間が魅力のビストロ

ワインの在庫も豊富(特にシャンパーニュが魅力的)

フロマージュの品揃えも豊富である

どこかノスタルジーさを感じさせてくれるお店


パリは美味しいものの宝庫

フランス料理だけをとっても、庶民的な店から

三ツ星レストランに至るまでさまざまなバリエーションガある

夕食の始まりは20:30ぐらいからが普通

毎晩24:00頃まで、どの店も賑わっている

大人たちはみんな遅くまでナイトライフを楽しむ

パリ、成熟した大人の街といったイメージがある

カフェで働くギャルソンも年齢を重ねた人たちが多いし

機敏に動き回るギャルソンにはフランスの文化さえを感じる

レストランやカフェは大人たちの憩いの場

若年層は申し訳なさそうに、隅っこにたむろしている

金沢、片町はどうか

街角は若者たちに占拠され、大人たちは・・・・・・・

遊び物足りない大人たちよ

街の一角に大人たちのテーマパークを造ろうではないか

 ア ビアント
dumas_1996 at 23:06|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年06月08日

シェフの隠れ家

バカラ














仕事帰りに、ちょこっと美味しいものをつまみに

好きなお酒を飲む、あっ〜、「至福のときである」

しかし、仕事が終わり遅い時間から

美味しい料理にありつけるお店は限られているのである

そこでいつも、おじゃまするのが増泉にある

串焼「KATU」(カツ)である

深夜25:00までの営業 大変ありがたい

「ロベール・デュマ」の姉妹店フレンチ風串焼「ブレス

のオープンする際にいろいろとアドバイスを頂いた・・・・・・

というよりバクッたと言う方が正しいのかもしれない

近くに「KATU」のような店があったらいいな

と思ったのが始まりなどであるが

「ブレス」については次回ゆっくりと説明するとし

カツさんの串焼は、とにかく焼き加減、塩加減が絶妙なのである

「美味しい」これがお店を選ぶ最低条件なのであるが

ここは、ワインの品揃えが豊富である

私めのお気に入りは、スパークリングワイン(辛口)に串焼き

とても相性がいいと思っているのだが・・・・・

  (注)シャンパーニュではなくスパークリングワイン
     スペインのカヴァやフランスのヴァンムース等
   
そして、なんとグラスは、バカラ製のシャンパングラスときた
         (数に限りはあるが、器は信楽焼きが中心)
粋じゃないですか 

少なくともどんなお店でも、食べる人、飲む人の様々な要望

ときには気まぐれな好みに対応できなくてはならない

そんな対応が出来るお店が「KATU」である

なんでやろ「KATU」

またお邪魔します
dumas_1996 at 23:02|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2006年05月20日

シェフの隠れ家

「DARK SIDE OF THE MOON」



いつも閉店間際に訪れている「JAZZ Bar穆然」

50年代から60年代を中心としたジャズが流れる

真っ当なジャズバーである

一流の音響システムで極上のサウンドを楽しめ

しかも美人マダムときた

音に敏感なマニアック的オーディエンスと

単にマダム目当てなお客さんで溢れている

自分?・・・エッ  どちらかと言えば後者の方かも




と言うのも、自分はジャズ音楽はまったくと言っていいほど

知らないのである・・・・・・ どうしてここが隠れ家?

隠れメニューがあるわけ、それは学生の頃から聞いてるロック

ピンクフロイドレッドツェッペリン

ジェフ・ベックもあったかな

もちろん他にお客さんがいない時に聞かせてもらってる

やはり一流の音響で聞くと

いつもと違った音に聞こえてくる

今日はピンクフロイドの「狂気」70年代の名盤

酒で酔い、音で酔う

いつもわがまま言ってすみません

dumas_1996 at 23:23|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
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