2013年01月27日

政府、脱北者検証システムを全面再検討へ

行政安全部(行安部)が統一部、国家情報院と共に脱北者事前検証システムを全面的に再検討することにした。

行安部は、最近、ソウル市公務員(契約職)のユ某容疑者が脱北者に見せかけた華僑出身のスパイであることが明らかになったことを受け、脱北者の情報閲覧およびセキュリティシステムを強化する案を検討することにした。

行安部の関係者は22日、「2万4000人あまりの脱北者は我々が抱きこんでいかなければならない」とし、「しかし、その中にスパイがいるとしたら、国の安保に致命打になるため、徹底した事前検証が必要だ」と話した。

現在、中央省庁には12人、地方自治体には40人の脱北者が一般または契約職公務員として働いている。彼らは脱北住民の相談や看護士、閉鎖回路(CC)TVの点検、掃除など、単純業務を受け持っている。

しかし、脱北住民を相談する場合、居住地が露出されたり、関連文書が流出する可能性があると、行安部は見ている。

スパイ容疑で拘束されたユ容疑者も脱北者の資格で韓国国籍を得た後、公務員になり、脱北者関連情報を北朝鮮に流出した。

行安部の関係者は、「それぞれの地域のハナセンターと統一部で書類検査で通過した脱北者は再検証する方法が無いのが現実だ」とし、「現在、省庁や自治体でセキュリティ関連業務は脱北者に配当していないが、出身成分など、徹底した検証作業が必要だ」と話した。

これに対して、国情院の関係者は、「中央政府合同尋問で脱北者の中でスパイを選び出す作業をしているが、今度のように国内に定着した後、(北朝鮮に)包摂される場合は探し出しにくい。脱北者公務員の中でまたスパイがいる可能性もある」と話した。統一部の関係者は、「制度的に足りない部分を迅速に補完する」と話した。


東亜日報

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北朝鮮の工作員摘発 現政権で40%増加=韓国

韓国の公安当局によると、現政権が発足した2008年2月から今月までに摘発された北朝鮮の工作員は前政権比で約40%増加した計25人になった。

2008年はゼロだったが、2009年に2人、2010年に10人、2011年に5人、2012年から今年1月までは8人だった。最近は北朝鮮脱出住民(脱北者)を装い、韓国に入国するケースが大きく増えている。脱北者に偽装していた工作員は14人だった。

工作員を送る機関も多様化し、既存の人民武力部偵察総局や朝鮮労働党225局(旧対外連絡部)のほか、治安機関の国家安全保衛部と軍の保衛司令部も加担していることが確認された。機関別にみると、国家安全保衛部からの工作員が7人、偵察総局が4人、保衛司令部が2人、225局が1人だった。

北朝鮮は脱北者を「反逆者」として非難していた。韓国入りする脱北者が1年間で1000人を超えた2000年代半ばからは脱北者に装った工作員を送る路線に転換した。

韓国当局の調査を潜り抜ければ、合法的な身分を取得し、定着金や賃貸住宅などの支援を受けるほか、海外旅行などが自由になり、工作活動が容易であるためとみられる。 

ソウル聯合ニュース

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脱北者:姜哲煥氏とシン・ドンヒョク氏の歩み

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は「統営の娘」として知られる申淑子(シン・スクチャ)さんとその娘2人が強制的に収容されていることをすでに認定しているが、今回さらに姜哲煥(カン・チョルファン)氏とシン・ドンヒョク氏の家族が北朝鮮当局により収容所に捕らえられている事実も正式認定した。

今回の認定について、ソウルの外交筋は20日「請願内容が関連資料として認められた場合、これは国連が積極的に介入する意向をあらためて示したと考えることができる」と述べた。

今回は「北朝鮮に残る家族が強制的に収容されている」とする脱北者の訴えが認められたため、今後はほかの脱北者の行動にも大きな影響を及ぼしそうだ。

北朝鮮に戻った在日朝鮮人の息子として平壌で産まれた姜氏は、1977年に祖父が「反逆罪」の判決を受けたことをきっかけに咸鏡北道の耀徳収容所に入れられたが、10年後に収容所から逃げ出し、脱北した。

姜氏は後に耀徳収容所での経験をつづった著書『平壌の水槽』を出版。この本を読んだジョージ・W・ブッシュ大統領は2005年、姜氏をホワイトハウスに招待した。

姜氏の妹は一時収容所から釈放されたが、夫の死後、2011年5月ごろ息子と共に再び耀徳収容所に入れられたという。

姜氏は「具体的な内容は明らかにできないが、北朝鮮反人道犯罪撤廃国際連帯(ICNK)やジェラルド・ゲンサー弁護士を通じ、妹家族が収容所に入れられた経緯について、かなりの量の資料を提出した」と語った。

シン氏は1982年、平安南道价川の政治犯収容所内で生まれ、23歳で脱出するまで、収容所の中で過ごした。
シン氏は男女の模範囚に与えられる「表彰結婚」を通じて生まれ、脱出の機会をうかがっていた母と兄が処刑される現場を目撃したという。

収容所でのシン氏の成長と脱出の過程は、米紙ワシントン・ポストの記者、ブレイン・ハーデン氏が著書『北朝鮮14号管理所からの脱出』にまとめて出版。国際社会から大きな注目を集めた。

シン氏は「父親は今も強制的に収容され、人間的な扱いを受けていない」とする請願書を提出した。ICNKは22日にソウル・プレス・センターで会見を行い、国連の『恣意(しい)的拘禁に関する作業部会(WGAD)』の決定内容などを公表する予定だ。会見にはジェラルド・ゲンサー弁護士らも出席する。


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


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北朝鮮の工作員摘発 現政権で40%増加=韓国

韓国の公安当局によると、現政権が発足した2008年2月から今月までに摘発された北朝鮮の工作員は前政権比で約40%増加した計25人になった。

2008年はゼロだったが、2009年に2人、2010年に10人、2011年に5人、2012年から今年1月までは8人だった。
最近は北朝鮮脱出住民(脱北者)を装い、韓国に入国するケースが大きく増えている。脱北者に偽装していた工作員は14人だった。

工作員を送る機関も多様化し、既存の人民武力部偵察総局や朝鮮労働党225局(旧対外連絡部)のほか、治安機関の国家安全保衛部と軍の保衛司令部も加担していることが確認された。
機関別にみると、国家安全保衛部からの工作員が7人、偵察総局が4人、保衛司令部が2人、225局が1人だった。

北朝鮮は脱北者を「反逆者」として非難していた。
韓国入りする脱北者が1年間で1000人を超えた2000年代半ばからは脱北者に装った工作員を送る路線に転換した。

韓国当局の調査を潜り抜ければ、合法的な身分を取得し、定着金や賃貸住宅などの支援を受けるほか、海外旅行などが自由になり、工作活動が容易であるためとみられる。 


聯合ニュース


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2013年01月25日

脱北者4人が再び北朝鮮へ 平壌で記者会見

北朝鮮の朝鮮中央放送は24日、北朝鮮を脱出して韓国で一時生活し、再び北朝鮮に戻った夫婦ら4人が平壌で記者会見したと報じた。

朝鮮中央放送は、韓国の謀略によって韓国に連れて行かれた北朝鮮住民が韓国社会と決別し、北朝鮮に戻ってくる事例が続いていると主張した。
生後10カ月の娘と共に会見した夫婦は2009年8月に韓国に行き、昨年末に北朝鮮に戻ったと述べた。
もう一人の女性は2011年6月に韓国に連れて行かれ、昨年末に北朝鮮に戻ったという。

彼らの主張が事実だとすると昨年、北朝鮮脱出住民(脱北者)が再び北朝鮮に戻った事例は6月と11月に続き3回目で、計8人が北朝鮮に帰ったことになる。このほか昨年7月に脱北者が平壌の金日成(キム・イルソン)主席の銅像を破壊しようとして逮捕されたとされる事件もあった。

夫婦は会見で「韓国は本当に汚い世界だった。詐欺が横行する険悪な世界で到底、生きていけなかった」と主張した。女性も韓国社会は冷酷だった述べ、「北朝鮮は罰を受けて当然の私を寛大に許してくれ、温かく包んでくれた」と話した。

韓国政府当局者は「国内に定着していた脱北者であることが確認された」として、4人が北朝鮮に戻った経緯を調べていると明らかにした。

金正恩(キム・ジョンウン)体制になってから北朝鮮に戻る脱北者が増えていることについて専門家は、新体制の優越性を強調するため北朝鮮が脱北者の懐柔工作を行っていると分析した。


聯合ニュース


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韓国に定着した脱北者4人、再び北朝鮮へ

一旦は韓国に定着したと思われた複数の脱北者がまたも北朝鮮に戻った。北朝鮮の朝鮮中央放送は「傀儡(かいらい)牌党(連中、やからの意)の懐柔策動により南朝鮮(韓国)に連れて行かれ、後に共和国に戻ったキム・グァンホ夫妻とコ・ギョンヒ女史による記者会見が24日に人民文化宮殿で行われた」「傀儡牌党による卑劣な謀略策動で南朝鮮に引っ張られたわが住民が、南朝鮮社会と決別し共和国の懐に続々と帰ってきている」と報じた。

会見に姿を現したのは乳児を含む4人。
その中の1人、キム・グァンホさんは「2009年8月に妻と共に南朝鮮に行ったが、昨年末に共和国に帰ってきた」と話し、妻と生後10カ月の娘を紹介した。もう1人のコ・ギョンヒさんは「2011年6月に南朝鮮に連れて行かれたが、昨年末に共和国に帰ってきた」と語った。

脱北者が再び北朝鮮に戻るケースは、金正恩氏が権力を握った後ではパク・チョンスクさん(昨年6月)、キム・グァンヒョクさんとコ・ジョンナムさん夫妻(昨年11月)に続き、今回が3回目だ。

昨年7月に北朝鮮が「金日成(キム・イルソン)主席の銅像を破壊しようとしたため逮捕した」と主張しているチョン・ヨンチョルさんを含めると、脱北者の記者会見は4回目になる。
韓国政府の関係者は「今回、北朝鮮が公表した複数の人物は、一度は韓国国内に定着していたことが確認されている。
現在、これらの脱北者が北朝鮮に戻った正確な経緯について関係機関が調査を行っている」とコメントした。


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


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2013年01月24日

脱北者4人が再び北朝鮮へ 平壌で記者会見

北朝鮮の朝鮮中央放送は24日、北朝鮮を脱出して韓国で一時生活し、再び北朝鮮に戻った夫婦ら4人が平壌で記者会見したと報じた。


朝鮮中央放送は、韓国の謀略によって韓国に連れて行かれた北朝鮮住民が韓国社会と決別し、北朝鮮に戻ってくる事例が続いていると主張した。

生後10カ月の娘と共に会見した夫婦は2009年8月に韓国に行き、昨年末に北朝鮮に戻ったと述べた。もう一人の女性は2011年6月に韓国に連れて行かれ、昨年末に北朝鮮に戻ったという。

彼らの主張が事実だとすると昨年、北朝鮮脱出住民(脱北者)が再び北朝鮮に戻った事例は6月と11月に続き3回目で、計8人が北朝鮮に帰ったことになる。

このほか昨年7月に脱北者が平壌の金日成(キム・イルソン)主席の銅像を破壊しようとして逮捕されたとされる事件もあった。

夫婦は会見で「韓国は本当に汚い世界だった。詐欺が横行する険悪な世界で到底、生きていけなかった」と主張した。女性も韓国社会は冷酷だった述べ、「北朝鮮は罰を受けて当然の私を寛大に許してくれ、温かく包んでくれた」と話した。

韓国政府当局者は「国内に定着していた脱北者であることが確認された」として、4人が北朝鮮に戻った経緯を調べていると明らかにした。

金正恩(キム・ジョンウン)体制になってから北朝鮮に戻る脱北者が増えていることについて専門家は、新体制の優越性を強調するため北朝鮮が脱北者の懐柔工作を行っていると分析した。

ソウル聯合ニュース

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脱北者:国連を動かした米国の人権派弁護士

「世界で最も残忍な政権による大規模な人権じゅうりんを終わらせるため、国際社会を動かせるかどうかは、韓国にかかっています」

国際的な人権弁護士として知られる米国のジェラルド・ゲンサー氏(41)は22日、本紙とのインタビューに応じ「もし韓国が北朝鮮の人々を代弁して動こうとしなければ、一体誰がやるのか。また北朝鮮の住民は国際社会に対して行動を期待できるだろうか」として上記のように述べた。

「北朝鮮における人道に対する犯罪を止める国際NGO連合(ICNK)」は今月7日、国連人権理事会の『恣意(しい)的拘禁に関する作業部会(WGAD)』から「脱北者の姜哲煥(カン・チョルファン)氏とシン・ドンヒョク氏の家族は北朝鮮当局により強制的に拘禁されている」との決定を勝ち取ったが、この決定に大きな役割を果たしたのがゲンサー氏だ。

2011年9月にヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)やアムネスティ・インターナショナル(AI)など、40以上の国際人権団体が中心となって結成したICNKは昨年5月、北朝鮮に抑留されている「統営の娘」こと申淑子(シン・スクチャ)さんとその娘2人について、北朝鮮から正式な回答を引き出したことでも知られる。

以前から人権問題への関心が高かったゲンサー氏は、河泰慶(ハ・テギョン)氏(現・与党セヌリ党議員)を通じてICNKへの支援を始め、昨年4月からICNKの法律顧問として本格的に活動している。ICNKの結成に中心的な役割を果たした河氏は当時「開かれた北朝鮮放送」の代表を務めていた。

ICNK事務局のクォン・ウンギョンさんは「昨年、申淑子さんと娘の強制拘禁問題を取り扱ったときは、生まれて初めての仕事だったので難しいことも多かった。

しかし国連の作業部会がどのように動くかよく知っているゲンサー弁護士が活動に加わってくれたおかげで、仕事がとてもやりやすくなった」と語る。
今回、姜哲煥氏とシン・ドンヒョク氏家族の強制拘禁問題を国連に訴えるよう提案したのもゲンサー弁護士だった。


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


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2013年01月23日

脱北者を利用して韓国を揺さぶろうとする金正恩集団

脱北者出身のソウル市公務員スパイ事件は進化する北朝鮮の脱北者対象工作と韓国公安機関のずさんな対共体制の実情を浮き彫りにする。

脱北者のユ某氏は、11年6月からソウル市の契約職公務員として勤めていながら、ソウル市に居住する脱北者リストや韓国社会定着関連情報を北朝鮮に提供した疑いで検挙された。

国家情報院(国情院)はユ氏が低所得層への医療支援業務をしながら、首都圏の脱北者1万余名の個人情報を収集したと見ている。

ユ氏は北朝鮮が関心を持ちそうな仕事をしていたが、国情院と警察が注視しなかったため1年6ヵ月以上、公務員の身分でスパイ活動を続けることができた。

北朝鮮がかつては脱北者問題を隠すため、「脱北者」という言葉の使用さえ禁じてきたが、金正恩(キム・ジョンウン)登場以後、韓国に定着していた脱北者を再び呼び戻して体制宣伝の道具に利用している。

脱北者のパク・ジョンスク氏と、キム・グァンヒョク、コ・ジョンナム夫婦は昨年6月と11月、平壌で開かれた記者会見で、「腐りきった南朝鮮社会ではとうてい生きていられず、自ら越北した」と偽りの主張をした。北朝鮮は家族を処罰すると脅迫して、パク氏らを北朝鮮へ再入国させたものと見られる。

北朝鮮当局が相次ぐ脱北を防ぐため、卑劣な脅迫をしているのだが、北朝鮮住民に脱北者の存在を認める格好となった。

北朝鮮は韓国で大きく成功したか反北活動をしている脱北者を殺害しようとする試みを続けている。故人となった黄長(ファン・ジャンヨプ)元労働党秘書や朴相学(パク・サンハク)自由北韓運動連合代表を殺害しようとする試みがあった。脱北者に見せかけたスパイも絶えず送っている。

北朝鮮が韓国に来た2万4000人の脱北者を利用して韓国社会を混乱に陥れるために手段を選ばずにいるわけだ。北朝鮮は脱北者合同尋問の過程でばれないように、嘘探知機への対応など高度の訓練を経てスパイを浸透させている。
合同尋問をさらに精巧に整備し、北朝鮮の脱北者対象の工作を徹底的に遮断しなければならない。

脱北者は自由を求めて命をかけて国内へ入ってきた。今度の事件で全体脱北者を色眼鏡で見る雰囲気が広がると、彼らに癒せない傷を負わせることになる。

北朝鮮の工作を無力化させるためでも、開かれた心で脱北者を抱擁し定着を支援しなければならない。

脱北者の身分と居住地を含めた個人情報を徹底保護し、脱北者が北朝鮮の報復活動に犠牲にならないようにするのも重要だ。
脱北者も疑わしい人物を積極的に通報して北朝鮮工作が挟み込む余地を与えてはならない。

東亜日報

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金正日の誕生日を尋ねて「調査終わり」…韓国政府のいい加減な脱北者管理

脱北者を装ってスパイ活動をした容疑で、ソウル市庁の主務官Y(33)が拘束されたことを受け、政府当局のずさんな脱北者管理実態が俎上に載せられた この数年間、韓国入国脱北者が急増し、計2万4000人にのぼるにもかかわらず、入国調査や定着支援は年間脱北者が100人前後だった90年代水準にとどまっているという指摘だ。

特に北朝鮮が持続的な脱北偽装スパイ活動で、海外での脱北者の韓国行き過程、韓国関係当局の尋問方法、定着教育内容まで把握しつつあるにもかかわらず、対策がないという指摘が出ている。

拘束されたYの場合、中国漢族出身で北朝鮮に暮らしていた華僑だったが、国家情報院(国情院)など関係当局の尋問を通過し、堂々と脱北者定着支援金まで受けて生活してきた。

北韓離脱住民定着支援法は「北朝鮮に家族・住所・職業をおく者で、第3国国籍を取得していない者」と規定している。

脱北者団体によると、Yは2004年4月、中国経由の脱北帰順形式で国内に入った。 中国の親せきの家を訪問したが、韓国の発展した姿に接した後、脱北者に混ざり込んで現地大使館に亡命を要請したのだ。

当時は脱北者を装った中国朝鮮族の国内入国試みが相次いだ時期だった。 Yは当局の合同尋問を通過した。

ある脱北者は「北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)の誕生日(2月16日)や北朝鮮の歌1・2曲を歌ってみろというような形式的な尋問が行われる場合も多く、朝鮮族や華僑もその準備をして尋問を通過するケースが少なくなかった」と話した。

政府当局者は「過去には少数の高位層脱北者を対象にしていたが、最近は年間数千人が入国し、それも50%が無職、38%が単純労働者なので、徹底的な尋問が行われていないのが実情」と伝えた。

韓国定着後の管理にも問題がある。 大田に定着したYは事業や観光を理由に中国を数回行き来したが、当局は特に疑わなかった。
06年には北朝鮮を訪問したという噂が広まって問題になったが、「母の死を聞いて訪問した」として処罰を免れたという。

当局はYがこの時期に北朝鮮国家安全保衛部に抱え込まれたとみている。

中国旅券を保有するため、朝中間を行き来できたYが、北朝鮮入国過程で韓国に定着した事実を把握され、北朝鮮に協調したと推定される。

2011年6月、脱北者の管理を担当するソウル市庁公務員に特別採用される過程でも、他の受験者と同じく犯罪経歴照会だけで合格した。
行政安全部指針に基づき脱北者出身公務員は定期的に保安教育を受けなければならないが、これも形式的なものだという。

ある脱北者は「北朝鮮に家族がいるというYが公務員任用後、顔を見せたままインタビューをするのをみておかしいと思った」と話した。
北朝鮮の家族への被害を心配して身分を隠す他の脱北者と違うYの行動を綿密に観察するだけでも、脱北者情報の流出を防げたということだ。

統一部の当局者はYの問題が浮上すると、「脱北者情報は特別管理されるため流出させるのは容易でない」と述べた。

しかしYと同じ部署(福祉政策科)で勤務していたソウル市庁の関係者は「脱北者を含む基礎生活受給対象者ファイルは具体的な情報が記入されている」とし「ファイルが渡ったとすれば、ソウル居住脱北者1万人の住所・職業・人的事項などがすべて把握されているかもしれない」と話した。

中央日報

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