[大雪]想定外?の寒波襲来 気象庁は3カ月予報見直し
hakuba

 

※岩岳スキー場からの雄大な、眺め

 

 

先日、大雪はトリノ五輪への序章などと、軽々しくコメントしてしまったが、そんな生易しい降雪ではなかったようだ。

雪の影響で、事故や農作物にも影響が出てしまった。そしてあろうことか、死者まで出た。

雪国で、雪が降るということは、スキー場や周辺の宿泊施設、飲食店には追い風となるものの、路面の除雪には何億円もかかるなどデメリットも多い。ましてや、今回のように想定外の降雪があると、生命までも脅かされることになる。

私は、大学時代の冬は、長野県白馬村新田にあるロッヂ北林さんで居候(いそうろう)をさせていただいていた。

居候とは、今ではあまり聞かないが、アルバイトというよりは、家族の一員として仕事を手伝い、時給などではなくお小遣い程度をいただくスタイルである。

居候生活の模様は、別の機会に触れたい。

現在の大雪で、その時のことが思い出させるのが「雪下ろし」であった。家屋の屋根につもった雪を下ろさないと、重さで潰されてしまう危険がある。幸か不幸か、私が雪山にこもっていた頃は、雪不足が続いていた。それでも、さすがに白馬の雪は、東京生まれの東京育ちの私にはこたえた。

ゴミを捨てにいくにも、ソリに積んで滑らせて行った。そんな生活スタイルに始めはカルチャーショックを受けたものであった。

色々と過酷な仕事もあったが、その中でも辛かったのは、雪下ろしだ。鉄則は一人ではやらないこと。何故かと言えば、滑ってこんろんで下ろした雪に埋もれてしまい命を落とす人が少なくないからだ。雪国に暮らしたことがない人は、まさかと思うかもしれないが、意外に危ないらしい。ふかふかの雪に埋まってしまうと、身動きがとれなくなる。そして大声で助けを呼んでも、聞こえにくいそうだ。

そんな危険もありながら、作業をしていると、何しろ腰にくる。手や足はかじかむほどに寒いんだけど、暑い。なんだかよくわからないような感覚になる。そして、やってみると驚くほどに体力を消耗する。きっと慣れた人であれば、力の配分などもできるのであろうが、不慣れな私などは、30分ほどでクタクタになってしまった記憶がある。

雪はその時、その時でいろいろな顔を見せてくれる。天使にもなり、悪魔にもなる。自然の摂理の前には、人間は自らの非力さを思い知らせる他はない。きっと、ブログをされている方々の中にも、大雪に苦しんでいる人も多いでしょう。

大都市圏の名古屋などは、雪国とは違い不慣れな分、転倒事故が予測されます。

心中お察しします。どうか、お気をつけ下さい。