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新庄引退会見で

イエス・キリストの言葉と

ある漫画を思い出した・・・・

見事に日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズ

そして、その立役者である新庄選手が、27日に引退会見を行った。

その中で、新庄は以下のようにコメントした。

「なんとかこの北海道を盛り上げたいなと種をまき、フロント、監督、コーチ、選手で一生懸命、毎日水を与えてやっと、3年目で花を咲かせられた。花の色は美しく、たくましい。金の色を咲かせられたことがすごくうれしい」

これを聴いて、イエスの言葉を思い出した。

特に私は、キリスト教徒ではない。しかし、この言葉は好きなのだ。

「我、一粒の麦たりなん」

「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが死ねば、多くの実を結ぶ」主はご自分の十字架の死により、すべての人の罪を身代わりとなって担い、救いをあたえる平和の王となられるのだ。そして、それは、あたかも一粒の麦がみずからを犠牲として、多くの実を結び、それぞれの実に新しい命を与えるようなものであるという。

まさに新庄の生きざまは、自分を二の次に、自分を犠牲にしてまで、一粒の麦から、多くの実を結んでくれたのではなかろうか。

だからこそ、北海道のファンは、宗教ではないが、新庄の、そしてファイターズの信者となりえたのであろう。

私がこの「一粒の麦」を知ったきっかけは、実は漫画である。

その昔、少年サンデーに連載していた男組(おことぐみ)。

※なお、男組に関しては、公式HPよりも「男組 考」という個人的サイトの方が情報は豊富なので、内容、詳細はこちらを参照されたし!

ちなみに、ジャニーズの男闘呼組(おとこぐみ)ではない。

 

最終回、クライマックスで主人公の流全次郎(ながれぜんじろう)が、影の総理と差し違えに向かうシーンで、この一粒の麦の話をする。

死んでも悔いはない。おれは宗教には興味はないが・・

キリストの言った言葉を思い出した・・

一粒の麦が地に落ちて死ななければそれはただ一粒のままである。しかし死んだなら豊かに実を結ぶようになる。一粒が万粒にもなるだろう

この時のタイトルが「我、一粒の麦たりなん」だったように記憶している。

先日、吉田松陰先生を取り上げたが、明治維新、幕末の志士たちに、ピッタリと当てはまる言葉のように思うが、まさか現代で、この言葉が似合う男が登場するとは思っていなかった。

ちなみに、以下は松蔭先生の生死感のお言葉。

死は好むものでもなく、また、憎むべきものでもない。世の中には、生きながら心の死んでいる者がいるかと思えば、その身は滅んでも魂の存する者もいる。死して不朽の見込みあらば、いつ死んでもよいし、生きて大業をなす見込みあらば、いつまでも生きたらよいのである。つまり小生の見るところでは、人間というものは、生死を度外視して、何かを成し遂げる心構えこそ大切なのだ。

 

キャラは違えど、男組の流全次郎と新庄選手が、私の中で、かぶったわけである。

新庄選手が今後どのような方向で活躍されるのかわからないが、これからもこの一粒の麦の精神で新しいタネをまき続けていくのであろう。

 


新庄、熱く語った引退会見!「楽しそうなやつを選んでやりたい」


 グッバイ、プリンス!! 日本ハムの新庄剛志外野手(34)が27日、札幌ドームのマウンドで引退会見を行った。約30分間、感慨深げに17年間の野球人生を振り返り、11月9日開幕のアジアシリーズの辞退も正式に表明した。今後については球界との“決別”を示唆。球団側はアドバイザーなどの形で残ってもらおうと全力で“慰留”する構えだが、テレビ、ファッションなど各業界を巻き込んだプリンス争奪戦が始まる。

 観客はだれもいない。前夜は4万2030人を飲み込んだスタンドが、静かに新庄の最後を見守っていた。

 最後まで“サプライズ”だった。引退会見の舞台は、03年12月3日の入団会見と同じ札幌ドームのグラウンド。白のジーンズに茶色のジャケットを着て登場したプリンスは、しかし、ファウルグラウンドに設営されていたひな壇を素通り。マウンド上で会見をスタートさせた。

 「なんとかこの北海道を盛り上げたいなと種をまき、フロント、監督、コーチ、選手で一生懸命、毎日水を与えてやっと、3年目で花を咲かせられた。花の色は美しく、たくましい。金の色を咲かせられたことがすごくうれしい」

 手元には、阪神に入団した90年から使い続けたグラブを持参した。「4回手術(補修)をしました。こいつ(グラブ)が“もう無理。プレーできない”と言っていました」。プロ最初の給料で買った7500円の“相棒”。最初の背番号となった『63』が刺繍(ししゅう)されたグラブは真っ黒に汚れ、ボロボロになっていた。

 「体力的にもいっぱいいっぱい」とアジアシリーズには出場しないことも明言した。11月18日に札幌市内で行われる優勝パレードでプロ野球選手・新庄剛志に幕を下ろす。しかし、人間・新庄剛志は終わらない。日本列島を巻き込んでプリンスの大争奪戦が始まる。

 野球とのかかわりについて「今のところ…ないかな」と、球界との“決別”を示唆。藤井球団社長は「ファンを大切にする姿勢がすばらしい。何らかの形で(球団に残ることを)お願いすることもある」とアドバイザーなどのポストを用意する構えだが、本人の意思は固い。

 新庄はいった。「体力の限界はあっても、頭の限界はない。これからは一生懸命、頭のトレーニングをして、どんどん新庄剛志を伸ばしていきたい。何の才能があるのか探したい。いろんな話がくると思うので、楽しそうなやつを選んでやりたい」。

 これがヒントだ。今後、自分のもとに舞い込むすべてのオファーを検討した上で、やりたいものを楽しくやる。テレビ・芸能界だけではない。自らデザインしたマークをリストバンドやスパイクに取り入れるなど、独特のセンスが光るだけにファッション業界からも注目を集める。

 ステージは変わっても「明るく、楽しく」。基本方針は永久に不変だ。プリンスの第2の人生も、明るさと楽しさにあふれる。 サンケイスポーツ