『お掃除機能付きエアコンってお掃除はいらないんですよね?』と最近お客様から質問をいただきます

お掃除をしなくて良いからといわれる方が多いのですが、本当にそうでしょうか?

お掃除をしなくて良いからと、そのままにしていると大変な事になっているかもしれません!

 

お掃除機能付きエアコンは2つの大きな機能があります!

一つ目は、フィルターの自動掃除機能です

フィルターが動いて固定されたブラシでこすり落とすタイプとブラシがフィルターの上を動いて埃などを集めるタイプとあります。

集めた埃の排出方法も2つあり、ダストボックスに溜める物、集めた埃を屋外に排出する物があります。

自分の使っているお掃除機能のエアコンがどのタイプかは説明書などを見て確認しましょう。

ダストボックスのタイプは、埃がどんどん溜まるため定期的に捨てなければなりません。これが以外に早くいっぱいになるので、マメに掃除が必要です。

溜まってしまうとエラーがでてお掃除機能が動かなくなる機種もあるため、気をつけましょう!

屋外に排出するタイプの物もホースが詰まり、排出できなくなるため、フィルターに多くの埃がたまらないように気を付ける必要があります。

また、お掃除ユニット自体が、埃まみれになっている物を、お客様先で良く見かけます。

どちらもフィルターに油が付着すると、埃がくっつき取れなくなるので、洗浄が必要になります。

特に、キッチンの近くや焼肉などをするリビングのエアコンは、定期的に中性洗剤などでフィルターを洗っておきましょう。

フィルターのお掃除機能がついているからといってフィルターのお掃除がいらないわけではありません。説明書を見て、フィルターやダストボックスなどのメンテナンスは定期的に行いましょう。

 

お掃除機能付エアコンのもう1つの特徴は、抗菌素材と内部クリーンなどと言われている防カビ運転です。

ファンや内部を、抗菌剤入りのプラスチックやステンレス等のカビが生えにくい素材にしています。

あわせて、エアコン作動後に内部の乾燥と除菌運転を行うのが主流になっています。

エアコンを切ったのにエアコンから風が出ていることはありませんか?このエアコン切った後に自動出ている風は、エアコンの中を乾燥させるために出ています。そうすることでエアコン内をカビが生えづらい環境にしています。

 ただし、ファン等は掃除をしている訳ではないので、埃などが付着します。

埃が付着し、湿度が高くなるとカビが埃などを栄養としてどんどん増えていきます。そうなると、いくら抗菌素材といえどカビの繁殖を抑える事は出来ないので、普通のエアコンと同じようにお掃除は必要になります。

 エアコンをつけた際、拭き出し口に黒い斑点がついていたらカビが生えている状況のため、そのときはお掃除時期と思いましょう!


お掃除機能付きエアコンは、エアコンを汚れにくくする機能になりますので、汚れないわけではありません。

においなど気になることがあればぜひ、ダスキンピュアにご相談を!