今年の夏も暑くなりそうですね、いや、なってますね。
汗をかく機会が増えて、毎晩の入浴以外にもシャワーでとりあえず汗を流すような事もある季節ですね。
日常的に使用するので、お風呂の壁や床、浴槽ばかりでなく、お風呂に入るたびに使用されるシャワーヘッドにも、実は気が付かないうちに汚れは溜まってしまいます。
そこで今回はシャワーヘッドのおそうじに関するアドバイス!
シャワーヘッドはお湯が出る部分であるため、汚れが溜まりにくいのではないかと思われるかもしれませんが、実際にはシャワーヘッドに汚れが溜まってしまったばかりにお湯の出が悪くなるケースもあるのです。
シャワーヘッドに溜まる汚れの原因として挙げられるのが、カルシウムです。
日常的に使用している水道水にはカルシウムが含まれており、自然乾燥されたことで、残ったカルシウムがこびり付き汚れとなってしまいます。
これは、キッチンのシンクに水アカが発生するのと同じ原理です。
その他、身体や頭髪を洗う際に皮脂を含んだシャンプーや化粧品、整髪料などが飛び散ってシャワーヘッドに付着してしまい、汚れとなる場合もあります。
目詰まりしたシャワーヘッドをそのままにして使用していると、汚れを含んだお湯を浴びることになります。
また、シャワーの出が悪くなるため、水道代や光熱費にも影響を及ぼします。
汚れに気がついたら、すぐにでも実践してみましょう。
ちょっとした汚れであれば、スポンジとお風呂専用の中性洗剤を用いることで簡単に取り除けます。
シャワーヘッドを掃除する際は、お湯が出る部分ばかりでなく、止水栓やホース、シャワーヘッドのつなぎ目なども合わせてお掃除しましょう。
洗剤を用いる際は、洗浄成分が残らないように徹底的にすすぐことが重要です。
1.シャワーヘッドをホースから外す
なかなか落ちない頑固な汚れがある場合は、シャワーヘッドを取り外して徹底的にお掃除しましょう。
まずは、シャワーヘッドをホースから取り外します。
一般的なシャワーヘッドであれば、根元の部分を回すことで簡単に分解できます。
内部には細かい部品が含まれているシャワーヘッドもあるため、紛失しないように、分解した部品を入れる容器を用意しておくとよいでしょう。
2.クエン酸を溶かしたお湯にシャワーヘッドを浸ける
シャワーヘッドや部品が十分に入る容器に、40度程度に沸かした1.2リットルのお湯に対し、クエン酸大さじ1杯を溶かします。
できあがった洗浄液にシャワーヘッドや部品を入れて1時間程度放置します。
クエン酸の代わりに酢を用いる際は、1.2リットルのお湯に対して200ccを目安にしましょう。
3.古歯ブラシで軽く擦る
クエン酸を溶かしたお湯に漬け込むことで、汚れが浮いてきます。
浮いた汚れは古歯ブラシを用いてゴシゴシ落としていきましょう。
目詰まりがひどい場合は、より丁寧に行うことが大切です。
4.穴の詰まりはつまようじを使用する
古歯ブラシで落ちない汚れには、つまようじで対処します。
地道な作業ではありますが、散水穴一つひとつに対して丁寧に行いましょう。
5.しっかり濯いで元通りに組み立てて完了です。
切り替え等の機能付きのシャワーヘッドをお使いのご家庭も多いかと思います。説明書のお手入れについて等に書かれている注意点にも気を付けてお掃除してください。
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