最近お掃除にお伺いした際に浴室の天井に水垢やカビがついているお宅をよく見かけます。
今回は浴室の天井のお掃除についてお話ししたいと思います。

浴室の天井のお掃除ってみなさんどうされていますか?
柄のついたスポンジに洗剤を付けて掃除しようとすると洗剤が垂れてきたりして困ったことがある方も多いのではないでしょうか。

そういう時はクイックルワイパーなどのフロアワイパーのシートに洗剤を吹きかけてから使うのがおすすめです。フロアワイパーやシートは100均でも売られています。
フロアワイパーを使用してもまれに薬剤が垂れてくることもあるため、掃除をするときには、汚れてもいいような服と保護用のメガネ、帽子、マスクを着用してから行いましょう。洗剤がかからないよう注意しながら、浴室の奥から手前へと進めていくのがおすすめです。

【天井の水垢汚れ】
浴室の天井についた水垢を落とすには、クエン酸を使ってみましょう。
①フロアワイパーにドライシートを取り付ける
②ドライシートにクエン酸スプレーを吹きかける
③フロアワイパーを使って天井を拭く
④5〜10分ほど放置する
⑤タオルに濡らしてから絞る
⑥フロアワイパーに濡らして絞ったタオルを挟んで天井を拭く
⑦換気をしっかり行って浴室を乾燥させる

ちなみに浴室の天井の水垢は結露が原因ですが、できるだけ結露の発生を防ぐには入浴中は換気扇を使用せずに入浴後に換気を行ってください。
入浴中に換気扇を付けると湿度や暖気が換気扇付近に行くため、天井付近で結露が発生しやすくなります。そのため、入浴中は換気扇を切っておきましょう。
あと、浴槽のお湯をためたままにする場合は浴槽の蓋を閉めておくと結露の発生を抑えらえますので実施してみましょう。

【天井のカビ汚れ】
天井に付着した黒カビは、塩素系漂白剤を使って掃除しましょう。塩素系漂白剤はスプレー式の液体のものや、ジェル状のものを使うとキレイに天井に洗剤を塗布できます。
①フロアワイパーにドライシートを取り付ける
②ドライシートに塩素系漂白剤を吹きかける
③フロアワイパーを使って天井を拭く
④5〜15分ほど放置する(汚れに合わせて調整する)
⑤タオル 濡らしてから絞る
⑥フロアワイパーに濡らして絞ったタオルを挟んで天井を拭く
⑦換気をしっかり行って浴室を乾燥させる
この際の注意事項として、クエン酸と塩素系漂白剤が混ざると有毒なガスが発生してしまいます。必ず使用したドライシートは新しいものに交換することと、立て続けに水垢とカビ取りを行う際は念のため、フロアワイパーを一度洗い、ドライシートを濡らして水拭きしてください。

浴室の天井に黒カビが発生すると、壁や床にカビが移る可能性もあるので、月に1回程度、 フロアワイパーのドライシートにアルコール消毒液を染み込ませて、天井に塗布 してお手入れしておきましょう。

天井の水垢やカビは頑固な汚れになりやすいため、もし自分たちで手に負えないと思った際はぜひダスキンピュアへ気軽にお相談ください。