一人で出来るお仕事考察

一人で立ち上げられるWEBサービスを模索しています。

WEBビジネス

釣り券ドットコム・サービス終了のお知らせ

田中です
お久しぶりです。
今回は残念なお知らせです。
長年の夢のため働いた「釣り券ドットコム」を今期で終了することになりました。
月次費用を抑えるため、クレジットカード決済会社さんとの契約は月額0円でした。
その条件として提携ショッピングカートを使わなくてはならず、cgi方式のカートは今となっては古いを通り越して化石でした。
カートが変えられないためにサイト全体も構築が難しくなり、これ以上の運営はトラブルの発生が懸念されると考えました。

また、複数の漁協さんとの契約と、自動化によるコスト削減を見込んだ低い手数料も、1漁協だけの契約……
しかも自動化のための日釣り券は、監視員さんのチェック体制に不便を招くとのことで利用されませんでした。
そのため写真や記載内容を画像化して漁協へ送る年券の手作りをおこなっていたのです。

上野村漁協さんとの付き合いはフライフィッシングを通してですし、ボランティアでかまわないのですが、徐々に他社の良さそうなサービスも出てきました。
漁協さんも釣り券ドットコムを使っていることで他の便利なサービスに乗り換えづらいとい気持ちもあったかもしれません。

なにも行動せずに釣り券販売やってみたかったなーというだけでは私にも大きな心残りがあったでしょう。
とりあえず色々動いてみて人と会ってお金を使って良い経験や友達ができました。
上野村も私の田舎になりました。
今では釣りをすることすら無く、村のドッグランや河原で犬と遊んだり、散歩したり自転車に乗ったり。
お金にはならなかったけど、楽しかったのでこれはビジネスでは無いけど満足とします。

皆様、長い間のご支援ありがとうございました。
今後上野村でネットを使った釣り券販売を開始した際には是非使ってみてください。
きっと釣り券ドットコムより便利になってますよww

尻馬に乗り損ねた会社

アズモード 宮脇氏のブログ

【第48回】ブレイクする業界で楽して儲ける

儲かっている業界の仕事をする。
また、それに気付く先見の明。
自分は株に向いていない人種なのでビジネスでもおなじく「あーー!!あれ考えてたんだよっ!」という事しばし。
ブログでは建築業界を例にしていた。
また、後半ではネットショップで売れなくなった一類医薬品の解禁の話。
自分が昨年後半まで居た会社はドラッグストアのネットショップだ。
ネット販売規制をモロに食らって一番の売れ筋であった
・毛生え
・水虫
・妊娠検査薬
が売れず、売上は1/10まで落ち込んだ。
その回復を待たず、私は親会社の総務部に転職する事となった。
このほどその会社はネットショップを緊縮し、担当者一人で再立ち上げする事になった。
解禁のニュースが出ているにもかかわらずだ。
中途半端に大きくなってしまった企業の鈍重さが命取りとなってしまうことだろう。
儲かっている業界、解禁を待っている業界は大きな爆発力を秘めている。
金遣いの荒い業界をキーワードにいつも目を光らせなくてはならないだろう。
もう私はEXCELだけ使って日々忙しく働くだけの仕事になってしまったのでなんともかんとも
とにかく宮脇氏のブログだけは読んでみて。

電車通勤士サイトがSPAに!

本日発売のSPAに電車通勤士サイトが紹介されています。
[毎日8時間寝る]逆転の仕事術 コーナーです。
電車内で熟睡する方法を書かせて頂きました。
tsuukin-1
SPAのライターさんとはアダルト時代に知り合いになりまして、ネタをたくさん持っている私は時々出演?しています。
紙メディアといえどもこのように記事になるととても嬉しい物です。
これまでも他のサイトを紹介して貰いましたが、通常紙からwebへの誘導はほとんど見込めません。
しかし、今回の電車通勤士サイトは電車内の暇つぶしコンテンツとしてSPA誌の読まれる状況に合致するものと思います。
tsuukin



紙面はURLが載っています。となれば準備です。
まずはgoogleアドセンス貼りましたww
そして重要な、スマートフォンで見られるようにModXにテンプレートを追加しました。

ModXにはユーザーエージェントにより適応するテンプレートを選択してくれるプラグインがあり、簡単にスマホサイトが作れます。
MobileConverter for MODx
https://github.com/downloads/soushi/MODx_MobileConverter/MobileConverter-2.10.zip

設定がちょっと複雑ではありますが、「MobileConverter」でぐぐってみなさんの情報をお調べください。
現在XSERVERで稼働していますが、文字コードの設定をわざわざUTF-8ですよって書き込まないと文字化けするようです。
プラグインの設定に &charset=Charset;string;UTF-8 を追加することになります。
取り急ぎ無理矢理作ったテンプレートですので、Tipsコーナーだけが見られるようになっています。
電車でご覧下さいませ

電車通勤士サイトオープン

以前から言っていますが、私は日本初の電車通勤士です。

とまぁこの手法は週末起業フォーラム的なもので、何かの第一人者になってしまおうという起業企画のひとつです。
週末起業フォーラムではブログコンサルタント、文房具専門家、男の手料理評論家、夜景評論家を輩出していました。
なにか専門家を紹介して欲しいという依頼があれば彼らを紹介し、TV雑誌に良く使われていました。

今回作ったサイトは、以前から暖めていた電車通勤のノウハウを本にできないかと考えはじめた結果です。

本を出版したい
これはみんなが思うことでしょう。
とはいえあまり堅くない、カルト的な物の方がいろいろな付き合いも広がるすばらしいツールとなり得ます。
電車通勤のノウハウは考えれば考えるほど神経質的でばかげている面白い物になりそうでした。
とはいえ、膨大なアイデアをヒトが読みたくなるような本に纏めるのはとても難しいことです。
それこそアイデアを形に出来る編集者が必要でしょう。

そのためにも出版企画を出版社に採り上げられなくてはなりません。
知り合いにライターさんが居たので、アイデアを送って聞いてみました。
しかしながら反応が薄かったのです。
彼が読みたいと思わないと言うことはまだ考えが浅いのだなと気づき、一度彼の意見を聞く事にしました。

彼の意見は、
・全体のイメージが湧かない。
・ムック本として電車内の暇つぶしに読めるような文量がいい。
・情報商材としてはどうか
でした。
文量については正にそうでしょう。でも情報商材のように出来るだろうかとそのあたりを詳しく聞くと

ただ、この文章まとめてダウンロードさせても売れないでしょう。たとえば漢字検定の漢検が情報商材です。

という。

自分で電車通勤士検定サイトを作って、合格者に資格証を発行するんです。

ふむふむ

勉強するための資料を沢山書きためて、そのコンテンツが面白ければヒトが集まり、電車通勤士の認知度が上がるでしょう。

うん

そうなってくればうちらも電車に関してはこのヒトに聞いてみようって取材対象にしやすいんです。

だねだね

そのうち講演とか専門家として呼ばれる事もあるかも。そんでこの情報を纏めませんかって出版の話とかも。

なるほど、分かりました。またもや遠回りなビジネスモデルのスタートですね!

ということでサイト作って電車利用に関するTipsを書き溜めているところです。
是非ご利用ください
twitterで広めてくれると助かります。
面白いことに「電車通勤士」で検索するとうちのサイトしか出ませんww
そんな言葉無いですもんね

電車通勤士 電車通勤を快適にする技術
http://www.tsuuk.in/

twitter
http://twitter.com/#!/tsuukin

コミPo!イベントで会ったひと

震災前日に新宿ロフトプラスワンでおこなわれたコミPo!イベントに行ってきた。
あこがれの大変態漫画家田中圭一氏やコミPo!の開発陣、原画制作者さんが勢揃い。
開発の様子やリリース後も良くしてゆこうという姿勢はとても熱く、大昔に自分で開発を行っていた頃を思い出した。
レベルが全然違いますが……

twitterやmixiでもイベントの話題が出ていて、TVチャンピオン初代特殊メイク王のピエール須田氏と見学した。
彼はデジタルアーツ東京専門学校で造形を教えていて、安く3Dモデリングを立体に応用できないかと模索しているらしい。
現地にはtwitterでフォローしていてまだお会いしたことのない人が二人居た。
会場内からtweetして相手を探す。
一人は小説の挿絵をお願いした方。
大津屋さん
http://www.jcninc.co.jp
コミPo!の利用方法についてこれから多様な発展があると見込んでいる方だ。
とりあえず名刺交換だけさせていただいた。

もう一人はe3paperのchild氏
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /


このAAに騙されていたが、広告代理店を退職し、若くしてsho氏と会社を立ち上げたやり手ビジネスマンだ。
しかもイケメン。
e3paperの立ち上げから現在までの裏話はやる夫形式で随時更新されておりおもしろい。

もしも、リア充の2人が同人ECサイトを始めたら
http://e3papaer.blog53.fc2.com/

私がダウンロードサイトを始めたときはコンテンツ提供をしてくれる協力者が居ることで後押しされ、サーバ等の経費と売り上げの損益分岐点がクリアできる確信を持って初めてサイトを稼働させた。
コンテンツ・安いサーバ・売れる見込みの3点だけがクリア出来た。
販売ページは全部手作りでカートも無かった。カード決済会社へ直接パラメータ渡しでリンクするだけの陳列棚だ。
デザインも手作りで、コンテンツ提供してくれた人達のサイトより少しだけショップらしいというレベルだった。
それでも公開月から黒字になった。
いつも損をする自分のビジネスにしては信じられない快挙だ。
e3paperさんのブログを全部読んでその理由が分かった。

今まで自分は形から入っていた。立ち上げに時間をかけ、思いついた良いサービスを盛り込み、新しい仕組みを公開することでweb界での注目も上がるだろう。
こんな便利ですばらしい仕組みならネット好きな層にすぐ受け入れられ、集客の必要も無いんじゃないか。

これで最も力を入れて最も失敗したのが新しい決済方式を投入した釣り券ドットコムだ。
これまでの購入方法と違いがありすぎて敬遠されていると感じる。
客にwebスキルを求めてはいけない。
また利用方法を直感で理解できないサイトは自然と足が遠のくのだ。

e3paperさんのブログで書かれている事業は、同人ダウンロードサイトの新しい形だ。

http://www.e3paper.com/

他にも収入がある会社さんなので、まだ利益の追求より新サービス、技術の公開場として成長させている。
コミケ会場で同じ趣味の人達と交流しながら作品を探し、共同購入したり、作家と話したり。
それをwebで実現しようという試みだ。
これは楽しそうだ。

しかし、私がイメージするそのサービスが画面から伝わってこない感がある。
釣り券ドットコムのように仕組みの提供が先行しているのではないか。

商品の配置がこれまでの同人ダウンロードサイトと似ている。
コミケを意識するのであれば、会場レイアウトにしてしまえばいいのに。
チャットの内容も吹き出しがポコポコ立ち上がり、賑わっているブースがどこなのか分かるとか。
ライブドアブログのアクセス解析「ログミン」のように会員がどんなキーワードで商品を探しているのか、またどんな会話をしてどのように移動しているのかがリアルタイムに分かるとおもしろい。
ログミン-1

また、出展者が販売価格を決める方式に、「無料」があるのはとても心配だ。
電子書籍ダウンロード販売サイトのパブーと同じ状況になるのではないか。
http://p.booklog.jp/

ここも販売価格0円の作品が多々あり、利用者は無料の電子書籍が読める場所で有料もあるという認識になりつつある。
また自信のない販売者が結構良い作品を無料で公開するものだから、益々他の販売者も「このレベルで無料なのだから自分は恥ずかしくて金額付けられないよ」ということになる。
デフレスパイラルサイトだ。

同人とはいえ、コミケで販売している人は自分の作品にプライドを持って金額を付けている。
会場で売れ残れば、そこで初めて自分の作品の価格を下げ、適正価格を知る。
無料で配る人も居る。しかし、それでモチベーションを無くし、同人活動を辞める人が居る。
モチベーションは、お金を出しても良いと言われることで保つことが出来る。
無料で出すのであれば、自身のホームページで公開しているのと変わらないが、e3paperサイトでは、作者のファンを作る機能もあると言える。そうすると今度はマネタイズが難しい。
そのファンが、「あなたの作品、300円なら買う」といった値付け機能があると良い。ファンが作者を育てるのだ。
ダウンロード販売サイトの販売側利用者は客に買ってもらう事を考える作品制作のプロでなくてはサイトが成り立たない。
完全な素人作品だけを無料陳列する事だけは阻止してほしいと思う。

今後の成長によってはDLsiteと違う方向で成功する同人ダウンロードサイトになり得る可能性があり、注目のサイトだ。

同人ダウンロードサイトでどれだけ売れるか

この時代、コンテンツを持っている人は強い。
情報を売り物とする力のある人だ。力は無くてもアイデアでも良い。その悪用が悪徳情報商材なのだ。
自分で出せるコンテンツなんて無いなぁと思っていたのだけど、あるアダルトサイトに文章を書いていたのを思い出し、それを販売してみた。

文章コンテンツなので、最初は電子書籍化するのが正しいのだろうなぁと漠然と調べてみた。
電子書籍のファイル形式としてどうやらEPUBになっていればほとんどの電子書籍リーダーで読めるようだ。たとえばiphoneやkindleの電子書籍リーダーに対応している。EPUB化するフリーソフトもあり、環境はすぐに揃えられるだろう。
しかし、自分で持っていないリーダー用の物を作るのは抵抗もあり、またそれを読む人の数がまだ少ない事も分かってきた。
電子書籍の売り上げだけで10万部のベストセラーなんて聞いたこともなく、まだ発展途中なのだという感触だ。

パソコン、スマートフォン両方で読める方式はPDFだ。
PDFはAdobeを使うより、ソースネクスト いきなりPDF/STANDARD Edition ダウンロード版の3500円ぐらいの方が使いやすい。
印刷メニューに「いきなりPDF」というプリンタ名が追加され、右開きか左開きかの設定も可能。

そしてテキスト文章をiphoneなどでも読みやすい文庫サイズにWordで整形する必要がある。
今回は単行本のように縦書きレイアウトにした。横書きでも問題ないだろうが、私は形から入る。

オリジナル小説を書籍風レイアウトのPDFにする
http://nagatoyuki.info/extra/pdf/
ここにその方法が書かれていた。Wordの細かい設定なんぞ滅多に使ったことがなかったので整形された形を見て新鮮な感動を覚えた。

一般人の文章をただ並べても誰も買わない。今はビジネス書ですら萌えイラスト付きだ。それを真似て、表紙絵は知り合いに紹介してもらった出版社さんを通して漫画家に描いて貰うことにした。力の入ったフルカラーアダルトイラストだったので8000円。
イラストにタイトルを加えて表紙を作り、PDF形式の小説ができた。

文章の作成費は無料だが、-8000円からのスタートだ。
こういったイラストの外注先は、pixivで声を掛ける方法が自分のイメージした画風を選べるので良いのだが、1枚の絵を描いてもらうための発注方法にはコツがあり、相手の苦労も分かってやらないと総スカンを喰う事にもなりかねない。絵の出来に関しても、主観の問題なので自分が気に入らなくても、客は喜ぶかもしれない事ということを理解して制作物を受け取るようにすること。

●販売先は

・電子書籍専門店のパブー http://p.booklog.jp/ が最近ブイブイいわしてる感じ。
しかし、販売価格が総じて低く、同人以下の作品なので許してねという作品ばかりだ。

・でじたる書房 http://www.digbook.jp/ はしっかりした小説が多く、アダルトもそこそこの価格で存在している。

ほかの電子書籍販売サイトは、出版されている本を電子化し販売しているケイタイが多く、一般人は参入しづらい。
ということで、でじたる書房を使うことにした。

電子書籍というほど堅くないレベルという作品の事を「同人作品」と言って良いだろう。同人誌は同人ダウンロードサイトを使う。

最も有名なサイトがDLsite http://home.dlsite.com/ ここは紹介画像で売れ行きが変わる。ランキングを見ると漫画、イラスト、ゲーム以外はあまり売れていない。それでも集客力の大きさから客の目に触れる機会が多いはず。
ほかにも多数あるので各々登録して販売してみた。
小説は70ページ程度のアダルトものだ。
販売価格は700円、卸値(自分の取り分)は平均400円

2011/3/28現在 3/17販売開始から10日間の結果
(リンク先アダルト注意)

D-drops
http://d.d-drops.com/
売上げ本数 0

DLsite.com 
http://maniax.dlsite.com/
売上げ本数 46

DiGiket.com
http://www.digiket.com/
売上げ本数 6

とらのあな
http://dl.toranoana.jp/
売上げ本数 0

アキバイン
http://www.akibain.com/
売上げ本数 0

サーパラマーケット
http://market.surpara.com/
売上げ本数 0

DMM.R18 同人
http://www.dmm.co.jp/digital/doujin/
売上げ本数 9

デジぱれ
http://www3.llpalace.co.jp/dp/
売上げ本数 0

でじたる書房
http://www.digbook.jp/
売上げ本数 1

合計62本
平均400円の卸値だから400X62=24800円
表紙イラストに8000円だから純利16,800円だ。

続けて3/26には上記の売れているサイトだけに絞り、1000円の小説をアップした。
ページ数は170ページ、表紙は松本清張みたいなやつを手作りした。

販売開始2日目の状況

DLsite.com
売上げ本数 32

DiGiket.com
売上げ本数 3

DMM.R18 同人
売上げ本数 12

こちらは卸値の平均600円なので、47本x600円=28,200円。

新しい作品をアップするとメルマガで紹介されるので、その初動で売れなければずっと売れない。ただし、続けて新作を投入することにより、過去の作品にも注目されロングテール化する。

売ってみて感じたことは、小説で100部売る事が出来るのはかなりのものだと。
紙の本でヒットしたという実績でもなければ売れるはずがない。
ましてや自作小説で生活するなど絶対に無理だろう。
いまからでも萌えイラストが描けるように練習した方が良いだろう。ED157_L

犯罪者の巣窟 海外オンラインストレージ

ファイルがダウンロードされればされるほどアップロードしたユーザーが儲かるオンラインストレージサイトまとめ
http://gigazine.net/news/20110208_online_storage/

オンラインストレージはアダルト動画等見ている人はその存在を良くご存じだと思う。
上記記事はそのサービス内容を非常に詳しくまとめており、勉強になった。
この記事で知ったことは、オンラインストレージにアップしたものが多数ダウンロードされるとキャッシュバックがあるということだ。
Youtubeにもその仕組みはあり、再生数がある一定数を超えるとキャッシュバック対象ユーザーへのインビテーションがある。
しかしyoutubeの報酬は微々たる物で、アダルト抜きでアクセスを稼ぐのはTV制作の難しさに等しい。

ところが、海外オンラインストレージで入手出来る映像はその多くがアダルトだ。
この仕組みでアダルト動画をアップロードしてダウンロード報酬を受けたいという人はどのような人物だろうか。

・一般映像を広めたい人?
ユーザー層からしてYoutubeの認知度を利用した方がよい。
個人映画で利益が欲しければ国内委託販売サイトがある。

・アダルトビデオ制作会社?
当然国内流通があるからそんなところへ掲載しない。

・個人撮影のアダルト動画?
モザイク無しでアップロードすれば国内法でアウト。
そのリスクを負うぐらいなら自分のブログで購入者を募る。

ということで残るものは「犯罪者」
レンタル屋で借りたアダルトDVDをリッピングし、WEB用にエンコード。海外ストレージにアップして自分のブログで紹介する。
あたかも動画丸ごとアップされたものを発見したから紹介するよ!というスタンスだ。

これは違法コピーとそれを販売したような利益を得ていることから重罪だと思う。
更にあるサイトではストレージに掲載されているURLが載ったTEXTファイルを1000円程度で委託販売している。ここで販売している人物とアップロードした人物は同じだろう。不法な利益を二重取りしているのだ。
CH100_L

もっと酷いことに、その情報を同じサイトで再販するヤカラまで居る。
一つのコンテンツがウラの世界で骨までしゃぶり尽くされているのだ。

日本人までこんなことするようになっちゃったんだねぇ
この話見ていい副業だななんて思わないこと!!

パクられのダメージ

最近有名ブログが記事を丸々コピペされる事件がtwitter上で騒がれていた。
アフィリエイト目的のサイトだったのだろうが、事態は騒ぎによって目立ちすぎたパクリブログの強制閉鎖により収拾した。
また同じ事をやる可能性は否めないが。

自分が書いたものを無断掲載されることはブログの発展と共に「引用」という形で容認されていた。
出典を記さない、リンクを貼らない、トラックバックスパムなどのマナー違反は度々発生していたが、人の文章をあたかも自分が書いたように見せるほど厚顔無恥なサイトは珍しい。

私の場合、自分の文章が無断掲載されていても、出典サイトはこちらなどと書かれていたらちょっと嬉しくなってしまう。悪口が書かれていたらそれは嫌だろうが、アフィリ目的であろうとも、記事をしっかり読んでくれて自分のサイトに転載する価値があると認められることは素直に嬉しい。

悪口以外で嫌だと感じるのは、他人の儲の為だけに利用されることではないかと思う。
私はアダルト系の文も書いているが、それがほとんどコピペサイトに無断転載されていた。
同様なアダルト文サイトの文章も「2ちゃんねるで拾った」コピペと称され作品を丸ごと転載されている。
駄文を使ってくれてありがたいのだが、そのサイトはアフィリ目的で文章をかき集め、元々著作者など現れない2ちゃんねる出典だと嘘を言っている。

それにより、多くの文章サイトが筆を止めている。
やる気が無くなってしまうのだ。

とってもいやなきもち

一つ一つは弱小アクセスでアフィリ収入など1年で500円程度で絶望しているのに、パクリサイトは検索トップ。たくさんのサイトがちまちま作った文章を吸い上げ、自分の利益にしている。
完全無料ならまだ心の平穏を保てるだろう。
webに公開している以上その覚悟はある。
しかしこれでは搾取ではないか。
パクリで稼ぐ人間のためにせっせと自分の時間を割いて文章を書く。しかも一度も挨拶も感想もない。

苦情のメールを送っても無視される。googleに違反報告しても消えない。CM005_L
web上の著作権は今や完全に形骸化していると感じる。

その問題を解決し、webで完結する簡易な訴訟をおこなえるように出来ないものか。
訴訟代行というビジネスが小さな単位で流行するのではないか。

自分もネットにあったおもしろ画像などをブログに貼り込んでいたがそれも問題だ。
ちゃんと買った素材を使うことにします。

自転車ビジネスの潮流に呑み込まれるまで

昨年8月に自転車が欲しくなり、今や自動車より愛着のあるクロスバイク。
昨夜放送のカンブリア宮殿で「"成熟市場"で急成長の自転車チェーン・世の中に必要とされる存在になれ!」という放送があり私が自転車を購入したショップ、あさひ自転車の特集を見た。

自転車業界は確かに成熟市場だ。
いまさら自転車ビジネスでどーのこーのなんて儲かるわけが無いと思っていたがどうだろう。
44才の私ですらネットで検索して自転車を買い、パーツ選びを楽しむようになってしまった。
どこにそんな魅力があったのか。
私が嵌るまでの経路を纏めてみた。

運動不足から下腹が出てきた私は、高校時代から大好きだった自転車に乗れば腹も引っ込み、いつもだるい体調の改善も出来るのではと考えた。
娘のママチャリに乗り、荒川の土手を走ると思った通り気持ちよく、自分用の自転車が欲しくなった。
昔、知り合いがブレーキが無いくせに高価だと言っていた自転車を思い出し、ネットで調べてみることにした。

まず考えたのは、オトナが乗る自転車でかっこいいやつあったな。名前なんて言うんだっけ。
検索キーワード「自転車+種類」
自転車の種類について教えてくれるサイトがたくさんあった。用途を見て、オンロードとオフロードの中間であるクロスバイクが自分に合っていると判断し、クロスバイクを探し始めた。

検索キーワード「クロスバイク+初心者」
初心者のためのクロスバイク選びといったサイトが多数ヒットし、予算3万〜5万の自転車もあることが分かった。そこで知ったのが有名自転車メーカー名。
GIANTはなんとなく聞いたことがあり、調べるとかなりの人気メーカーだった。
GIANTのサイトでラインナップを調べ、下から2番目ぐらいの型が欲しいと思った。

検索キーワード「ESCAPE R3」
ESCAPE R3は売れ線であり、購入者のレビューがたくさんあった。すっかりこれを買うつもりになったが、通販では売っていないメーカーだということも分かった。
ESCAPE R3と同レベルの自転車ラインナップを紹介しているサイトもあり、そこで「あさひプレシジョンスポーツ」というものが付属品もたくさん付いて安いという情報を入手。あさひというメーカーがこういう高級自転車の世界にはあるんだなぁと調べてみると、なんと自転車屋さんが作ったオリジナルだった。
サイクルベースあさひ
http://www.cb-asahi.co.jp/

自転車を売っているショップにしては情報量がハンパじゃなく多い。
自転車のメンテナンス方法は動画で説明されており、とにかく分かりやすい。
店舗の場所が近くにないのがネックであったが、ここのブログは大変面白く、全部読んでしまった。
ぶろぐであさひ
http://www.cb-asahi.jp/

このサイトで一通りの最新自転車の知識を仕入れた私は、更に価格を比較するためネットを彷徨った。
しかし、「あさひプレシジョンスポーツ」に追加できるオプションパーツを全て揃えられる店が無いのだ。
もし近いものがあったとしても、合計金額で驚いてしまうほど高くなった。

ちなみにスポーツ自転車を購入した場合、通勤に使えるようにするには、スタンド、ライト、カギ、泥よけ、前かごが必要となる。それらすべての物がサイクルベースあさひには掲載されていた。
丁度セールでいくつかの付属品が付いていたので購入ボタンを押しそうになったが、自転車の選定材料に重量が1キロでも軽いと高いという情報を知り、更に同じ金額帯で少しでも軽い物を探した。
そして目的にぴったりでセール価格になっていたセンチュリオンCROSS-LINE50にオプションパーツを付けて購入に踏み切った。

途中からあさひで購入することが前提となったのはその情報量の多さと、プロが調整し組み立てた自転車をそのまま巨大な箱で送ってくるという仕組みが気に入ったからだ。
近くにスポーツ自転車の調整が出来る店が少なく、1件あるその店は超専門的っぽくて敷居が高いのだ。
もし、いい加減な調整がされた自転車で不都合が生じた場合、そこへ持って行くしか無く、素直に面倒だと考えたのだ。

手に入れてから自転車に益々興味が湧くと、スポーツ自転車を街でよく見つけるようになった。興味が無くて見落としていたのだ。
雑誌もたくさん出ている。高いスポーツ自転車を一から作っている小さなメーカーがたくさんあることも知った。走行会等のイベントも全国でたくさんおこなわれている。
ネットで探していたときから既に情報サイト、アフィリエイトサイトは乱立していた。
フレームの材質に拘る会社、デザインに拘る会社、ギアは釣りのリールで有名なシマノが世界一の品質を誇っていた。
パーツの種類、ツーリングに便利な道具、ファッション。
自転車業界がこれほど動いていたとは……と驚くばかりである。

遅れて呑み込まれた自転車産業だが、これから流行りそうなものがある。
記録に関する物だ。

自転車の走行距離からどれだけ二酸化炭素排出量を減らしたかを記録するブログパーツを提供するサイト
http://bikecology.bpaj.or.jp/

サイクルコンピュータから速度、走行距離は分かる。それをwebに記録させる事とエコを結びつけた。
他には体重や体脂肪率と繋げても良いだろう。
走行記録を地図上に軌跡として記録出来るサイトもある。
最近youtube等に掲載される動画にレースのオンボードカメラの動画も出てきた。
そのカメラも小型化、低価格化され、あらゆるスポーツに対応したものが出た。
ので買ったw

ロジテック・スポーツ用小型DVカメラTS3R0101
http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLVR-CV01/

自転車用のドライブレコーターとしても重用するのではないだろうか。
昨年末に発売し、あっというまに売り切れたようだ。
これからも自転車にからめた製品やサービスが出てくるだろう。
しかもそれは自動車、オートバイで既にあったサービスの焼き直しで対応できるものが多いはずだ。
webでそういったサービス作るのも良いだろう。

何が誰に売れるのか

小売りの会社に居ると純利3%近辺の低空飛行が嫌になります。
社員の給料は上がらないし、数が出ても儲かった!!という実感が無くモチベーションが下がります。
更に小売業界は土日祝日が出勤の場合が多く、クリエイティブな情報は入らず、新しいことをするための人材確保にも支障が出ています。

仕入れて売る方式にはいつもリスクが伴い、売れる物は薄利。
作るって売る場合は利幅が大きいけど、売り先の小売り業に見初められなければ売る場所がないというリスク。

ならば今こそ物販よりネットで売る情報がいいんじゃないか!といえば情報商材のようなものになるが、詐欺の一種と思えるから却下。

今お金を一番払ってくれる世代は高齢者。
彼らがネットに興味を向けてくれれば情報商材だろうと勝算はある。
しかし、高齢者が金を払う対象は、「物」であることが大きな比率を占めていると言われる。
例えば、コンサル的なものに対してお金を払うことに抵抗があるのも高齢者だ。
説明、助言は無料だと思っている。
そのかわり、物に対して付加価値的な説明、助言を加えれば特に成約率が上がる層だろう。

ちなみに釣り券ドットコム、平成22年の購入者のうち、最高齢は70才、9割が50才以上だった。
シーズン券である年券が1万円と高額になったため、残ったのが高齢者なのだ。
増えたのではなく、「残った」のだ。もちろん売上げはガクッと減った。

金を持っているのは50才以上。
ネットをフルに使えるのはそのうち微々たる人数だろうと思う。
利用者のスキルを要求し、顔が見えないネットでは高齢者層の取り込みは難しいままだ。
FAX版i−modeみたいなやつも一時発売されたが失敗している。
「選ばせる」買い物は高齢者に合わないのだろう。
直接「この商品、サービスはこのように便利でオトクだから買いましょう」と訴求しなくては高齢者層からカネを引き出すことは出来ないだろう。

高齢者層が湯水のように金を使う場面がある。
孫の為の買い物だ。
孫が欲しがる物を世に出してゆけばジジババがお金を出す。
店舗での購入からweb決済、コンビニ決済など意外と多種の決済を駆使して払っていると見られる。
お金を持っている層を財布に利用できる世代が存在すると言うことだ。

なんとなく嫌な話になってきた。
ただ、高齢者がGoogleで「若返り薬」なんてキーワードで検索している事だけは無いだろう。
かわいい孫の為になるものであれば、アダルトや違法な物以外なんでも買ってくれるだろう。
あなたの息子や娘に高い教材を買ってやりたいと思ったら、ジジババを感心させ、孫の為になりそうだと思わせるパンフレットを用意すればいいのではないか。AN197_L
又は、ジジババ説得用の資料をwebから印刷させれば良いのではないか。
子供達は欲しい物をwebで探し、ジジババ説得用の資料を印刷しておねだりすれば良い。
ほんっっと 嫌な話になってきた


2ちゃんまとめブログの騒動で思い知る数のチカラ

えがちゃんとハム速の騒動でいろんなスレやブログを追っていてAVメーカー時代の広告会社を思い出したので書いてみる。

元々の騒動はどうでもいいとして、まとめブログ管理人の交友関係、RSSの繋がりが見えてきた。
大手まとめブログ管理人は連合し、各サイト同士RSSを繋ぎアクセスアップをおこなっている。
噂ではあるが、大手まとめブログ管理人の合宿により、今後のステルスマーケティングスケジュールの取り決めをおこなっていると……。
確かに連合と言われるまとめブログのGoogleアドセンスタグを見ると、「同じID+連番」となっている。
連合はアドワーズ収入の再配分までおこなっているのではないかと言われている。

これは素晴らしい仕組みだ。
面白いスレッドを見やすくまとめてくれるので便利だし、勝手に転載するなとスレ主の申し出があれば大抵応じるし、2ちゃんねるの規約との兼ね合いはどうだったかアレだけど。和解したのかな。
そしてなによりかなり儲かっているらしい。
サラリーマンの収入並サイトは5つ以下ではないかと言われているが、それでも無(人の褌だけど)からカネを生み出してゆく事が出来るのは凄い。

もっとすばらしいのはその連合による協力体制。
一つ一つのブログから始まり、相互リンク、相互RSSリーダー設置、後ろ盾の獲得というところまであっというまだったと思う。
相互RSSリーダー設置までは一般サイトでもあるだろう。
その続き、後ろ盾の獲得が、アダルト業界でもおこなわれていた仕組みの骨子なのだ。

大手ブログがじわじわとライブドアブログに移行していったのを知っているだろうか。
使い勝手が悪いから引っ越します・・という告知と共に。
あれはおそらくライブドアブログからの誘致だ。
アクセスを稼いでくれるブログをライブドアはいつも探している。
AVメーカーに勤めていたとき、ライブドアブログの営業からAV女優ブログを書いてくれる人を集めて欲しいと言われ、社内女流監督が書き始めた。
ブログの広告設定はライブドア側がおこない、アド的で無い広告を好きに貼ることを了承させられる。
その代わり、ランキングの操作をおこなってくれるという取引だ。
ライブドアブログの本性は完全な広告代理店なのだ。
広告主から依頼された情報を操作可能な多数のカテゴリーに対し、最も広告効果が上がるよう掲載する。
ブログ主のAV女優もブログのアクセスが上がる事により、知名度が上がる。

前記のgoogleアドセンスタグについても、もしかしたらライブドア側が提供する企業アカウント的なものなのではないだろうか。
一般サイトで嫌われ系のまとめブログなど書いたらすぐにアドセンス潰しを食らうだろう。しかし、まとめサイト連合はアドセンスを長く継続させている。普通では考えづらい。

連合によるサイト相互の強みはアダルト系広告代理店と付き合ったときから実感していた。
広告代理店の手口はこうだ。

AVメーカーから廃盤になったDVDを借りる。

5分ぐらいに切り分けて携帯用にエンコード

携帯サイト作成ツールを使い、1時間に数百の携帯サイトを生成
タイトルは「尻マニア倶楽部」「おっぱいマニア倶楽部」など似たり寄ったり

ランキングサイトを立ち上げ、生成した携帯アダルトサイトを全て登録

自社で運営する3大携帯キャリア公式の検索エンジンにどんなアダルトキーワードを入れても一位にランキングサイトがヒットするように調整。

生成した携帯アダルトサイト群を彷徨わせる

途中にクリック広告多数設置、分割動画は1サイト1つだけ見せる。
最終的に長い動画を見るには出会い系登録が必要

AVメーカーに広告料の一部を還元

自分だけで連合サイトを生み出している。
エッチなサムネイル、エッチなバナー、エッチなタイトル、たまに本当に見られる動画。
このセットがあれば背景色をランダムで変え、タイトルはエッチな言葉テーブルからランダムに付けてやればいいだろう。
ランキングサイトをその中心に置くのも良い考えだ。

サイトの数のチカラに対して、携帯公式サイトからの巨大な流入数をぶつけている。
公式サイトからのアダルト検索数は忘れてしまったが、PCの比ではないほど巨大だった。
広告媒体資料の予想PV値は広告主にとって夢のような数字だった。
(注:4年前だから今はもっと進んでいると思われる)

一つだけすばらしいサイトを作り、たくさんの人に来て貰うというweb戦略は過去の物かもしれない。

こんな事書いたらでライブドアに消されちゃうかなw
あ、だれか来たみたいなのでまた!

ウェブで儲ける人と損する人の法則買った

意外と小さい新書だったので通勤2日で読み終わってしまった。
著者は私が嫌いなインターネット系ニュースの編集者でもあり、あのライブドアニュースの引っかけ見出しの手法を詳しく書かれている。
「クリックされてなんぼ」の世界をどん欲に突き詰めてゆかなければ成功しないということは分かった。
すなわちウェブサービスをリリースする人の中で儲ける人とあまり儲けない人の違いについての本だと思った。
損する人っていうのに言及している部分はあまり見受けられず、乗らないことが期待利益の損失という意味で損を表している。

私としては、サービスをリリースしてそれが期待の利益を生み出すまでの間違った投資、リーチ貧乏について書かれていることを期待した。
この本には損ばかりしている私の行動のどこが間違っているのかがズバリ書いてあると思ったのだ。

それより成功するためのどん欲さを獲得する必要がありそうだ。


のんびりやってられないんだけど

今年中に立ち上げたいと考えているサービスが2つある。
一つはコンテンツを無料で配布し、広告収入のみを目的とするサイト。
これは完全英語のサイトで、最初はコンテンツのダウンロード販売を目的として作った。
しかしこれだけで喰っていけるほど儲かるものではなく、ちょっとした話題になるかもしれないけど一発屋で終わる可能性が高い物だ。
最近のニュースでYoutubeの広告収入ランキング一位は年収2千万円と言うのを見た。トップ10は全て英語圏の人だった。自分はyoutubeの広告が出ると直ちにxを押してしまうのだが、海外では良いコンテンツに対して応援の意味を込めて広告クリックをするものらしい。
そう考えるとGoogleのFREE戦略が当たる土台は英語圏にあると思われ、この英語サイトはGoogleアドセンスを中心とした収入のみを考えた息の長いサイトに方向転換した。
有料の翻訳サイトを利用してサイト趣旨だけはしっかりと作り込み、あとはエキサイト翻訳でコンテンツをコツコツ作っている。
あと1ヶ月ぐらいでなんとかしたいものだ。
なにせ構想から既に2年経っている。
普通ならば2年も寝かせれば他者が新サービスとしてリリースしてもおかしくない。なのに私がやろうとすることはいつも競合が居ない。
それはきっと「たいして儲からないから」
だと思う。

もう一つは掲載に伴う費用を徴収する広告サイト。
これも競合が少ない情報サイトだ。無いことはないが、サイトの使い勝手、機能において完全に勝てると踏んでのスタートだ。
しかしながらデータベースを使い、広告主自ら情報を登録するシステムは自分で開発できなかった。
実現できるCMSはある。XOOPSだ。
でも勉強している暇は無い。近い機能を持ったサイトを買ってしまえばいいんだということで、大枚20万円でシステムを買い、サーバへの設置まで完了している。2010514000038
今は項目、メニュー、デザインを自分のサイト用に調整しているところだ。
完成してからの広告主を捜すのが大変な作業となるだろうが、そのベースは既に企業情報だけの無料掲載で全国を網羅しており、無料掲載している企業に機能開放版をアナウンスしてすすめようと考えている。
これも、これだけで喰っていく考えは無く、競合他社より断然安い金額でサービス提供をする予定だ。

焦って作らなくていいのだろうかといつも不安になる。
自分の場合、作ると決めると周りが見えなくなってくる。
それでカネにならないサイトを生み出してしまうのだ。
今作っているものはどうなるだろうか。
リリースしたらお知らせします。

追記:EC−CUBEではなくてXOOPSでしたね

マネタイズできるwebビジネスについて考えてみた

自分が考えるサービスはすべてwebで出来ることに絞っている。
だって簡単に始められるし初期費用が低く抑えられるから。

で、サービスをお金に換える方法、いわゆるマネタイズ方法がとても難しい。
何度もカネにならないことを始める前にだらだらと考え直してみた。


■webサービスでお金が入ってくる仕組みはだいたいこんなものかな

1.無料のサービスを立ち上げて人を集め、バナー広告等で広告主からお金を貰う。
診断サイトとか、無料ゲームとか、人が集まるブログなんかもそう

2.無料のサービスを立ち上げ、併せて有料機能を作り、利用者を煽って利益を得る。
mixiのxx牧場みたいなやつ。アイテム課金。ちょっと敷居が高い。

3.物をwebで販売し、利益を得る。
ネットショップ。仕入れでのため先行投資必要。

4.売りたい物がある人の代わりにwebで売って売上げの一部を貰う。
ドロップシッピングは売る物が既にあるのですぐ始められる。または委託販売、販売代理店かな。DMMやDLSiteもそう。

5.web上に売る場を作り、売りたい物がある人から「場代」として定額徴収する。
オークションサイトやレンタルショーケース。

6.有料のメールマガジンで購入者から利益を得る。
堀江さんじゃなけりゃ難しい。

7.自分の知識をwebで売る。
情報商材。株の指南サイトなんかもそう。有料メルマガの前段階かな。

8.ユーザー同士のコミュニケーションに課金。
出会い系が分かりやすい。mixi年賀状もその部類。

9.自分で作ったwebサービスをサンプルとして開発仕事の受託。
以前ならばcgi売り、今はオープンソースのカスタマイズ受託など。

まだありそうだけど、お金を落としてくれるのは「広告代理店」と「ベンダー」と「ユーザー」に分けられる。

■マネタイズし易いサービス?という切り口でいいのか

パワーのある人は「あ、これって面白そう」でサービスを作ってしまう。失敗したら次を作ればいいと考えて動くだろう。
思い立ったが吉日、速いモン勝ちのサービスリリースはそれはそれでアリなんだけど、あとからマネタイズに困ったりする場合も多い。
人が集まってしまえばそれをお金にする方法は色々考えられそうだけど……。

とはいえ、人がたくさん居るから広告収入が得られると思うのは甘く、広告主が存在する分野で人を集めておかないと苦労する。
そこまで考えてサービスの立ち上げをおこなうかというと、なかなかマッチしたものは作れないだろう。
ちなみに広告主が居る分野とは「英会話」「不動産」の実例を知っている。

私は広告収入に期待していない。
広告収入を一番の収入源にしてしまうのは個人のビジネスではなく、ただのお小遣い稼ぎだと思うから。

お金が入ってくる仕組みが最初から考えてあるサービスを始めることがモチベーションの維持にも繋がるし、やりがいもある。
4,5,7,8あたりが個人でも始められる収入アリモデルだろう。

■だれがお金を払うのかを考えておく

釣り券ドットコムの場合、売る場を作り、売れたら一部を貰う方式で仕入れも無く、サイトの公開までは早かった。
しかし売りたいという販売者が参入してくれなかった。
これは「こんな便利なサービスがあればみんな使うだろう」という思いこみがあった。
しかし、買いたいという要望は年々高まっているのに売りたいというニーズが全く無かったのだ。
商売相手がNPOに近い漁協という利益を求めない組織だったからだ。

自分が釣り人の立場なので売れると踏んだ仕組みだったが、立場を変えると不要なサービスだった。
一般的な商売と違う珍しい取引関係でもあり、他の人にこんな失敗は無いと思うが、お金を持ってくるのは誰か?を完全に理解しないとだめ。
釣りに関してやはり自分はそこまで理解できていなかった。中の人に匹敵する得意分野では無かったのだ。

お金になる情報や、商材とは、売り手と買い手がwebの世界に居て初めてお金に結びついてくる。
実店舗では売れてもwebになると売れない物、またはその反対のビジネスはある。
お金の流れがweb向きなのか、利用者がwebに存在するのかも調査が必要。

入金はサービスの対価と、商品の対価がある。
商品の購入者からお金を徴収することは、本業にした場合、最も不安定な事業だ。
客の数を永遠に安定させるのはとても難しい。
しかし、サービスの対価は定額制にすることが多々可能な分野だろう。その際の支払者はベンダー側となる。
世の中には多数の売りたいニーズがある。売るためのコストは上がる一方で薄まった客を集めるのは大変な苦労がある。
売りたくても売りづらい、売る場所がないものに注目し、ベンダーと付き合うビジネスを探そう。

■うちらが参入できて商売になるもの

買う人は少ないが、高額なマニア商品であり、売買ニーズが僅かながらもある。
そんな分野は週末起業的にねらい目ではある。
大きく儲けられないけど大手の参入から逃れることが出来、長く続けていればその道の第一人者になれるからだ。
以前書いたスノーグローブモンスターさんは物販だが、相変わらずの第一人者だと思う。

商売の権利を売りたいというニーズがある。
世の中の盛り上がりで権利を取得し、商売を始めたが失敗し権利を現金化したいという分野はある。
また、遅れて参入したいという脱サラ組もそんな権利取得に多大な費用を使っている。
売りたいニーズと安く立ち上げたいニーズを合わせたビジネスが益々増えてくるだろう。
飲食の居抜き物件をマッチングさせるwebサイトはまさにその一種。

たとえば居抜き物件のマッチングサイトを運営しつつ、飲食店の開業コンサルが出来ればいくらでも収入の糸口が広がるだろう。
広告の手配、内装の手配、手続きの手配、什器の手配、全てにマージンが発生する。

そんななかのスキマ産業狙いが相変わらずの王道なのだろうな。

■利用者である客からお金を取るにはどうしたらいいのか

売上げから経費を抜いて利益を確定させることが商売だとは思うが、web利用者がお金を払っても良いという分野はあらかた食い尽くされている。
不況の中でも客からお金を払わせることが出来るのは、継続するための費用で自動的に支払われるものだ。
継続するための費用は、浄水器のフィルター、ひげそりの洗浄液、インクリボン、電話料金などが考えられる。
電話料金に含めて携帯ゲームの月額使用料315円が引き落とされる仕組みなんて独占禁止法違反じゃないかと思うほど便利すぎる。

買い続けないと維持できないものを継続的に安く買えるなら利用する人も居るだろう。
一度申し込むと毎月商品が送られてきて自動引き落としで支払われるものは、ある年代からとても便利に感じてくる。

今やクレジットカード決済代行システムでの自動徴収機能はデフォなので自動引き落としで定期的に買えるものを研究するのも良いだろう。
これは自分でいつも何を定期的に購入しているのかを考えたい。

■まとめ

カネ払いの良いベンダーのニ2010514000027ーズに合ったwebビジネスを立ち上げる

zencartとpaypalあれば副業簡単

45a8b40e.jpgしばらく前からオープンソースのECサイト構築システム、zencartを使っている。
EC-CUBEやxoops、osCommerceも試したが、残念な点があり落としどころがzencartだった。

■副業に使えるzencartのメリット

・無料で使える
もちろんサーバは必要だが、PHPとMySQLが使えるサーバであれば大抵問題ない

・Paypalが使える
個人契約でハードルの高い決済ASPだが、Paypalは初期費用、月額費用が無い。
クレジットカードも使え、全世界対応。
ちなみにカード決済を実装すると、初期10万、月額1万ぐらいはかかる。

・デザインの自由度が高い
cssに詳しければなんでも出来そう。
自分は詳しくないが、テンプレートをDreamWeaverで直して使っている。
残念ながら安くて高機能なASP型ショッピングカートのカラーミーのようなデザイン変更システムは無い。

・多国語対応
日本の品物を海外に売る副業の足がかりになる。
いきなり英語ホームページを作っても、英語ブラウザでどのように見えるかかなり調べなくては制作できないはず。
zencartは国旗マークをクリックするだけでサイト全体がその国の言語になる。
(もちろんサイト内の英文は作る必要があるが、基本機能の「カートに入れる」などは英文が用意されている)

・ダウンロード販売対応
品物を仕入れて売るのは軽い副業には難しいが、ダウンロード販売は正に自動販売機。
間違っても情報商材なんぞ作ろうと思わないで欲しいけど。

・カスタマイズが安い
どうしても実装したい機能などはzencartカスタマイズを有料でおこなっている人がたくさん居るのですぐに見積もりが取れ、更に安い。
私はzencartコミュニティで良く発言されていたs-pageさんにお願いすることが多いです。


■デメリット 

・PHPのソースをいじることが多いので、しっかりしたエディタ作業、履歴管理が必要。
ファイルはUTF-8なので、エディタによっては文字コードを変えてしまい動作しなくなる。

・多機能すぎて困る。
その割に解説本が少ないのが難。


■zencartで何を売るか

副業でおこなうのであるから、ダウンロードで知識や経験を販売するのが一番簡単だ。
私が嫌いな情報商材と言うのは、良くあるTipsをネットで探してきて繋ぎ合わせた詐欺のようなものの事で、知識や経験を売るという考えであれば本の出版に近いと思っている。
堀江さんのブログがあんなに高いのも知識や経験を売っているからだ。
それをダウンロードで気軽にとなると、
・文章
・音声
・パワーポイント
・写真
・動画
等がある。
文章はテキストでもPDFでもいいだろう。パワーポイントであれば、オリジナルのテンプレートを売ってもいいだろう。
EXCELのマクロだって便利なものであれば売れる。
写真はホームページ素材として、動画でソフトウェアの使い方を教授しているものもある。
ドライプテクニックの動画だっていいだろう。
それらをzip圧縮して売ればいいのだ。

これから電子出版が盛んになるにつれ、Appleストアで売れない本が売り場を求めてウロウロするだろう。
その人たちに売り場を提供するのはどうだろう。

売り場を手にしたら脳をフル回転させ、実際に売ってみて欲しい。
だめなら次を作ればいいのだから
RSS
RSS
RSSでこのブログを購読
googleアクセス解析
  • ライブドアブログ