2006年07月

2006年07月28日

お師匠さん


今日はちょっとためていた長話を.

実はケンサキイカ釣りをはじめたのは大学2年生の頃.
かれこれ10年以上前になる.

その頃は,一回の釣行で100杯なんていうのは全く持ってざらであり,
20-30杯なんて言ったら恥ずかしくて家に帰れないほどであった.

しかし,いくらセンスのいいこの僕でも一人で行きはじめたわけではなく,
最初のお師匠さんがいた.

それがまさに10年来の付き合いになる「松の寿司」の大将である.
(あわび本舗の7/3のブログ参照)

大将との出会いは,先輩に「すごく安くてネタがでかくて美味しくてとにかくすごいおすし屋さんがあるから連れて行ってやる!」というのが始まり.

学生の頃はお金もないので回らないすし屋になんて行けなかったが,先輩のおごり
なら話は別である.半年ほど断食をして向かうことにした.

しかしながら残念なことに,釣具屋の息子は魚に対する舌が肥えているのである.
釣りになんて行かなくても釣りたての魚をお客さんが持ってきてくれるため,
魚を買って食べたことなんてなかった.
当然,中途半端な寿司ネタや,「お任せ」と言ったときに出される残りのもの
ネタなんぞは手もつけなかったクソガキであった.

そんなこんなで,正直大して期待していなかったのである.

それが・・・である.
信じられないほどのネタの大きさと,その値段.
どれくらい安いかというと,普通のOLさんが数人でやってきてワイワイやっても
全然財布に響かない程度である.
僕なんかはアルコールを一切飲まないため更に安くつく.
はっきり言ってパスタだのピザだのを注文しているのと全く変わらない金額である.

これは行かない手はないと,仕送りやバイト代が入ったときは必ず行くようになった.
そしてある程度顔見知りになったときに,ふと釣りの話しになった.

詳しくは覚えてないが,釣具屋の息子で学生ということもあり,すぐに誘われるようになった.
それが何釣りだったかは覚えてないが,色んな釣りに連れて行ってもらった.

その時々に見せられる技術は全て吸収するつもりで船に乗った.
僕は教えてくれとは一言も言わなかったし,こうしなさいとも言われなかった.
道具の選択もある程度は王道だが,ちょくちょくいじっていた.


そのほとんどはタイ釣りやイカ釣りなどであったが,その技術には本当に驚かされた.

例えばケンサキイカ釣り.一般的に石川県では一人数本の竿を出して釣りをする.
彼も同じスタイルだが,他の人より明らかに数を釣るしサイズもいい.


いつ行っても.


驚いたのはその手返しの良さである.
例えば3本の竿を事も無げに巧みに操るのは至難の業である.
僕なんかは2本で精一杯であった.
もちろん3本でもやっていたが,他の人には絶対に負けなかったが,
絶対に勝てなかった.

釣具屋の息子ということもあり,沢山の上手な釣り人を見てきたが,正直その辺の
プロなんて比べ物にならないほどであった.

ちなみに,プロの実力を知りたかったらプライベートを見ることである.
デカイ魚を釣っただの沢山釣ったなんてことはどうでもいい.
釣れるか釣れないかはそのときの海の状態にもよる.
要は,どれだけ安定した釣果を得ることが出来るかである.
そして一連の流れの滑らかさである.

スター性はまた別の話だが...

閑話休題

このとき僕は,「地方にもこんな豪傑がいるんだなー」と素直に思った.

それ以来,学校が休みなら一緒に行き,授業があれば結果を聞きに行った.
一緒に行った時は釣果を競ったりもした.
勝つこともあれば負けることもあった.

ある時期からイカ釣りに関してはほとんど負けなくなった.
彼は素直に「あんたには勝てん・・・.  イカ釣りは」と言うようになった.
「イカ釣りは」と付け足すところが彼らしいが(笑).

素直に嬉しかったが,僕も同じことを思った.

僕の場合,「○○釣りは」とは付かない.

そして,これは常々思うことなのだが,僕のような青二才が師匠より沢山釣ったことで師匠を超えたと思うのは大きな間違いである.

僕も正直そういった時期はあったが(勝って一喜,負けて一憂),最近では特にそれを強く思うようになった.
師匠はやはり師匠であり,僕をそこまで引き上げてくれたのは師匠だからである.

釣果では勝つことは出来ても釣りでは勝てないのである.
この差は絶対に埋まることがないものであり,埋めることも出来ないのである.



そんな師匠を持てた僕は「かなり」の幸せ者である.





dygdq628 at 22:27|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年07月27日

色んな釣りがありますね〜


いやー.タイカブラの勢いはすごいね.こっちで色んな船に乗ったけど,とりあえず
僕が乗った船の船長はみんなはまっている.

新しい釣りにはさほど積極的ではない地方だが,提供する側が根気良くやれば
みんな柔軟に対応するもんである.

ケンサキエギングはまだ広めている最中だけど,これからいろんな人が興味を
もってくれたらいいな〜.

まだまだマイナーなケンサキエギングだけど,色んな船に乗ってみんなに広めて
行くぞ



今週末は仕事
がんばるぞ〜



dygdq628 at 22:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年07月24日

服装は大切です


今日、仕事終わりに大変なことに気がついてしまった


社会の窓が開いている・・・・・







身だしなみはきちんとしましょう

dygdq628 at 21:28|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年07月23日

絶好釣〜〜


最悪の誕生日を迎えた翌日,リベンジに行ってきた.

初めて乗る船だったのだが,非常に親切な船長さんで心配いらないとのこと

がんばって行くぜ〜.
船長さんこんにちは〜〜

「先生 うわさは聞いてるよ

えっ 初めて会ったのに何で色々知ってんの
釣れなかったら・・・恥ずかしいな〜
まあ,楽しく釣りましょうよ

で,出船


あ,ちなみに最初に言っておくけど,写真なしね
なんでかって?そんなことしてる場合じゃないから
釣りたいオーラ爆発中なもんで
釣りに集中している時は,絶対に写真なんて撮らないの
多分みんなも分かると思うけど,リズムが崩れるから



で続きね.PM5時30分に開始.みんなが用意している間にいきなりバットサイズゲット

かーっ 気分最高ー

で,その後は風が止まったり潮が止まったりしたものの,バットサイズばかりを
多数揃え,全体的な数は大した事ないものの,かなり満足の行く結果となった.

いやー,30代の船出は悪かったのか良かったのか・・・

結構沢山のお祝いの言葉?皮肉?を頂いたが,分かったことは,30代も釣りが人生の全てになりそうという事である

これからも,楽しい魚や人と出会いたいな〜


PS.今月発売したSALT WORLDに佐々木さんとのタイカブラの記事が載ってるんで
見てやって頂戴

相変わらずいい男なんで




dygdq628 at 23:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年07月22日

とうとう・・・


とうとう・・・

とうとうなってしまった・・・

「30」

昨日は誕生日

いよいよおっさんの仲間入りである


釣りに出掛けて何年ぶりかにゲロ吐いて帰ってきた・・・

うーむ・・・30代の前途は多難だ



dygdq628 at 09:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年07月19日

ケンサキエギング

それではケンサキエギングの簡単なタックル説明を

実は,まだ色々と模索中でどれがいいのかはっきりしないのが現状なのだ

まあ,ある程度は絞れてきているのだが,いかんせん専用タックルがないため
気になったものは全て試している状態

その中で,誰が使ってもある程度は問題ないベーシックなタックルを


まずロッド,スピニングとベイトの2種類を使い分けている

これは誘いによって差が出るためね

細かいことはさておきまずはスピニングから

現在使っているのはブリーデンYS70
これは元々ケンサキ用に開発されたものであり,先調子に仕上がっている

本来僕はボートのアオリイカエギングに使用しているが,この時期になると
ケンサキ用に戻る
最もお気に入りのロッド

次いでベイト
こちらは,現在ブリーデンのロッドをテスト中であるため詳細は書けないが,
アタリを逃さない,超高感度ロッドを開発中
史上初,ケンサキ専用ロッドが出来上がる予定
期待してね

次いでリール
これはスピニングはシマノ2500番

ベイトは塩水に耐えられるならバス用のリールでOK

ちなみに僕はシマノカルカッタ200,アンタレスなど


次はライン
投げ用のラインPE0.8号
これは25m毎に色が変わるため,ある程度の水深と棚が分かるから
そして,他の釣りにも使えるから


ここからは仕掛けね

まず中オモリを使用
水深と潮にもよるけど,10-15号があれば大体ことは足りる
色々各メーカーから出ているので好きなものを使って欲しい
個人的にはコモジグのイチャシンカーを使っている


リーダーはフロロの16ポンド(4号)を約1ヒロ
僕はバリバスを使用


大事なエギなんだけど,
僕はブリーデンエギマル2.5寸と3寸を使用
カラーはお好きなように
その他,色々使うんだけどこっちはまだ内緒

ちなみに,イカジグも使用します
これはコモジグから出ているイカジグを使用
また,このブログでも紹介した開発中のイカジグもあり
もうちょっとしたらこのブログで紹介できるかも

そして,必ず行なうチューンがアワビシール
必ず全てのエギ,ジグに貼って使います
付け忘れたらその日は使用しない
っていうか釣れる気がしない・・・
まあ,病気だね



以上,簡単なタックル説明ね(かなり簡単だったな〜)

これらのタックルを使って釣るんだけど,釣り方は簡単.
底を取って3-5回リールを巻きながらしゃくる.
そして,エギが潮になじんでいるのを感じてアタリを待つ

アタリがなければさらにシャクってアタリを待つ・・・

基本的にはこの繰り返しね

ちなみにスピニングはハイピッチ用,ベイトはスローピッチ用と使い分け

その日の活性によって使い分けます

かなーり簡単だけど一通りの釣り方ね




ちなみに・・・
ここでは書けない色んな釣り方や,タックルもあるわけで・・・

ここに書いたのはあくまでも入門編と言うことでよろしく




dygdq628 at 01:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年07月17日

だから言わんこっちゃない!!


ミッシェルウィーが「熱中症」になった

若干16歳の小娘と侮るなかれと言いたい所だったが、やはり成長途中の女の子なのね

でもね、今月号のSWで僕がしっかりと解説していたのになんと言うことだ!!と言いたいわけ

彼女はしっかりイカ先生の欄を読んでなかったんじゃないの?と。


しかも、夏になりきらないこの時期が一番危険ですよと言ったばかりなのに



僕の言った通りになったじゃない 全くあの子は・・・





イカ先生の記事は、細木○子の「それ」より当たるんじゃない??




まあ、ウィーはハワイ住まいだから本が届くのに時間がかかるんだろうけど

今頃イカ先生の記事を読みながら「オーマイスパゲッティー」とでも言ってるだろうね。


と言うことで皆さん、

「熱中症」には気をつけましょう

そして、読んだ感想を教えてください


と言っても、褒め言葉以外はそんなにいりませんので、

「イカ先生持ち上げ選手権決勝」ばりに褒めてください。





dygdq628 at 11:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年07月16日

エギング最強!!


またまた行ってきちゃった.ケンサキイカ

最初にね,自慢しちゃうよ今日は
先生自慢しちゃうよ
自慢話が嫌いな人は,このまま閉じちゃってね
読んだ後に,「何自慢してんの?」とか突っ込んじゃダメよ
では


前日までの状況は全くダメ!

多い人で10パイ程度 少なければクーラー空っぽなんてこともあり.

なので船長の提案もあり,予定していた出航をキャンセルしたんだけど,やっぱりどうしても行きたかったので,
急遽他の乗合船に問い合わせし,無理に乗せてもらちゃったわけ


8人での乗り合いだったのでかなりキツキツ

当たり前の如くエギングは僕のみ

みんな,僕のタックルに興味津々丸 

しまいには・・・

「アオリイカ釣るんですか?」などと,皮肉たっぷりで言われる始末

まあ,見てなさい 帰る頃には分かるから

で,ポイント到着.釣り始めてすぐに隣の人にヒット
胴長20cm弱のかわいいサイズ

続いてさらに隣の人にヒット
こっちも同じサイズ

この時点で僕に対するみんなの目線はさらに厳しいものに

そんなんじゃ釣れないって って?

大丈夫だって心配しなくても釣るから

で,ここで熱くならないのが重要ね.最初は活性の高いイカを狙おうと,スピニングで開始していたの.ついでにイカジグも
この時点ではアタリなし

一方,スッテはゆっくりアクションなので,これはと思いすぐさまベイトに交換

案の定すぐにヒット

しかもかなりの締め込み

なんと,一発目がバットサイズ さいこぅ〜

そして,ここからが怒涛のラッシュ

周りが唖然としている中,着々と釣り上げる,釣り上げる・・・.

途中,夕飯のおにぎりを食べたり,パターンの確認のため,スピニングに交換
してみたり,ジグに変えてみたりと,改めてスローパターンが強いことを確認.


終わってみれば,僕一人で残り7人の3/4程度の釣果

僕以外では11杯が最高 最低は2杯

と言う事は・・・

周りが釣れてないわけじゃない.前日までと状況が変わったわけじゃないのね

前日までと同じなわけ.


つまり,,,何が言いたかったかというと,僕の釣果の自慢なんて言うチンケなものではなく,エギングの強さを証明できたわけ.

おそらく,ここに僕がいなければ「やっぱり今日もダメだったね〜」で終わったでしょう


僕が10杯,スッテが8杯とかで釣れた釣れないを言うつもりは毛頭アリマセンが,ここまで明らかな釣果の差が出るとね.

実は,金沢ではエギングスタイルでやる人は「0」.全くの「ゼロ」.

その中で,スッテに負けたことは1度もなし.今回だけじゃないのよ.

つまり,これまではイカがいなかったんじゃなくて,釣る術を知らなかったんだよね

だから本当は,僕じゃなくても良かったわけ
この日もエギングで8人いれば100パイ以上は大して難しいもんじゃなかったと思う


昔みいたいに一人で100杯,200杯釣れた時代ならまだしも,最近は1杯が大事な時代だから,
これからは1杯を大事に釣るエギングスタイルが流行ったらいいな〜


と思いながら布団に入ったのであった

PS.
また,改めてそのメソッドを解説するね  


希望があれば・・・


dygdq628 at 10:57|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2006年07月14日

SW8月号!


SW8月号発売です

SW8月号














今月号で無事、1周年を迎えることが出来ました

いやー、早いですね

なかなか仕事の都合と釣り?の都合を考えると隔月号が精一杯なんですが、

なんとかここまでやってこれました。

記事の内容を考えるのも意外と難しく、一般の人にもわかる言葉で説明するのも

結構骨が折れました。

拙い文章と、少ない知識で書いているもので、なにぶん読みにくいかもしれませんが、

今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします


ちょっとまじめなイカ先生でした




dygdq628 at 12:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2006年07月12日

戦争と整形外科?


さすがに外交下手な日本だけあって,ななかなか思惑通りとは行かないようである.

まあ,いつものことではあるが・・・

このままお茶を濁して終わるのが一番なのかね

戦争だけは止めてくれたらいいんだけど

ところで,戦争と整形外科って?



ここからはちょっとまじめな話.

みんなも知っての通り,戦争では骨折なんて当たり前.足や腕がなくなることなんて

勲章みたいなもんだったのだと思う.そこには野戦病院しかなく,応急処置しか出来なかった.

そしてそこで行なわれた治療は決して満足のいくものではなかったが,次々と押し寄せてくる敵軍に対抗するには痛いかゆいは言ってられなかった.


これらの治療は戦争が終わった後に病院を受診する患者たちによって検証されることとなった.

まともに治った者などほとんどいなかったのである.多少変形していようが生きていられただけでも運が良かったと思わなければいけなかったのである.

そして分かったことは・・・

人間の持つ治癒能力とその限界.

つまり,これくらいの怪我なら大丈夫.これ以上は手を加えなければ治らないと言った判断が,なんと戦争によって検証されたのである.

これは全くもって皮肉としか言いようがないが,紛れもない事実である.

我々の学問(整形外科)は戦争と共に進化してきたのである.医学の暗い側面でもあり新たな光でもあったのである.当時の諸先生方は頭を痛め苦悩したことと思う.


現代の医学はまだまだ進化の途中である.しかし,もはや戦争から学ぶことは「ない」

これ以上戦争はして欲しくないもんである.




dygdq628 at 23:10|PermalinkComments(3)TrackBack(0)