今回は、QRコードの中に文字を入れることができました。もちろん、この2次元バーコードは読み取り可能です。

QR-Q
QR-R
QR-KO
QR---
QR-DO

この2次元バーコードの作り方を紹介します。
今回も、「多機能QR」を使います。
http://www.tech-jp.com/MultiFunctionQR/

まずはじめに、Windows付属のペイントなどで文字をビットマップで作成します。作成するときのコツは、文字も背景も濃いめの色で塗りつぶすことです。今回は、文字は赤色で、背景は青色で塗りつぶしました。あまり薄い色で塗つぶすと、QRコードが読みにくくなるようです。

山

次に、「多機能QR」を起動して、以下のように設定します。

Picture1

ここで、前景イメージファイルと背景イメージファイルには、先ほど作ったビットマップの文字のイメージを指定します。これだけで「山」の字のQRコードができました。とても簡単です。
QRCode-160
でも、ちょっと読みにくい場合があるので、背景イメージファイルの透明度を160から180に設定変更します。
QRCode-180
これで、背景が薄くなったので読みやすくなりました。さらに、背景イメージファイルの透明度を180から200に設定変更します。

QRCode-200
いっそう背景が薄くなったので、さらにQRコードが読みやすくなりました。
しかし、あまり背景を薄くすると、デコボコが目立ちます。
そこで、下記のように設定します。

Picture2

上記のように型番を10前後に設定すると、デコボコが目立たなくなります。また、背景イメージファイルの透明度が160のままでも、QRコードがとても読みやすくなります。下記のファイルが最終の完成した2次元バーコードです。

QRyama

ですから、「多機能QR」で文字入りのQRコードを作る時は、型番を10前後に設定し、背景イメージファイルの透明度が160のままが最適と思います。
「山」を作ったので、「川」と「海」も作りました。

QRkawa
QRumi

この調子なら、QRコードに絵を書くことも出来そうです。
うまく出来たら報告します。


【使用したQRコード作成ツール(下記のどれでも作成できます)】

多機能QR

ColorfulQRCodeMaker

WebQRCode(Silverlight版)