武田薬品工業と子会社の米ミレニアム社、米シアトルジェネティクス社は4月8日、リンパ腫治療薬SGN-35について、自己幹細胞移植後に残存するホジキンリンパ腫によって再発リスクの高い患者を対象に海外フェーズ3試験(AETHERA試験)を開始したと発表した。日本での開発については未定。

 SGN-35は、シアトルジェネティクス社の特許技術を使った抗体-薬物複合体(細胞を死滅させる薬剤を正確にがん細胞に運ぶモノクローナル抗体の結合物)。悪性のホジキンリンパ腫細胞に発現するCD30抗原を標的とする。

 現在評価中のフェーズ2試験の結果を基に、再発・難治性のホジキンリンパ腫を適応症として、欧米で「迅速/条件付き承認」取得を目指している。販売許可申請は、2011年前半を予定。AETHERA試験は「正式承認」に向けて、このフェーズ2試験を補完する位置付けとなっている。

 ミレニアム社は昨年12月、シアトルジェネティクス社とSGN-35の共同事業化契約を締結した。これにより、武田グループは米国とカナダを除く全世界の独占販売権を取得するとともに、海外での開発費用の半分を負担している。


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