みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

Vivid Creations代表の齋藤です。


今日は『出展成果のご報告』という形で、「海外進出」についてかなり刺激的な気づきを得たプロジェクトをご紹介できればと思います。

今回ご紹介するのは、「Singapore Coffee Festival 2017」。

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このイベントは、シンガポール最大手の出版社であるSingapore Press Holdings(以下、SPH)により開催されている、コーヒーと食の祭典です。


昨年度は、「日本のコーヒーをシンガポールに届けたい!」という私個人の熱いラブコールにお付き合いいただいて、「Tokyo Coffee Festival」の主催者:Good Coffeeさんご協力の下、選りすぐりの日本のコーヒーをPRするブースを招致しました。



今年度は、主催のSPHから直々に、「コーヒーに限らず、食品やお酒、雑貨などを含む『良質な日本の商品』を誘致してくれないか」とのご相談が…。。。


ならば!と検討を重ね、今年度は海外マーケットに販路開拓を考える企業4社(下記)にご参加いただいて、梅酒をはじめとした果実酒や、コーヒードリッパー、コーヒー豆、フレーバーティー、フラワーキャンディー、日本茶などを出品いただきました。

【 出展社のご紹介 】

・梅酒屋:http://umeshuya.com/

・SWATi:https://swati.co.jp/flavorjuice

・Groundstar plus : http://www.groundstarplus.com/

・X Coffee:https://www.facebook.com/xcoffee.jpstore/

・マルモ森商店:http://www.ochanet.com/


弊社も、昨年度よりもさらにパワーアップして、ジャパンパビリオンの出展運営を一括して担当させていただきました。
初日に開催されたプレス関係・B to B関係のビジネスデーでは、商談にかかるサポート業務なども行い、その後の海外展開のご支援を継続的に実施させていただいています。

 ‐ 日本から海外展開を考える出展企業のとりまとめ
 ‐ 現地のメディア向けマーケティング
 ‐ ブースのデザイン及び制作
 ‐ 物流サポート
 ‐ 当日の運営


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結果は、想像以上にシンガポール現地の来場者の反応が良かったこと、手ごたえのある売上や新たな発見が多く、出展されたみなさまにとっても弊社にとっても、大変有意義な機会となりました!


いくつかのポイントに絞って、出展成果のご報告をみなさまにお届けいたします。




ジャパンパビリオン全体の売り上げは400万円を達成!売り切れ商品も続出


一般来場者向けの販売が行われた3日間で、ジャパンパビリオン全体の売り上げが、400万円を達成しました。

また、シンガポール初登場のクリームマフィンの販売は、約4,000個を記録。

19種類の果実酒を販売していた梅酒屋さんは、ケース買いする人も続出し、2日目終了時にほぼ全ての商品が完売していました。

また、購入者の8割が女性で、「このイベント以外どこで買えるのか」と、ほとんどの確率で聞かれました。



メディア主催のイベントとあって、新聞をはじめ事前のメディア露出が格段に多かったことも影響していたかと思いますが、それにしても物凄い勢いを感じました…。


コーヒーフェスティバルと言われている中、他ブースの商品がコーヒー関連のものが多かったことも影響していたかと。
オンラインメディアでは、「コーヒー以外に楽しめる商品10選」としてジャパンパビリオンの商品が多数掲載されました。

多くの来場者と出展社が結ばれ、成果として数字に現れたことは非常にうれしいことでした!

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シンガポール人は「柚子」が大好き


梅酒をメインに柚子酒やヨーグルト風味の梅酒、ライチ酒など19種類のお酒を取り揃えた梅酒バーですが、実は大人気だったのが「柚子酒」!


様々な柚子製品を買ったことがある方も多く、柚子の酸味と香りが好きだという方が多いようでした。一方、酸味が苦手な方が多く、酸味の強い梅酒が不人気でした。

国の食文化などによって日本とは違う消費者の嗜好、商品に対する評価をしっかりと理解し分析することは大事ですね。

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デモンストレーション・試飲・的確なコミュニケーションは購買に結び付く


デモンストレーション、試食などが決め手となって購入に至るケースが非常に多かったです。

果実酒は特に、試飲をきっかけとする購買率がとても高く、販売側も売り切れるとは思っていなかったようで…嬉しい悲鳴でした。


女性客に大人気だったフレーバーティーも、試飲をした
ほとんどの方に購入していただけました。


ただし、試飲だけではなく、それを通じてうまれるお客様とのコミュニケーションも肝心で、「フレーバーティーは何とミックスすると美味しいか」、「果実酒はどんな食べ物と合うのか」などの"その商品をどう楽しむか"という質問が多かったのも印象的で、「現地の生活者視点をもって、商品の魅力を的確に伝えること」の大切さを改めて感じました。

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商品のローカライズは諸刃の剣?現地のニーズを考えましょう


今回出展販売したフレーバーティーは、単にそのまま試飲してもらうのではなく、現地のシンガポール人が普段から口にしているマンゴジュースなどを足して試飲してもらうと好評でした。


しかしながら、クリームマフィンは、現地の生活者が親んでいる「カヤジャム味」などのローカライズした商品を出品したにもかかわらず、現地で人気を得ていたのは「抹茶味」!


現地を意識しすぎてしまうと、消費者が求めている「日本らしさ」や、商品の人気、日本ブランドへの信頼性などのニーズがくみ取りにくくなってしまいます。


ローカライズが必須というでもなく、またそのままの形で商品を紹介すればいいというものでもなく、「消費者のニーズが何か」をじっくりみつめるところから、販売する自社の商品を検討することが大切だと、改めて実感しました。


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このほかにも、本プロジェクトを通じてたくさんの方々と意見交換を行い、今後さらにパワーアップできる可能性をお互いに感じました。


現在も今後の展開に向けて本格的に動き出しはじめ、まだまだ続く!といった状況です。


そこで次回は、そんな今後についてのことも少しご紹介できたらと思います。


是非おたのしみに〜!