みなさん、こんにちは!
Vivid Creationsの小野です。

弊社が今年から新しく、シンガポールにて共同主催する、
医療・ヘルスケアのシンポジウム・展示会、JSIP 2018のお知らせです。

Japan Singapore Inter-Professional Collaboration(JSIP)
シンガポールの医療業界関係者向け シンポジウム・展示会


ご紹介するイベントは、開催5回目となる「Japan Singapore Inter-professional Collaboration(以下、JSIP)」。

元々、日本の医療、特に介護領域における文献が英語であまり書かれていないということで、現地の医師たちからの要望できっかけで生まれた、日本とシンガポール両国における、医療・介護分野の学びあいの機会である本イベント。

年を重ねるにつれて、テーマが変わりながらも、参加者の人数はますます増加し、両国の医療・介護分野の発展に寄与できる学びの場として、着実に成長してきています。

昨年末、「日本の医療・介護の知識やサービスで現地の医療サービスの向上に貢献したい」

という熱い思いを持った、JSIP発起人かつシンガポールの現役日本人医師の佐藤先生と話す中、

「創造的な対話で本質を理解し、多様性をつなぎ、Vividな未来をつくる」

ことを理念とする弊社としても、JSIPは両国、また世界の医療の向上に貢献できる
貴重な場だと感じ、共に運営していくパートナーとして参画させていただくことを決めました。


今年のテーマは「プライマリケア・コミュニティーケア領域におけるヘルステック」

例年通り、日本・シンガポール、また今年からはコミュニティーケア先進国である、フィンランドの政府・医療業界関係者がスピーカーとして登壇し、それぞれの国・団体で取り組んでいる「IT X 医療サービス」を、現地医療従事者に紹介するシンポジウムが開催。

またシンポジウムとあわせて、来場する現地医療従事者や病院マネジメント層に商品・サービスに触れて頂く機会として、医療・介護サービス分野の展示ブースも例年通り設置いたします(ヘルステック以外の医療・ヘルスケア領域のサービス、商品展示も可能)。

代理店が多く訪れる従来の医療機器展示会とは異なり、500名以上の現地医療従事者や病院マネジメント層と触れ合い、交流できる機会は少ないため、業界内においても大変貴重な場になっております。

キャプチャ

今回のJSIPは、プライマリ・ケアと介護分野に関わる日本の先進的なITテクノロジーサービスを持ち、アジアで展開したいと考えている医療系メーカー・サービス提供者にとって、現地の医療従事者と直接出会える有意義な場となるでしょう。また、シンガポールやASEAN諸国の医療業界の技術・サービス向上に貢献する場にもなります。

この場を通じて、より多くの医療・介護・ヘルスケア企業の皆様と現地医療従事者、医療系企業のマネジメントの皆さま、ビジネスパートナーとの出会いの場、学びあいの場となり、シンガポール、日本、フィンランドそれぞれの国の医療技術・サービスの発展に貢献できればと考えております。

本件についてのお問い合わせは、下記の連絡先までご一報ください。

Vivid Creations Pte Ltd
(ヴィヴィッドクリエーションズ・シンガポール現地法人)
Tel:+ 65-6522-0527
担当:小野・宮川・齋藤


【ご案内】:第5回JSIP 詳細
(以下と同内容が弊社Webサイトにも掲載されています。※変更あり次第、随時更新予定)

概要

■  名称:
The 5th Japan Singapore lnter-Professional Collaboration (JSIP) Symposium

■  会期:
2018年10月20日(土) 午前8:00〜午後6:30
* 9月22日から変更になりました

■  会場:
The Academia, Singapore General Hospital

■  入場料:無料
(要登録:原則として現地医療従事者のみ参加可能)

■  出展内容:医療・介護に関する機器・サービス
■  出展規模: 20社(企業・団体)
■  来場者数: 500名以上(予定)

■  来場対象:
医師・ナース・セラピスト・栄養士・薬剤師・病院経営者・医療コンサルタント
介護医療関係者・政府機関・IT医療従事者・関係者・大学教授 等

■  特別企画:
  1. シンガポールの最新医療施設の視察ツアー
  2. 出展者によるワークショップ
  3. ビジネスマッチング(希望者)
■  主催: JSIP事務局、Vivid Creations
■  後援: 在シンガポール日本国大使館、在シンガポールフィンランド大使館
SingHealth Community Hospitals、日本貿易振興機構 シンガポール事務所
シンガポール日本商工会議所

■   主賓:Dr Lam Pin Min(シンガポール健康省・交通省 国務大臣)
■   貴賓:篠田 研次 大使(駐シンガポール日本国大使)
Paula Parviainen 大使(駐シンガポールフィンランド大使)

スピーカー紹介

【キーノートスピーカー】

Minna Pikkarainen
(フィンランド大使館イノベーション・トレードアシスタントカウンセラー)

ヘルシンキ工科工科大学(現アールト大学)技術物理学、医療技術及び生物物理学を専攻。カリフォルニア大学ロサンゼルス校ビジネス研究賞・ヘルシンキ大学人材管理賞を受賞。フィンランド大使館では知識交換、研究、革新、ビジネス、投資等のイノベーションシステムをシンガポールとASEAN地域普及に努めている。シンガポールでの活動に先立ち、ベトナムのスタートアップエコシステムの開発支援、フィンランド資金調達庁としてニューデリー及びシリコンバレーにフィンランド革新プロジェクトを伝達した。政府職以前はフィンランドの多国籍企業Instrumentarium(現GE Healthcare)のDatex-Ohmedaにて医療機器およびITソリューションを世界中に販売し、またRemtec Systems Ltd.の起業家としてデジタルソリューションを開発した。

佐原康之 氏
(厚生労働省 大臣官房審議官)

金沢大学医学部、ハーバード大学公衆衛生学部卒業。神奈川児童医療センターで小児科医として、その後医療士として医学部に入学。研究開発部長、高齢者保健部、保健科学部長など、各省庁内で様々な職に就いたほか、WHO本部で非伝染病相談員を務めた。 現在は科学技術革新に関する厚生労働省の政策を監督している。

Andy Ta Wee An
(シンガポール保健省 分析部署長&Integrated Health Information Systems取締役)

Health Insghtsのディレクターとして、システム全体及び組織レベルで医療分析機能と治療プログラムのビジョンを計画・実行した。また公衆衛生分野において、株主を多数集め、データアナリティクスを通じたデータサイエンスコミュニティーを構築し、医療サービス・患者ケア・健康管理の革新的アプローチをもたらした。高度なビッグデータ分析をもちいた政策立案者・管理者支援にも携わる。MOHH入社以前は、United overseas Bank(UOB),Accentureにて主要プロジェクトを指揮。またシンガポールコンピューターサイエンスのビジネスアナリスティック部門執行委員を兼任し、データサイエンスやビジネスアナリスティックコミュニティーにも積極的にも参加、様々なイベントや研究機関、第三機関で講演を行っている。

【スピーカー】

Assoc Prof Lee Kheng Hock
(フィンランドVTT技術研究センター、Oulu大学医学部及び同大学ビジネススクール、Martti Ahtisaari Instituteの共同健康保健教授)

彼女は、イノベーションマネジメント、サービスネットワーク、ビジネスモデル構築、ソフトウェアエンジニアリング等、多岐にわたる研究分野を健康・医療領域として共同創造している。アイルランドのソフトウェア工学研究センターSirris及び、欧州のイノベーション誌Mines TelecomParis、EITのLeroの研究員として、テクノロジーネットワークを構築。ビジネス開発者としては、医療機関に焦点をあてアジャイル開発、ソフトウェア革新、変動的マネジメントに大きな影響を与えてきた。

佐々木淳 医師
(医療法人社団 悠翔会理事長・診療部長)

1998年筑波大学卒業後、三井記念病院に勤務。2003年東京大学大学院医学系研究科博士課程入学。東京大学医学部附属病院消化器内科、医療法人社団 哲仁会 井口病院 副院長、金町中央透析センター長等を経て、2006年MRCビルクリニックを設立。2008年に医療法人社団 悠翔会 理事長に就任し、24時間対応の在宅総合診療を展開している。

Dr Minna Pikkarainen
(フィンランドVTT技術研究センター、Oulu大学医学部及び同大学ビジネススクール、Martti Ahtisaari Institute共同健康保健教授) 
患者治療ケアモデルの最適化をはかり、患者が多様な診療科をスムーズに受診できるシステム構築に尽力。またプライマリケア・コミュニティーケア両分野の豊富な経験と知識を持ち、継続ケア医療システムの深い理解を持っているため、新しく設立されたSCHを教育ディレクターとして支援し、中・長期ケア分野の訓練拠点となる目標を達成、研修生の安定したパイプラインの確保を図っている。また、地域病院の機能を備えた老人ホームから本格的なコミュニティへのBright Vision Hospitalの変革に貢献し、メディカルディレクターとして質の高い臨床活動に従事した。

杉本真樹 先生
(HoloEyes株式会社取締役兼COO)

東京大学先端科学技術研究センター客員研究員
帝京大学医学部卒業、国立病院機構東京医療センター、米国カリフォルニア州退役軍人パ ロアルト病院客員フェロー、神戸大学大学院医学研究科消化器内科客員准教授、国際医 療福祉大学院准教授を経て現職。医療・工学分野において数多くの特許と学会賞を取得。 世界で最も使用されている医療用画像解析アプリケーションOsirixの公式アンバサダー。2014年にはAppleが選ぶ世界を変え続けるイノベーターに選出。日本各地のTEDxにてス ピーカー及びTED翻訳者としても活躍。日本外科学会専門医・認定登録医、日本消化器内 視鏡学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定取得者。帝京大学医学部医療情報シ ステム研究センター客員教授。崇城大学客員教授。
千葉大学フロンティア医工学センター特別研究准教授。

結城明姫 氏
(オリィ研究所創業者)

国際基督教大学を2013年に卒業、UCL(University College London) Innovation Management Major交換留学生。ロボットOriHimeを開発し、ALS等難病患者に対し、視力入力を使った意思伝達装置を提供している。「距離や身体的問題を克服し、あいたい人に会え、行きたいところに行ける未来」の創造に尽力している。

佐藤健一 医師
(日本プライマリ ・ケア連合学会代議員、認定専門医、指導医)

札幌医科大学を1997年に卒業、北海道家庭医療学センターで初期研修と後期研修を終了。その後、沖縄や大阪で高齢者医療やリハビリ医療の経験を経て、現在シンガポールで日本人向けのクリニックにて勤務。JSIP発起人として、日本で培った高齢者医療介護の知識を元に、シンガポールのPublicの医療・介護関係者との交流を深め知識の普及に尽力している。


昨年の実績
■開催日時: 2017年 7月1日
■会場:The Academia, Singapore General Hospital

■参加者: 450名
(シンガポールの医療従事者、医師・看護師・理学作業療法士、日星政府関係者 等)

■出展社: 22社
(コマニー、ヤクルト、サイバーダイン、テルモ、スミロン、パラマウントベッド 等)


※再掲示※ お問い合わせは、下記の連絡先までご一報ください。
Vivid Creations Pte Ltd
(ヴィヴィッドクリエーションズ・シンガポール現地法人)
Tel:+ 65-6522-0527
担当:小野・宮川・齋藤
ご出展に関してのお問合せ、またメディア等の
お問合せに関して、上記の宛先までお願いいたします。

皆様と当日お会いできるのを事務局一同、心より楽しみにしております!
引き続きよろしくお願いいたします。