現在働いている「団塊の世代」の約7割は経済的な理由―。団塊の世代を対象に「高齢・障害者雇用支援機構」が実施した「団塊世代の就業と生活に関する意識調査2009」で、こんな結果が明らかになった。さらに、働いている人に対して今後も働きたいかをどうかを尋ねたところ、「働きたくないが働かざるを得ない」との答えが22.5%に上った。

【企業等勤務者の働く理由詳細】


 調査は昨年8月7-18日にインターネット上で実施。1947-49年に生まれた団塊の世代の男女2087人(男性1736人、女性351人。このうち1323人は08年の調査回答者)から回答を得た。

 現在の就業状況を見ると、企業などで働いていると答えた人は69.1%で、前回の78.4%から9.3ポイント減少した。一方、働いていないと答えた人は29.3%で、8.7ポイント増えた。同機構の担当者は、「前回に比べて回答者の年齢層が上がったことが主な要因ではないか」と分析する半面、「労働環境の悪化も一つの理由としては考えられる」としている。

 現在働いている人に理由(複数回答)を尋ねたところ、「現在・将来の生活のため」という経済的理由が69.1%で最も多かった=グラフ=。次いで「自分の経験や能力を発揮できるから」32.3%、「健康のため」27.5%、「社会とのつながりを維持したいから」27.3%などと続いた。経済的理由の内訳(同)では、「生活水準を維持するため」77.8%、「老後の生活に備えて」59.1%などが多かった。

 また、現在働いている人に対して今後の就業希望を尋ねたところ、「働きたい」が35.4%で最も多かった。一方で、「働きたくないが働かざるを得ない」との回答も22.5%あり、同機構の担当者は「生活を維持しないといけないという経済的な理由が大きいとみられる」と話している。


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