東京都八王子市の東海大八王子病院で今年3月、心臓の手術を受けた60歳代の女性が、人工心肺装置に空気が混入し2日後に死亡していたことが22日、分かった。警視庁捜査1課は、業務上過失致死容疑で捜査している。

 同病院によると、女性は3月18日に動脈瘤(りゅう)の手術を受けた際、医師が人工心肺装置を稼働させたところ、血液を送り込むチューブに空気が混入していることに気付いた。医師は手術を中断したが、女性は同月20日に死亡した。同病院は、女性の死因と空気混入との因果関係は分からないとしている。

 同病院は、医療事故として東京都と警視庁に届け出たうえで、院内に事故調査委員会を設置。4月22日現在、人工心肺装置の使用と心臓外科手術を中止しているという。

 同病院は「人為的な機械の操作ミスか、機械自体の異常かはまだ分からない」としており、9月までに原因を究明する方針という。

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