09年8月の衆院選愛知8区で落選した自民党の伊藤忠彦氏派運動員による公職選挙法違反事件で、同法違反(供応買収など)の罪に問われた愛知県美浜町議、中村清蔵被告(64)に対し、名古屋地裁の堀内満裁判官は10日、「選挙の公明、適正を害した責任は大きい。反省もうかがえない」として、求刑通り罰金20万円を言い渡した。中村被告は名古屋高裁に即日控訴した。

 判決によると、中村被告は、公示前の同年7月18日夕、町内のうなぎ料理店で、知人の男性4人に伊藤氏への投票や票の取りまとめを依頼、見返りに1人1880円相当の食事で接待した。

 中村被告は公判で「食事は(伊藤氏陣営の)決起大会参加へのお礼だった」と否認。捜査段階で買収を認めた男性4人も、法廷では中村被告と同様の証言をした。だが堀内裁判官は「中村被告は供述が一貫していない。自らの刑事責任に直結する事項について記憶と異なる内容が調書に記載されたとする4人の説明も不自然で、説得力に欠ける」と指摘した。【秋山信一】

【関連ニュース】
北教組事件:小林氏続投 地元民主に賛否
北教組事件:幹部ら2人起訴 小林議員、離党・辞職を否定
行政ファイル:廿日市市前副議長が辞職 /広島
廿日市副議長の公選法違反:上告棄却 今津市議、失職へ /広島
あしたをひらく女性の会:政治に参加20年、川西で記念集会 /兵庫

<女性遺体>「物置に置いた」元夫が供述 静岡・御殿場(毎日新聞)
こち亀「両さん像」壊した男、器物損壊容疑で書類送検(産経新聞)
ポニーの馬車でコトコト 板橋区で親子連れ満喫(産経新聞)
寝ころんで見ちゃダメ…3Dテレビ視聴“ルール”(産経新聞)
親子3人はねられ死亡 パンク修理中、トラック突入 中央道(産経新聞)